MilanoからLondon、東京に移り住みましたが、変わらず日常生活を書き記そうかと。。
ミラノ通信 - 我が為すことは、我のみぞ知る



冷凍庫に、いつぞや調達した、かなりQualityの高いサガリがありまして。


奥さんからしてみると、みらんちゃんの離乳食とかを凍らして収納するスペースが減ってきているので、大きな塊のお肉を使って料理をして欲しいと思っているようで…。と言うことで、かれこれ半年くらいは冷凍庫に眠っていたであろう、渋谷の某店で調達したそのお肉を使って、ビーフシチューを作ろうと言うことに。しかし、解凍するまで、何肉か分からないような状態で凍っていたと言うね…苦笑。やっぱり調達した瞬間にマジックでビニール袋に部位を書かねばなりませぬな。解凍してみて分かってきたけど、サガリでしたわ。


それを使って、ビーフシチュー。


野菜もたっぷりと。一部の野菜は奥さんに下拵えをしてもらい、あとは煮込む。先日、駄目になる前になんとかしようと思っていた赤ワインを、お肉のソースとして使えるように調理をしておいたのだが、それも今回引っ張り出してお肉の下味として。これも冷凍庫で幅、食っていましたからね。いずれにしても、3cmくらいのザク切りにしたサガリのお肉をまずは全部の面が焼かれるように丁寧に焼く。ここ、ポイント。かなり丁寧に焼いた。その上で、その赤ワインソースを入れて再び煮込んだ。この時点で、既にお肉だけ食べても絶対に美味しい。味見していないけど、漂ってくるお肉の甘みの香りと赤ワインのソースが相まって、鼻腔を擽る物凄く良い香り。これで美味しくない訳がない。

その後、圧力鍋に入れ、じゃがいも、人参、玉ねぎと物凄くオーソドックスな取り合わせのビーフシチューを煮込む、煮込む、煮込む、、、
名古屋人なら誰でも知っている、掛けてミソ、ドロのソース、バター、トリュフ塩、トリュフオイルなどを入れて味の調整。

そして完成したものを口にすると、、、


キャー、何という旨味!!!

思わず、唸りましたな。
お肉の旨味、あれだけ煮込んだのに、中から甘み、旨味がジュワジュワと。

人参だけはちょっとハズレでしたが、じゃがいもも物凄く美味しく。煮崩れしにくい品種を奥さんが買っておいてくれたみたいで。味も滲みて、絶品でしたね。Boulangerie Sudoのパンを使って、シチュー皿に跡がないくらい掬って食べきりましたわ。

明日、追い肉を入れたりして、また別の形でビーフシチューを堪能したい。



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