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MilanoからLondon、東京に移り住みましたが、変わらず日常生活を書き記そうかと。。
ミラノ通信 - 我が為すことは、我のみぞ知る



相手方クライアントの場合、その言い方間違ってますよ!なんて言うことは憚られる訳ですなぁ。

まぁ、それでも意味が分からないような言い回しの場合には、さり気なく同じ単語をこちらが読む時に正しい読み方で言って伝えてみたりね。それも、さっきの言い間違いには気付いていませんよ、的な雰囲気で伝えないと、まるでバカにしているように聞こえてしまうからね。そこは最大限気を遣ってみる訳です。が、同じベンダーサイドにいるような場合もあったりする訳です。だからと言って、人間関係としてはやはり同じプロジェクトを進めるメンバーとして、それなり以上に気を遣う訳です。ただ、心理的にはクライアントとはちょと違うとは言える。

最近の事例で言えば、こんなものがあって。

肥大化

正) ひだいか
誤) こだいか

『こだいか』って言われた時、一体何を言っているのかと思ったけど、あ、『ひだいか』って言いたかったのね、と。すぐに気付いたけど、『誇大』って言う漢字が頭に浮かんだ。日本人って音を聞いて(1)、漢字を思い浮かべて(2)、そして文脈を考えて(3)、更にそれが正しいか(4)を考える。ほぼ0.2秒とかで考える訳だ。ま、内容が分からんってなるのは3段階目の場合が多いけど、漢字が思い浮かばないとその段階でもう分からなくなる訳だから、漢字を音に乗せてMTGで喋るって、欧米人より余程高度なことをしていると思うんだよな。

なのに、日本人は生産性が低いとか言われて、正直心外だったりするよなぁw。

因みに同じMTGで、同じ人が

乖離

正) かいり
誤 ) かくり

って言う間違いをしたので、何を離すのかな?と思ったけど、これまた、あ、『かいり』のことを言いたかったのね、と気付いたから文脈的に分かったけどね。なんだろう、こう言う高校生レベルで学ぶべき、ほぼ基本的な漢字をMTGで間違われちゃったりすると、途端に信用ガタ落ちになってしまうのは、なんででしょうなぁ…。ちょっと頭が弱いのかしら?とか思っちゃうのは、こちらの心が狭いのかしら(苦笑)。

なんででしょうなぁ・・・w。

そう言えばこの前、学生も同じ間違いをしていたけど、矢鱈と出て来るテレビのキャプションでもかなり間違っていたりするんだよね。例えば、

「◯◯を活かして、△へ反映」

とか言うコンテクストがあったとして。これを『生かす』とか書いちゃったりね。そう言うの嫌なんだよねぇ。学生が間違いを犯すのは100歩譲ったとして、テレビ局が公共の電波を使って流すコンテンツに、必要ないのにわざわざキャプションを付けて放送するなら、そこは間違えんなよ、って思ってしまう。新聞や雑誌の場合には校閲が結構厳しかったりするから、活字が間違ってしまうことってあんまり無い気がするんだけど、テレビはねぇ…。自社で製作していないんだとしても、チェック機能くらい働かせろって話だと思うがね。


読み方も書き方も含めて、日本人の国語力が低レベル化しているんだろうね。。。 


小学校から英語とかやってる場合じゃなくないw?って、こだいか、とか、かくり、とか言っているのは40代のオッサンだけどねw。 



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