音楽教室からも著作権料取るって？？？？

　日本音楽著作権協会（JASRAC）は7日、東京都内で記者会見を開き、ピアノなどの音楽教室での演奏について、来年1月から著作権料の徴収を始めると正式に発表した。
　同日、文化庁に使用料規定を届け出た。
　
　「音楽教室からも著作権料」正式発表＝JASRAC、文化庁に届け出　（Ｈ29.6.7　19：31　時事通信配信）　より

　
　な、な、何だって～～～～～( ｀ー´)ノ

　
　JASRACが管理する作品を教室で演奏した場合、受講料収入の2．5％相当額を徴収するなどとしている。当面は楽器メーカーが運営する教室を対象とし、将来的には個人教室からも徴収する。


　それじゃぁ、あっしが習っているギター教室は、該当するじゃんか！！！

　
　ただでさえ、音楽関係の教室ってお月謝がお高うございますんだが、これで著作権料まで発生すれば、お月謝に反映されちゃうじゃんよ～～～。。


　おい、ちょっ待てよっ！！


　JASRAC会長で作詞家のいではく氏（75）は「クリエイターに対する敬意を持ってもらいたい」と説明。理事で作曲家の渡辺俊幸氏（62）は「著作権の大切さを理解してほしい。訴訟は避け、話し合いで解決したい」と語った。


　＞クリエイターに対する敬意？？

　えぇっと、敬意？？？？

　敬意を持つってことは、「お金」なの？？

　著作権料を払うってことは、すなわち「敬意」を持っているということになるワケ？？
　ってことは、払っていないと「敬意」を持っていないと…。
　

　集められた著作権料は、どのように使われているの？？

　収支報告みたいなものって公開されているのかしら？？？


　ギターのレッスン時や発表会で演奏するのでさえも、著作権料払わないといけなってこと？？？
　生徒はそれで儲けようとしているわけでもないのに、払えと？


　音楽教室からの徴収をめぐっては、ヤマハ音楽振興会（東京都目黒区）など200社を超える事業者が7月にも、支払い義務がないことの確認を求める集団訴訟を起こす方針を決めている。


　私はヤマハじゃないけど、音楽教室関係者には頑張ってもらわないと。
　
　知ってる？？

　音楽教室だってね、経営していくの大変みたいよ。だって、少子化で子供が減ってきているから、ターゲットを大人にも向けて生徒獲得に必死なのよね。講師だってもっと大変なんだよ。私の同級生、エレクトーン講師しているんだけど、毎年「確定申告」してるんだって、会社で年末調整やってくれないから。会社の正社員ではなく請け負ってるっていうのかな？だから、「自営業者と同じだよ、金銭管理はね」って言ってた。
　
　私のギターの師匠は、「講師やってくれる人が、なかなかいないんだよ、あまりに安くてね…。」ってこぼしてたし。


　そこにきて、著作権料まで払えと仰るの？？


　私思うんだけど、日本って情操教育が遅れているよね。
　遅れているっていうか、乏しいっていうか、重点をおかれていないっていうか…。。。


　音楽や芸術が、どれほど人間の心に潤いをもたらすのか大切なものなのかっていうことが、JASRACに限らないのかも知れないけど、あまり関心のない方も実際いらっしゃるからね…。私なんて、音楽がないと「肉体は生きていても、魂、心は死ぬ」から（いや、ホントに）。

　
　動画やテレビ等の公に触れる場面での徴収はまだしも、素人が素人の楽しみで趣味で習っている音楽教室にまで著作権料を払えって、何だか「つまらない世の中」になっちゃったわね。


　私が今練習しているのは、ONE OK ROCKの「Wherever　You　Are」なんだけど、以前にdocomoのCMに起用されていたのは知っていて「いい歌だなぁ」とは思っていたんだけど、これYouTubeで偶然フルで聴いて、「これやりたい！！英語は発音良くないし、歌うまくないけど、今度の発表会ではこれやりたい！！」ってすっごく思えたのは、YouTubeで聴くことが出来たからよ。
　ホントにいいなぁ、やりたいなって思ったから、譜面もお金出して買ったし、今度はCDも買おうと思ってるワケさ。
　それもこれも、YouTubeのおかげ。

　
　最近、芸能人の薬物問題多いし、裏人脈との癒着とか、「敬意もへったくれもない」ってのが現実だけどねぇ…。。。（あ、その敬意じゃない？！）



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