古庵の書斎から

日々のエッセイ

古庵の書斎450

2018-05-27 19:15:35 | エッセイ
 このところ、テレビのワイドショーは日大アメフト部の悪質タックル事件の報道一色。加害者の宮川君はヒーロー扱い、監督とコーチを悪役にする大合唱。もうまるで二人は極悪犯人のような扱い。水に落ちた犬は叩けとばかり寄ってたかって非難している。悪質タックルから殺人タックルと表現するメディアまで現れた。ちょっと怖い。
 ひとつ間違っていたら、再起不能になるかもしれない危険なタックルということは素人でもわかるが、実際は全治3週間のけが。刑法に照らしても微罪だ。
かっての猪瀬、舛添両元都知事もそうであった。公用車を私的に使ったとか、数千万円をだれかから貰ったという、法的にはさして大きくない不正でマスコミから叩かれてその座を失った。今やマスコミは彼らには見向きもしない。マスコミとはそんなものだ。
 に対して、私たちの生活や日本の将来にとってもっと重要なこと、例えば…米朝会談の行方、働き方改革の強行採決、森友・加計問題、TTP問題等の方がよほど重要であると言いたい。      如意古庵

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