ヨコシマな備忘録

レディコミ・オカルト・サッカーあたりをうろうろしている
漫画家の横嶋やよいです! 

ゆりかえし

2015年08月06日 17時15分00秒 | 
先日、ある知人と会う機会があり、
話の中で愛猫が永眠したという話をしました。

たぶん、
彼女は私を慰めてくれようとしたのだとは思うんです。
漫画を描いているという事も知っているので、
それに絡めた発言だったとは思うんです。
思うんですけど…


「でも、ほら、猫漫画のネタができたじゃない」


それを聞いて、私は言葉を失いました。


確かに漫画家は身近な体験をネタにして描くことが多いです。
コミックエッセイというジャンルもあるし。
もしかして私も機会があったら、
猫の膀胱ガン闘病について描くことが今後あるかもしれない。

だけど… 今は…

猫が死んで「ネタができた」なんて思うわけない!
私の猫は漫画のネタになるために死んだんじゃない!
もっともっと、もっと長生きして欲しかった!
なんのハプニングも起きない、なんのネタにもならない、
猫との平穏な日々がもっと続いて欲しかった!

愛猫の死を軽んじられたような気がして、
すごく悲しい気持ちになってしまいました。

その言葉を言われた夜、
「揺り戻し」というか「揺り返し」というか、
猫が亡くなった直後の気持ちに戻ってしまって、
しばらく涙がとまりませんでした。
今もちょっと影響してます。


「ペットロスは、あとからじわじわ来る」と言われてますが、
もしかしたらこれがそうなのかなと。
だとしたら辛いなぁ…。


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若林の単独イベントが9月中旬にあるようだけど、
ネガティブが含まれそうなライブなので、
今回もパスします。
今年はお笑いイベントに行くのは無理っぽい。