がんばらない日

そんな日があっても良いと思います。

悲しい

2008-05-14 17:05:52 | Weblog

話す言葉が違っても 肌の色が違っても 子供を抱き、泣く母の姿には胸が締め付けられる。

30年間続いている 一人っ子政策。 その是非を、ここで問う事はしない。
でも、国の政策の為に 愛国心から その政策を甘んじて受け入れてきた国民。
決して 一人っ子を望んでいるのではなく、国策の為に 1人しか産まず
その子を、大切に 大切に育ててきたのに・・・ こんな亡くし方をして・・・

10本の指。 どの1本が折れても痛い。
子供が沢山居れば、悲しみは その分軽くなる なんて事は無いけれど
無いけれど・・・ 
それが、自分の意思ではない事が、悲しみを更に深くしている様に思う。

子供だって、一度に両親を失ってしまい。 肉親がこの世の中に居ないなんて・・・
悲しすぎる。

学校の建物が、跡形もなく崩れてしまい。 その下には、何百人もの子供達が居る。
なんて事だろう。

中学や高校から 家を離れて、学校の寮で生活する子供達は珍しくない。
我が家に来た子達の半分は そうだった。

わぁ! 日本じゃ ちょっと珍しいのに。 寂しくないの? ご両親、きっと寂しいわよ。

大丈夫です。 もう、慣れましたから。

そんな会話をいつもする。
寂しくないのは、その先の希望や安心感があるから。 
いつか帰って来ると、判っているから。

本当は、今日は ちょっといい事がある日 なんだけれど・・・
悲しい・・・