広島県では統一してケスハマソウと呼ばれている。
広島県植物誌 解説 雪割草の分布
馬渕(1980)によれば,広島県のものはすべてケスハマソウにあたる.従来,ミスミソウ[var. japonica (Nakai)Ohwi]と報告されたもの(河毛 1974,土井 1983,山下 1988)ならびにスハマソウ[f. variegata (Makino)Hara]と報告されたもの(堀川ほか 1959,河毛 1974,山下 1988,比婆科学教育振興会 1994a)は,いずれもケスハマソウであろう.花色は白色から紅紫色まで変化に富んでいる.