横溝正史:著『病院坂の首縊りの家』上下巻を読み終えました。
その昔、薄倖の女が首を縊った忌まわしき旧法眼邸。明治から戦前まで隆盛を極め、"病院坂”という地名にまでなった大病院の屋敷跡であった・・・・・・。本條写真館の息子直吉は、ある晩そこで奇妙な結婚記念写真を依頼された。住む人もない廃屋での撮影は、不吉な出来事を暗示しているようであった。数日後、再び撮影で訪れた直吉は、そこに鮮血を滴らせ風鈴の如くぶら下がった男の生首を発見するが・・・・・・!?
背表紙 あらすじから
金田一シリーズを見直して読み直したくなり、とりあえず買ってきたのが『病院坂の首縊りの家』でした。
「市川昆」+「石坂浩二」コンビのシリーズでは全面的に映画と原作の内容が異なる作品なので選びました。原作を読んだのは高校の頃だったと思います。その後ビデオで何度か映画を観たのでそちらの印象が強く、全く内容は忘れていました。
「金田一耕介」最後の事件になりますが、事件の展開を二段階に分けてしまったせいか、上巻での盛り上げ方が素晴らしいだけに、下巻での展開には多少不満が残る仕上がりになっている気がします。
映画を観てから原作を読んでもらうほうが楽しめると思います。
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その昔、薄倖の女が首を縊った忌まわしき旧法眼邸。明治から戦前まで隆盛を極め、"病院坂”という地名にまでなった大病院の屋敷跡であった・・・・・・。本條写真館の息子直吉は、ある晩そこで奇妙な結婚記念写真を依頼された。住む人もない廃屋での撮影は、不吉な出来事を暗示しているようであった。数日後、再び撮影で訪れた直吉は、そこに鮮血を滴らせ風鈴の如くぶら下がった男の生首を発見するが・・・・・・!?
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