
Stationary好きの人なら知っていると思うが、Smythson of Bond street。
Londonに住んでいた時、正直高くて買えないかなとも思っていたけど、思い切って買ってみたものもいくつか。Heathrow airportでTax refundのcornerもあり、そこで買ったものとかもあるけど、なんだろうね、この爽快な手触り。勿論品質は良し。なんとなく、Londonと言えばMens、Parisと言えばWomensイメージで各種商品があるような気がする。なんて言うか、良くも悪くもUKは男物が発達してきたような気がする。紳士の国と言っても、更にLady firstを教えとされていても、男優位社会な気がして仕方がない。実際、靴やスーツ、Shirt等は当たり前だとして、ありとあらゆるものがBespokeで作られる。勿論それなりの値段はする。そしてそれがこの国の階級社会の象徴な気がする。どんなに頑張ったところで、日本人には真似できない何か秘密の奥深さがあり、ここでこう言ったSmythsonへの憧憬を書き記しても、一生手が届かないような悠久の歴史と言うか、踏み込ませてくれない世界があるような気がして仕方ない。ただ、真似せねば追い付けないものもある。
それは歴史。
JOHN LOBBの靴などを30年履き続けると言うのはどれだけRepairerが頑張り、またそこにRepairをお願いすることが当たり前の物に対しての畏敬の念。同じ靴を30年履いても大丈夫なように大事に履くと言うその習慣。勿論、そう言う人は靴の保有個数は5足や6足ではないのであろう。数十足ある靴を月に一度履くか履かないか、と言う頻度で使用する程度であれば物も長持ちすると言うもの。
Stationaryにしても大切に使い続けることが基本なのであろう。
おいらは学生の時に買ったシステム手帳を社会人になってからかなり暫く使用していた。いくらだったかは忘れたが、学生にしては結構お高いシステム手帳を購入して、就活も含めてメモをそこに挟み込み、常に持ち歩いて使用していた。それがもう6穴の端っことかが締まりが悪くなったり、革がボロボロになってきたりして10年くらい使用して?2005年にLondonに住んでいた時にSmythsonのシステム手帳に切り替えた。しかし、折しもその時くらいから人よりも早くスマートフォンを使用するようになっていたのでかーーーなりお高いシステム手帳が眠ったままになっている…。しかし、一発でSmythsonの虜になった。その後バインダーを購入していたが、長らく特に名入れをすることはなかったが、それは日本で購入したものではなかったからだ。つい最近、日本のVulcanizeでもLondonで購入した物に対して金象嵌での名入れをすることが可能と言うことを聞き、早速それをオーダーした。Smythsonは特に知り得る限りPersonal orderが出来ないと思うので、名入れと言うのが自分のものであることを示し、それで愛着が湧くと言うことになると思われる。長く続けて使用することを前提とし、今回orderしたがとても嬉しいと共に身が引き締まる感じ。
| Trackback ( 0 )
|