昼過ぎに汚れ落としをした後岩手からバスで帰路に付いた。
途中、宮城、福島、埼玉と通って帰ってきたが途中福島とかで持参させたガイガーカウンターで放射線量を計らせたのだが、帰りの国見SAとかでは瞬間的に1マイクロシーベルトを超えていたそうだ。しかもバスの中で。行きの安達太良SAでは0.6マイクロシーベルトだったとのこと。都内で計ってもせいぜい0.1マイクロシーベルトくらいの話。岩手は福島から離れていることもあり、0.03マイクロシーベルトとかで放射線量は低かったようだ。事実をきっちり捉えると、やはり福島は相対的には高い。特に煽るつもりは毛頭ない。絶対的に高い値ではないと思うのであるが、気持ち的に言えばそれは低い方が良いのは1000人いたら1000人の回答は一致するだろう。
その放射線量が高かった場所でずっと作業していた訳ではなく一瞬高速のSAで休憩しただけとは言え、そう言う場所を通過し呼吸すれば体内被曝をする“可能性”は上がる。ただ、こう言う事実をどう捉えるか。これは非常に難しい問題だと思う。万が一将来的に誰かが◯◯癌とかになったところで、この一瞬の体内被曝がその原因になったかどうかは因果関係を見出すのは難しいためだ。統計的な事柄だけが全てではないが、仮にこの数年間で甲状腺がん等の発生率が上昇した場合に、数年後にそれら癌患者は東電を訴えることが出来たとしても勝訴の確率は非常に難しそうな気がする。実際に裁判所が参考にするであろう素材は統計資料になるであろうから。明らかな因果関係が見い出せるとは言い難い。
しかしなぁ、、、、
なんかそう言う話ではないと思うんだよなぁ。因果関係が見出せなくても実際に被害が増えたとしたら状況証拠は完全に黒だと思いたくなる。。。でもきっと因果関係は認められないから被害者は泣くしかない…。泣いても誰も補償してくれない。その補償されず泣く人が実は増えている…。
そうなりそうで嫌だなぁ。。。
とそう言う事柄に関しては今回派遣したボランティア協会は気にならないのかねぇ…。何故、陸前高田なのか。そこはボランティアを派遣出来るだけの(人をボランティアとして送っても安全であると意味で)放射線量が低い安全性が確保されている場所だ、とかそう言う情報が何もないのはどうなのかねぇ。若い女性が行けば将来妊娠した時に何か影響が出るかも、とか、いや出ないんです、とかそう言う事柄とかはどっかで会議の議題に上がったんだろうか…。
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