MilanoからLondon、東京に移り住みましたが、変わらず日常生活を書き記そうかと。。
ミラノ通信 - 我が為すことは、我のみぞ知る



最近、色々と思考性についての成長をみらんくんに感じることがあって。

先週末、松陰神社商店街にお買い物に行った時やスーパーにお買い物に行った時など、購入する予定のないものまで色々と手で触ろうとするので、触ってはいけない理由をとうとうと説明した。半泣きだったけど、お熱出るの、嫌でしょ?と最終的にはちゃんと理解してくれたと思う。そしたら昨日、ニコタマのRISEの地下で食材買って帰ろうとしていたとき、直接触らないようにと伝えたことをきちんと覚えていて。夕飯のときにもらったおもちゃを使って、触らないように、でも自分の興味の先をきちんと理解させたくて、指し示す行動をしていた。途中、みらんくんの目が、「パパ、僕、直接手で触っていないよ」って言いたげだったので、それを汲み取った。そしてそのことを伝えたら、おいらが理解していたとおり、みらんくんがちゃんと考えていたことが分かった。


こういうの嬉しいなぁ。

3才児なりにきちんと考えての行動が、本当に親としては嬉しくて。なるべく人としてどういう選択肢を取りたいのか、子供だからとか赤ちゃんだからとか、だから親の言うことを聞けと言うようなことをしたくなくて。


ただ、みらんくんが危険なことになることや、他人に危害を加えるようなことになりそうな時にだけ止めるし、場合によっては怒ることにする。


時にきちんと怒らないといけないかなと思ってて。なんの気なしにやったことがとんでもないことになりかねないなと思ってて。3才児だからこそ、色んなことが分かってきている中にファンタジーの世界観を持ったままだったりする可能性もあると思っている。別に今の段階で、お月様に、うさぎがいるのか、それとも保育園の先生が言うようにカニがいるのか論争なんて言うファンタジーなら全然良い。だけど人間の能力を勘違いしたような事で結果、怪我をしたり、まかり間違って死んでしまうようなことになりそうなことは全力で止める。ウルトラマンは飛行機みたいにエンジンないのに飛べるのはなぜ?と聞いてきた。それがみらんくんにもできると思ってどこかから飛び立とうとしたらそれは全力で止める。人間は飛べない。逆に言うと、それ以外のことは自由に考えさせたいし、結果が何か間違っていると思しきことになったとしても親として責任取れば良いかなと思ってて。


今は、彼が色々なことを思考できるようになってきていることを全面的にバックアップする。
これだけは絶対ずっとすると決めている。

彼には本物を観て欲しいし、本物を感じて欲しいし、本物を食べて欲しいと思っているのでね。
そのために色々な機会を与えてあげたいし、選択肢を提示してあげたい。
逆に何かの選択肢を親の都合とかで止めたりはしない。


親の思考性が浅はかだとしか思えないことをしてしまったら、まず親が反省。
そして間違っても子供に押し付けるなんて言うことをしてはいけないと思っている。
彼の努力の結果、何かを選択する権利を得たのに、それを親の都合で止めるなんて言うことは絶対にしたくない。


高校を転校させたり、全員の同じ縦笛を買うところを死ぬほど古い縦笛を使わせるとか、尊厳を汚すようなことや浅はかな考えの押し付けなんて死んでもしたくない。
だから、おいらが親にされて嫌なことは死んでもしない。
同じことしたら単なるバカだからね。
バカの再生産なんてこと、間違ってもしたくない。
未だに色々と幼少期にやられたことを絶対に許さないんでね。。。。

彼の思考性が深まり、拡がるようなことをサポートしてこそ、と言うのが自分なりの親のスタンス。
だからみらんくんにはもっと思考ができるような環境を整えてあげたいなと。



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