今日、やっと行って来ました。 ツォツィ Amnesty International Japan
R-15指定になっているから、よっぽど性描写が多いのかと思ったけれど、それはまったく無し。
『暴力シーンが、引っかかったのね。』 と思いましたが・・・
中学生なら、観ても良いような気がしました。
私の感想は。
あの赤ちゃんと同じ環境で育ったのなら、デイビットは、ツォツィにならなかった筈。
赤ちゃんが、泣くシーンが多く。 苦しかった。
それと、同じくらい 冷たい表情ないツォツィ を見ていて苦しかった。
ラスト・シーンで、ツォツィが射殺されなくて良かった
あれで、射殺されていたら、あの映画 目も当てられない物になっちゃうでしょ。
赤ちゃんを抱き、目に一杯の涙を溜めていた ツォツィ。
あの瞬間、彼は デイビットに戻ったのでしょうね。
あの後、彼はどんな扱いを受けたのだろう・・・
ちゃんと、人間らしく扱ってもらえたのだろうか?
自分を見つめ直し、贖罪の心が芽生えた彼に、やり直すチャンスは与えられたのだろうか?
そんな風に考えたら、やっぱり悲しかった
15年前に、こんなミュージカルを見ました。
その時のパンフレットとチケット。
南アフリカのアパルトヘイトを描いたミュージカルです。 ’92年
その後、ウーピー・ゴールドバーグのサラフィナ! も観ましたが・・・
やはり、ミュージカルには勝てません。でしたが、Whoopi 好きなので
こんな映画もありましたね。 D・ワシントン が出ています。
アパルトヘイトがなくなっても、長年続いた 人種差別や偏見 貧富の格差は、そう簡単には無くならないのが現実。
アパルトヘイトに限らず。 暴力では、何も変えられないし 変らない。
暴力を振るう方も 振るわれる方も 永遠に救われる事は無いのに・・・
皆、きっと、それに気が付いている筈なのに・・・
生まれてくる環境を選べないのだから・・・
『あれは、私ではない。』と言い切れない所が、悲しくて 切ない・・・
「ツォツィ」ってどおいう意味なんでしょう?人名??
そして動画の「サラフィナ」!凄い迫力ですね!
あの人数のビシッと決まったダンスと歌は素晴らしい。明るい感じですがこれもアパルトヘイトの話なのですね…
でも、暴力シーンには変りは無い訳で…
以前見た クォン・サンウの美しき野獣 の方が、見ていて痛くて辛かったわぁ。
あれは、確か 指定かかっていなかった筈…
「ツォツィ」は暴力シーンより、赤ちゃんの泣き声の方が辛かった
「ツォツィ」=不良。 でも、彼には「デイビット」っていう立派な名前があるのよ。
"サラフィナ"は、アパルトヘイト中の話。
"ツォツィ"は、現在の話。
動画の「Freedom is Coming Tomorrow」は、ミュージカルの最後で歌われたのだけれど、今でも鮮明に覚えているのよ。
鳥肌がブァ~って立って、涙が止まらなかったの。
そういえば、ここ何年もミュージカル行っていないなぁ
他の方が忙しくて
たまには良いかもねぇ。高いけれど
こちらでは上映してないのか、もう終わったのか不明。サイトを見る限りでは、R-15指定しなくても、、、と思いますね
土曜日に公開の小栗旬クンの『キサラギ』も、こちらのシネコンでは来月上映だって!『舞妓は~ん』は土曜日からなのに、何でだあ~
こちらの映画館でも、たったの2週間の短期上映。
利益を生まない物は、こういう扱いになるのでしょうね。
『バベル』は見そびれてしまったので、レンタル待ちです。
こちらは、PG12指定になっている筈です。