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MilanoからLondon、東京に移り住みましたが、変わらず日常生活を書き記そうかと。。
ミラノ通信 - 我が為すことは、我のみぞ知る



何気にマツダスタジアムに来るのは久々。

一昨年、大学の親友の結婚式の際、新郎のsurpriseでその年に引退した前田選手のサイン入りのユニやキャップ、手拭い、トートバッグ、その他諸々3万円近くの商品を購入してその時広報だった友人に依頼する為に来て以来な気がする。


いつ来ても、このスタジアムはホントに気持ちの良いスタジアム。天然芝は勿論、回廊型できっちり一周出来るコンコースや外野ビジター用のスタンドの配置や、一時期噂になった焼肉焼きながら観戦出来るシートなど、随所にエンターテインメント性が駆使されている。何よりゲートを入った瞬間に見える風景がアメリカのボールパークさながらで、兎に角ワクワクすることだらけ。今回はナイトゲームだったけど、このスタジアムはデーゲームが似合うと思う。やはり全体構成として芝生が綺麗に映えるのは昼間だと思うな。屋内がダメと言うことはないんだが、小学生の頃から白球を追い掛け回していたのは灼熱の太陽の下だったし、やはり野球は屋外の太陽の下が似合うのではないかと個人的には思う。勿論、興行的には雨が完全に妨げになり、諸々計算が出来なくなることを考えるとドーム球場と言うのは有り難いので、痛し痒しなのだけれども。


と、、、個人的にはそんなことなどを考えながら、ずっとただ観戦していたいが、今回はとあるresearch。


ここは某商社系が飲食売店を一括請負で運営されており、そこでどんな機器が使われていて、どんなオペレーションしているからなどを視察。正直、ゲートオペレーションは素人丸出しで(実際、普通のバイトのおばちゃんとかが右往左往していて若干見苦しかった・・・)余り宜しくない対応であったが、飲食売店は極めてスムーズ。飲食は、スタジアムに来場した人に更に色々と販売する重要なスキーム。MDと飲食を、チケットに加えてどれだけ販売するのか、このARPU向上がある意味事業系の大きなミッションとなることは間違いない。ただし、MDは直営だろうけども、飲食は外販することが多いと思う。諸々販売リスクがあるので、球団としてはそのリスクヘッジをしつつ、売上に対しての一定料率が球団に入る仕組みを取っている。そして今回のリサーチで球団に取ってのメリットを何処まで訴求出来るのか、きっちり提案したいものです。


しかしCARP連敗の後の日曜ナイトゲームできっちり完封とはね。前日まで連敗しており、日曜の夜に気持よく完封勝利と言うのは皆さん気分が良いことでしょう。内野自由席のチケットを購入しましたが、球団直販は既に4日くらい前に売り切れていました。残念なルートとして今回はぴあで買いましたけどね。正直、あのシステム使用料とか、単なる詐欺にしか思えないのでどうにかして欲しいと皆思っていることでしょうよ。最早、当日券は買えないらしく、窓口が閉まっていましたから、チケットベンダー等にあまり配券せず(勿論スポンサーしているだろうからある程度は配券せねばならないだろうけど)もっと球団直販で売るべきだと思った次第。実際、写真の通り、ぎっしり埋まっていましたしね。




こんな感じでぎっしりでした。



そんな中、ラッキーセブンの風船飛ばし。こう言うのって野球ならではだよねぇ。大人になって不特定多数の中、大声で人前で歌うなんてこと、日常生活では絶対ないからね。「カープ、カープ、カープ、広島、広島カープ~♪」って歌ってね。如何にも楽しそうでした。おいら、カープファンじゃないけど、何気に普通に歌えたりしますw。ちゃんとオーロラに歌詞を出して皆で歌えるようにすることとかは、僕は重要なことだと思う。やはり一体感の醸成をファンだけが主体的に行っていくのは無理だと思うので。改めて思うけど、歌って五感を高める上で良いツールだよね。

そして歌に至るまでに球団として色々と準備するべきことがある。

実際、スタジアムへ行くときには先ず「色」。つまり視覚的に統一的な色を魅せる、見せる、着せる、と言うのが球団が先ずすること。願わくば自宅からユニフォームを着てきて欲しい。何故なら、「あ、今日はカープの試合があるのね」と球団が何かを言わなくても個々人が勝手に宣伝してくれる訳だから。そして、屋台等、飲食で「匂い」で訴求。つまり嗅覚的に良い雰囲気を作っていくべきである。勿論、そこは「味」つまり味覚的にも訴求を同時に行う訳である。これでどんどん非日常の世界に引き込んで行くわけだ。実際、昨日もたこ焼きとかポテトとか食べたけど、関西人だって毎日たこ焼きなんて食べない訳で、そう言う意味で日常生活で食べないようなものをどんどん出して行って引き込んで行くわけだ。そしてタイミングを見計らって声を出してもらう。それぞれの選手のコンバットマーチを歌っての一体感の醸成。選手のコンバットマーチを歌って、メガホンで叩きながら楽しんでいく。

まるで村祭りのような形なんだよね。

お揃いの法被を着て、屋台で食べて、お囃子を聞いて、手拍子して皆で踊ったりね。そう言う雰囲気を出していければスポーツが、スタジアムと言う場所での非日常性を存分に味わわせる事が出来るようになると思う。最近はMDの商品で日常的にも着られたり、身に付けられたりするものが増えてきているけどね。


また来マース。


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