千野拓政研究室

中国現代文学の研究に関するお知らせ

少し前の記事(村田雄二郎研究室のブログより)

2006年07月06日 | 学術情報交換
少し前の記事ですが、中国キリスト教に関する研究です。
東大の村田雄二郎研究室より引用しました。(張)


研究者情報提供のお願い
拝啓 皆様におかれましては、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。本日は、皆様の個人情報をお知らせ願いたく、ご連絡差し上げました。詳細は以下の通りです。ご賛同いただけますことを、心よりお願い申し上げます。

背景
 今年1月末、若松が香港バプテスト大学の李金強(LEE, Kam Keung)教授に東京でお会いしました。その際、教授より日本における中国キリスト教の研究者をリストアップして、知らせて欲しい、と依頼されました。ただ、若松はあくまでも中国近代史に思想史的な観点から興味を持っておりまして、キリスト教を専門としているわけでありません。そこで同じく李教授に東京の関係史跡を案内した松谷へ相談し、後日さらに渡辺と村上を加えて、このたび皆様にお願い申し上げることになりました。

目的
 日本における近代中国キリスト教史に関係する研究者の存在を、香港の学界に知らせる。この作業を通じて、日本国内における関係者間の交流を促進する。
加えて、李教授には次のような具体的な考えもあるようです。
(1)斯界の雑誌『近代中國基督教史研究集刊』の編集委員を日本からも続けて選抜したい。裏を返せば、編集委員の日本枠が無くなろうとしています。
(2)国際学会開催時に日本からも参加を呼びかけたい。例えば、2007年はRobert Morrisonの来華200周年であり、関連する国際学会も企画されているようです。しかし、こうした際、香港側は連絡網のない日本から研究者を募集できない状況が現実です。
 日本の学界とか中国の学界とかいった地域や国家ごとの所属意識は、だんだんあいまいになりつつある現今ではあります。ただそうは言っても、自身の研究の立場を自覚するためには、自身の所属している学界や集団のこれまでの歩みをしっかり認識しておく必要があります。もっと単純に、例えば同じ東京圏で同じ関心を持つ人々が相互に知遇を得るということだけでも、良いと思います。

方法
 別表に必要事項を記入いただき、2006年3月20日までに、松谷曄介、村上志保、若松大祐、渡辺祐子のいずれかへ電子メールで送付お願い申し上げます。また、このお知らせは必要に応じて関係者へ自由に転送くださってかまいません。
 なお、ここで同意いただく点が二つあります。(1)香港側は提出された研究者情報に基づいて、日本の研究者個人に連絡してくる可能性があること。(2)日本側で集まった研究者情報は、情報の提供者全員で共有すること(3月末に若松より電子メールで配送します)。
斯界の交流や、研究者相互の切磋琢磨の促進の一助になればと思い、我々は僭越ながら香港からの要望に賛同し、皆様への協力をお願い申し上げます。
二〇〇六年三月九日
             松谷曄介(東京神学大学・院)
             村上志保(一橋大学・院)
             若松大祐(東京大学・院)【連絡係】
             渡辺祐子(中央大学) 〔五十音順〕

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【お知らせ】
 皆様に近代中国キリスト教に関係する研究情報をお知らせいたします。
(1) http://www.hkbu.edu.hk/~histweb/eng/staff/lee_kamkeung.htm
http://www.hkbu.edu.hk/~mhrc/members.htm
李金強 LEE, Kam Keung
(2) http://www.hkbu.edu.hk/~histweb/eng/publication/christianity/index.htm
《近代中國基督教史研究集刊》
(3) http://jdzg.exblog.jp/1826314/
中共宗教政策読書会(東大駒場)

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