goo blog サービス終了のお知らせ 

前を向いて歩こう

 何歳になっても、前を向いて歩いていきたいものだと思います。
 

ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代  ダニエル・ピンク著  大前研一訳

2012年01月16日 10時14分01秒 | 
ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代



   右脳の重要性はよくTVなどでも言われているが、まだまだ言い足りない、そうです。


 左脳の働きをシャットダウンし、右脳を活性化してかく自画像の授業で、訳者の絵の変わり具合には


びっくりでした。


 そもそも、論理的思考が得意な著者、その上での右脳活性化だが、論理的思考があまり得意とはいえない


人でも、右脳を活性化するこのような教室に通うことで、所得につながるような効果があるのだろうか。


それは、私の下の下の代くらいから切実になってくるのことなのかな、と思いました。



  もうひとつ、かいてあったことで、印象に残ったのが人々は「物語」を渇望していて、ストーリー


テリングというのは、重要ということ。この本の発行年は2006年だけれど、思えばそのころから、TVのCMでも


物語を意識したものがでてきていた気がします。(某通信関係、車など)


   影響の大きい本だったのかしら。





14歳の子を持つ親たちへ 内田樹 名越康文

2012年01月11日 14時35分09秒 | 
  14歳の子を持つ親たちへ (新潮新書)


題を一見してひかれましたが、むりやりわきへ置いておいたのを、やっぱり見てみようと思って


手にとりました。怖いものみたさだったんですね、ふり返って今考えると、、、。レヴューなどで大概予備知識


を得てますので、危険度はだいたいわかるですが、これは警告マークです。


  具合が悪くなりました。ほんとうに体調が悪くなってしまいました。臨床の先生の話だから、嘘は書いてな


いと思うんですよね。ただ、コミュニケーションの話、学生時代の友人の話、本当に狂った人は発狂せず、周り


がおかしくなるなど、深くていい話はいっぱいありました。それだけでも読んだかいはありましたが、なにしろ


当事者なので、野球のボールが飛んできて当たったようなショックを受けた話もありました。



 


   14歳以外の親たちへおすすめの本でした。

村上春樹、河合隼雄に会いにいく (新潮文庫)

2011年12月17日 12時57分11秒 | 
村上春樹、河合隼雄に会いにいく (新潮文庫)


実は村上春樹さんの本を読んだことがありません。ごめんなさい、と謝りたくなるほど、



大ベストセラー作家なのは、もちろん知っています。サリンジャーの翻訳が出たときは、もうちょっと



で読むところまでいきました。イスラエルでのスピーチも聞きました。



 

  ”読めないのは、避けているのは、きっと何か、心にブロックがあるのだろうと思います。 ”




と、いうことが、意識に上ってきた、今回のこの本の読書でした。




 村上さんは、時代とよつにがっぷり組んで作品を書いている方なのですね。この本を読んでわかりま



した。サリン事件のノンフィクションも出されている。



 

 そして、二人のお話が、すごくかみあっている、、、。



 
 一番心に残った部分は、「日本は、今までうまくアメリカなどの外国を表面的に取り入れてやってき


ていたけど、いよいよ中身まで、変わろうかどうしようかせめぎ合っているような状態にあるんではな


かろうか」というようなことが、話されてた部分でした。



  

   






孕むことば by鴻巣友季子

2011年11月12日 11時17分03秒 | 
孕むことば

 新訳「嵐が丘」で、有名な訳者のエッセイだ。


「嵐が丘」を昔学校の図書館で借りて翻訳で読んだとき、何がなんだか分からないが、その情熱と荒野と


いうイメージが心に残ったのだった。ヒースクリフ、古い屋敷、主と使用人、、、。

 

  新訳も読んでみたい、、、でも長編だったなあ。


ということで、こちらのエッセイを借りたのだった。


 「嵐が丘」の新訳を引き受けたとき、著者は37歳。「こどもを生むことをあきらめることになるのか


・・・。」という覚悟での翻訳作業だったらしい。


 そして、、、。現在、一児の母として、お子さんの言葉の成長のことにもふれて、このエッセイが


書かれた。


 興味深かったのは、以下の二点。


 まず一点は、かいつまんでいうと、つわりの時期など、母と子は対立関係にある。その時期を乗り越え、


生まれてきたあと成長の過程で子は母を心の中で、一度殺さないと大人になれない。書いていて怖いが、


事実なのだろうと思えた。こうして書いてあるものを読むことで、楽になる人も多かろうと思う。


  もう一点は、子どもが言葉を自分のものにしていくとき脳内ではニューロン同士のつながりの部分に


鞘をかぶせるようなことが起こっているという宗教家の玄侑宗久氏の書いたものをひいてあるところ。


もともと子供は直感の回路を持っていて言葉を習得することは、その回路を失うことでもある、というと


ころを読んで、こういう見方を失ってはいけないなと思った。言葉を早く習得させれば、いいってもの


でもないのだ。


  もちろん、こどもが自ら、学んでいく場合はいい。


  この本の中に出てくる、お子さんと著者の言葉のやり取りは、ほほえましくて豊かだなあと

思った。

  


