MilanoからLondon、東京に移り住みましたが、変わらず日常生活を書き記そうかと。。
ミラノ通信 - 我が為すことは、我のみぞ知る



Scopeと言うアーティストの某関係者から発売前の『自由が丘』と言う新作アルバムを借りて聞いた。

Scopeって言うバンドのことは、今まで存在すら聞いたことがありませんでした(ゴメーン…)。が、ひょんなことから借りましてね。。暫く忙しかったので聞いていなかったのだけれども、先日思い出してそれを聞いたのよね。で、結論としては、、、

このバンド、結構好きかも。。

何が好きって言うとメロディーと声の質かなぁ。。

更にもう一回よーくアルバム聞いてみる。おいら的には一曲目が歌詞とか含めて好きかなぁ。奇しくもアルバムタイトルと同じ『自由が丘』って言うタイトルの曲みたいなんだけどさ。

この曲含めて、前に生きていた自分の世界を思い出させられる。今は結婚して奥さんいるから、ミラノに行く前の自分とは全然世界が違ってるんだけどね。ミラノに留学して以来、勉強しながら聞く音楽の中、特に日本語をじっくり聞く癖が付いた。英語の曲は昔からそうだったんだけど、何だか日本語の曲ってそう言うことしなかったんだけどね。だから最近、歌詞をじっくり味わうことにしている。一番最初の曲はそう言う点で、すごく良かったなぁ。。

何十年も生きてる訳じゃないけど、誰にだって過去はある。その人生の中で楽しかったこととか、辛かったこととか含めて色々と原風景がどこかにあるんだと思うけど、そう言うのって、絵画とか音楽とかによってリマインドされる。往々にしてリマインドされる原風景って言うのは侘しさとか刹那さとか甘酸っぱい思い出とか、若干ネガティブに捉えられるものが多いのが人間だと思うんだけど、意外とそう言う想いをさせられた後って、爽やかな涙が出たりするんだよねぇ。あんまり人前じゃ涙見せたりしないけど、奥さんの前とかで、テレビや映画観た後とか、音楽聞いた時にホロっと涙が一筋流れる程度の感涙が出ることが歳を重ねる毎に増えてきた気がする。そう言うことが感じられるのって音楽だと思うんだよね。

結構良いよ、ホント。お勧めですよー。

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