お昼間、大分市内で会食をし終わったタイミングでは大分空港からの最終便だけは飛ぶ、と言うことでJALのサイトでは表示されていた。
これは午前中の段階で既に振り替えをしていて、あとは大分空港に向かうだけであった。14時くらいに終わった会食のタイミングから、時間つぶし、どうしようか、と言う話をしていたくらいである。当初の16時50分のFlightはキャンセルされたので19時20分に振り替えをしたから、空き時間が長くなっていた為である。レンタカーを借りていただいていたので、絶対に大分空港には行かねばならないが、大分空港でお土産買ったり、ラウンジで時間潰せば良いでしょう、なんて話をしながら。。。ところがである、、、
14時に大分市内を出たあと、ふと不安になって、別府を過ぎたあたりでJALのサイトをチェックしたら、なんと大分発羽田行きの最終便が欠航…。
最早、大分空港に行く必要性はない。車を停めた。変に大分空港で車を返してしまうと、最早空港の周りにはなにもないのに、泊まる宿に行き着けない。故に、国道10号線を走っていたところ、別府北浜を過ぎたあたりでUターンし、You Meと言うショッピングモールに一時避難し、作戦会議をすることにした。このあと、どうするべきか、2人で考えた選択肢は下記の通り。
- このまま大分にステイ
- 北九州(小倉)とかまで行けるなら陸路で帰京
- 他の空港に向かって振替
但し、選択肢1. は別に大分市内でなくとも別府市内でも良いのではないか、と言うサブ案も出ていた。そして、2. についての考察をしたが、そもそも大分駅からのJRが停まっていたら無理な話なので、新幹線を求めて小倉に辿り着けたとしても(そもそもSonicは停まっていたかも知れない…)新幹線が停まる可能性を考慮して早々に除外した。そして実は 3. は、何処に行くにしてもあまりにも遠いので、実は最初に除外していた。
然すれば、選択肢1. のステイである。
これに付随して出て来るサブタスクとしては、Flightの更なる振り替えがあるので、JALに電話した。明日の何時にしようか、と話ながら電話をJALのコールセンターに掛けて希望を伝えるために。これを押さえたあと、今夜の宿の押さえ、である。ところが衝撃的な事実が判明した…。
『18日の大分発羽田行きのFlightは全便満席です』
と。故に、19日のご案内になりますと続けて言われた…。いやいやいやいやいや、19日に帰京なんてありえないでしょう。月曜だってContingencyのサブプランレベルなのに、19日火曜日に帰るなんて本気で有り得ない。この新たな事実を受けて、再度協議を重ねた。が、協議の結論を出す前に、全く別の前提条件をクラブの方にご相談。まず、出そうと試みた結論は、上述 3. つまり、他の空港へ自らダイバートw。然し、このアクションを起こすための前提は、レンタカーの返却場所の柔軟性が担保されねばならない。つまり、大分空港に返却ではなく、他の空港で乗り捨て、が可能であることが担保されなければならず、そこはクラブの方に相談した。結果、OK、と言うことで、乗り捨てのお手配をいただきました。
と言う事で、人生の中で、これ程、死ぬ程雨が降っていて、風が吹きすさび、雨で風の向きがわかる程荒れまくっている中で、北九州空港まで100kmのドライブをすることを覚悟した。
が、ここでまた別の制約条件が、、、
会食の時は、別府以北は高速道路が通じていたのに、我々が北九州空港に向かおうとしたときには、かなりのエリアで通行止めになっていて、必然的に下道で、別府から北九州空港に行かざるを得なくなった…(涙)。全く走ったことのない道を、暴風雨の中、山道をうねうねしながら、そろそろ倒木しそうな木がそこかしこにあり、川のように道が冠水しているエリアが100箇所どころではなくあり、更に泥水が山から滝のように流れ出てきて道には石ころや枝が至る所に落ちている中、ドライブをすることになった訳である(勿論それは結果論だが、想定していたとおりだった…)。
北九州空港行きのドライブは最早、地獄であった…......。
走っても走っても終わらないのではないかと思われる程、延々と山道が続く。。。。図らずも、安心院を通ってきたが、ぶどう狩り、なんて言う看板には、虚しく暴風雨に打ち付けられている…。宇佐を過ぎ、中津を過ぎてもまだ数十キロ。。。あとまだ40kmくらいのところだったかな…。
ピカーっと、雲が切れ目を見せ、何気に眩しいくらいの日光が突然降り注ぐ…。
バッグからサングラスを出そうかと思うくらいの日差しだったのだが、何故だか雨は降ったまま。恐らく、風が強くて他のところから雨が降ってきているんだと思われた。が、それも15分くらいで終わり、本当に綺麗な青空が見えてきた。助手席に乗っていた同行の彼が、スマホで確認をしたら、台風の進路から推察するに、本当に台風のエッジを走っていたようで、我々からどんどん遠ざかっていった。しかも、途中、椎田、と言うところから高速に乗ることが出来たために当初2時間半以上掛かって北九州空港に行く予定が2時間ちょっとで終了…。
と言うことで、今、北九州空港です。
死ぬ程疲れた。。途中一度だけLAWSONに寄ったが、その時両肩にサロンパスを貼ったくらいである。今現在、頭痛くてもう泣きそう…。
ひとまず、今のところ20時55分のFlightは飛びそう。

ま、カウンターでは羽田空港からのFlightがキャンセルになった場合、使用機材未到着で欠航になる可能性があります、と脅されているのでw、今、ドキドキしています・・・・・・・・・・・。
あと、1時間くらい、祈るのみ。。。