 



 

サウスポイント byよしもとばなな

2011年09月19日 19時31分06秒 | 
 久しぶりにこの作者の本を読んだけれど、やはり読後の満足感というか、そういうものは、

変わらないなあと思った。

 表面のことを書いてないというか、日常誰でも経験することが、深いこととつながって書かれてい

るというか、外国でもこの作者が人気ということは、全人類に通じることが書かれているんだろうな

あ。

 深いところで人とつながれるっていいなあと思う。

 

 そんな作者の公式サイトをひらいてみると、日記には、現実の生活の困難が書いてある。現実って

大変だ。生きてる限り、免れないのかなあ。若いと大変なのかなあ。いや年取っても、大変そうだ。



 ハワイのことはよく知らないが、ハワイの一番いいところ、エッセンスをこの本で知り、感じるこ

とができた気がした。





抱擁、あるいはライスには塩を by 江国香織

2011年07月10日 15時24分44秒 | 
  江国作品は、TVのほうが先だった。「きらきらひかる」とかだ。

一度はいつか江国作品を読もうと思っていたのだが、今になってしまった。これはずっしりと厚みのある本。



「どうやったらこんな風に自分の大切なものを大切にして生きていけるのだろう。」


実は答えはわかっている。


 

 本を読む喜びってこういうのだったなあ、としみじみ思い出させてくれた作品でした。映画を一本見たような気がしました。

中でも特に心に残ったのは、お屋敷の2つ目の風呂の新築でなくなっていく庭の一角への郷愁が書かれた場面でした。




 


そうはいかない by佐野洋子

2011年05月10日 13時37分23秒 | 
 「100万回生きた猫」の作者の本なのです。「100万回生きた猫」も一筋縄ではいかない、色々な感想がもてる本だと思うのですが

この「そうはいかない」は、新聞の人生相談の回答のなかで、相談者へ読んでみたらとすすめられていたのを見て、読みたくなっ

て借りました。

  

  ファンタジーとか、気休めとかない世界のお話です。リアルです。でもそれを素直に見つめて書いている作者は、それを受け止

めている、ってことですよね。そこに不思議と安らぎを感じました。こころが”大人”を求めていたのかもしれません。

  そういうこともあるよね、と思いたいときにいい本です。

自分の仕事をつくる by 西村佳哲

2011年03月16日 12時10分28秒 | 
  時々、これは現実なのかどうか、という思いが頭をよぎります。

節電して、落ち着いて行動して、被災者の方の安全を、日本の復興を祈ります。

少し前に読んだ本、大変良かったので、アップします。


  少し、現実味が薄いような、”才能ある人はいいなあ”というひとごとの感想になってしまいそうになるのですが、

自分が取り入れられることもちょっとあって、そのちょっとのことが、大変大事な事のような気がしていて、書き留めておこうと思いました。


  自分の仕事と思える仕事に出あうことをあきらめそうなときに、いい本だと思います。

思索探訪 by 立花隆

2011年02月06日 23時05分20秒 | 
宇宙からの帰還もおもしろかったので、読む前から期待していましたが、

予想通りというか予想以上におもしろかったです。

(関係ありませんが、シベリア鉄道に乗ってみたくなりました。)

 パルミラの遺跡、マカレーナ教会の聖母・・・、見てみたいところが急に増えました。

すごい数と場所、旅行で、圧倒されました。

 またこの本で新しく知った言葉がありました。魚信です。



病気は自分で治す  by安保徹

2011年01月26日 14時49分21秒 | 
  ガンやリュウマチなどについて、医者のいうとおり、手術や抗がん剤、放射線治療を

施す前に、もう一度、自分の力を信じて自分で考えてみよう、体の声に、耳を澄ませば、何

が自分の体にとって一番良いのか分かるような気がしました。


  思い出したのは、藤田紘一郎氏の、清潔はビョ-キだ!という趣旨の本。行き過ぎは何

事もいけません。過ぎたるはなお、及ばざるが如し、です。