初めてクムケアラに会ったのは

いつのことだっかのか実のところ覚えていない・・・。
それがハワイだったのか、日本だったのか？
いつの間にか私の意識のなかに入っていた・・・。たぶん3年か4年前辺りだと思う。

本当のフラに出会いたかった私は地域を特定せず、あちこちのワークやらイベントにせっせと通っていた。
本当のことをきちんと教えてくれるクムを長い間探しさまよっていたのでした。

私のロミロミの先生、アンクルデレックは、お前はロミよりフラなんだなと遂に見かねて私を彼のいとこの今は亡きアンクル　ジョージホロカイがクラスを開いたばかりだからといって彼のクムフラクラスに連れて行ったのでした。

ハワイに行く度　アンクルジョージのクラスに行くと　いるわいるわ（！）
え～～っ！！と驚くような著名なクムたちが（！）
彼らはとても気さくに私を迎え入れてくださいました。そこでは皆さんが生徒でした。
ハワイに行く度の間2年くらい通ったのですが、いつしかアンクルは病気になってしまい、今日はクラスある？と電話しても「ごめん今日はないんだよー・・ドクターストップでね・・僕は元気なんだけど。」ということが多くなって・・・おととしのモクオケアヴェに参加しようとハワイ島に行っていたとき　友人からの電話で彼が亡くなったことを知り悲しさと突然のことに呆然としたのでした・・・。
結局　私はクムフラクラスで多くのいいクムを見てはいたけれど、出会うことはなく、もうこの先も出会えるのかどうなのか又ふりだしに戻ったような気がしたのでした。

しかしそのモクオケアヴェにジャッジとして参加していたクムフラのなかに
彼　クムフラ Keala Ching　(ケアラ　チン) もいたのでした。あ～彼は今回ジャッジするんだなーと漠然と見ていて・・・ジャッジ紹介の時　クム達がひとりひとりチャントを唱えるのですが、他のどのクムたちとも違う　クムケアラのメレオリがあまりにも美しく、そのオリが私の脳と真の心にふか～～く入っていってしまったのです。
後にクムにこの話をし、この時のチャントはもしかして彼自作の「Kau mai ka la」ではなかったですか？と聞いてみたら　「う～ん・・・そうだ！あれは作ったばかりだったんだよ！」　ということでした。
なぜかこのチャントを歌うと涙が出できてしまうのですよ・・・。

その後も精力的に（！）クム探しを続け、その先々にクムケアラがいて・・・
いつも私は遠くから静かに彼の一挙一動を眺め続けていたのでした。

続く・・・。

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