イエスからマグダラのマリアへの手紙・私は本当にかつてマグダラのマリアだったのか?

34) 心がどう向くか・・心の決めることで、全てが作られていく

 

 

 ありがとう、美しきあなたマリア。

私とあなたの共同作業をどんなにうれしく思うことかをまずお伝えしよう。

 

それでは始めよう。今日のお話へとまいろう。

今日は、これから自然に私の口から伝えられるまま、お書き取り頂くことにしよう。

 

 あなたが、こうして私からのメッセージをお伝えして、これからの長い歴史の中での誤りや誤解を正していくための大切な作業を為してくれることが、将来、どんなに大きな意味を持つようになるかははかり知れない程である。

 

これからの世の中が正しい方向へ向かうだけでなく、人々の心の中で芽生える数々の疑問や思い違いが正され、心の道筋がまっすぐになることで、これからの世の中がどんなに正されるかは、あなたのお考えになられる以上のものがあるだろう。

 

心こそ、全ての基盤である。

心がどう向くか・・心の決めることで、全てが作られていくのである。

 

あなたが思うこと、隣の人が望むこと、そして、その他の人々の、考えたり、思ったり、望んだりすることが基盤となり、行動に移され、それらが複雑に混じり合い、各々の行動となってこの世の中が動いていくのである。

そして、その道が様々な紆余曲折を交えながら、時という器の中で進み、作られ、その中で生きる人々に影響を与えていくのである。

従って、すべての元・・・すべての芽生えは心、つまり光なのである。

 

 あなたもご存知のように、すべての人は光であり、その光が地球という環境に沿うための身体に乗って具現化するのであり、身体はいわばこの地球に生きるための道具、衣服であり、これは時を経て、いつかは使用不可・・・使えなくなり、手放し、元の光と還るのである。

本質的なのは光の中の情報として記録されるのである。

つまり、光は心であり、心は不滅であると同時にすべての基盤なのである。

 

従って、あなたが、こうして人々にお伝えできるよう努力されることは、かつてのイエスとしてお伝えしたものが正しく伝わり、それが心の中で正しく理解され、光の中の誤った情報を正し、これからの世の中をあるべき方向へと正すためにとても大切で、他の誰にもできない作業である。

どうぞこれからもお続けいただけるようお願いしたい。

 

 さて、前置きから本題へと移ろう。


今日は、時を越え、私達が試した様々なことから、とても大切なことをお伝えしよう。

あなたと私が、この世の中で、どんな役割を持っていたかということを含めてお話ししよう。

 

 あなたは女性としての特質を携え、生きるという体験はどういうものか、どのような体験・・・女性側への様々な風向きが当たる中、どのような反応が人々から与えられるのかを実体験し、あなたが、それらへ持つ反応を光として集めたのである。

つらいことも、楽しいことも、努力すべきこと、そして何のご苦労もなく為せること・・人々から与えられる反応を受け取る仕事であったのだ。

それを通して心がどんな反応をして、それがどんな行動へと移るのか・・等々の実験を天からの遣いとして全うしたとも言える。

そして、そこに、私というまた大きな役割を担った者が寄り添いながら、すべての大元である愛という源からのエネルギーがどのような反応を生じさせ、行動として顕れるか・・そしてそれが、どのように周囲に人々に影響を与えるのか・・・等々をしっかりと体験を通し、情報を収集する大切なお役目であったのである。

 

今でこそ、このような説明もご理解いただけることだろう。

ITなどの進化によって、ご理解可能な時代と言えよう。

 

しかし、その当時、私達はとても基本的・・・人としてとても大切な基盤を作る初期段階であった故、そのような理解は当然できなかった。

身体を使いながら、身を粉にして働きながらの毎日でもあった。

 

私は・・・と言えば、あなたという大切な伴侶を得て、人としての大切な基盤を固めることが出来たからこそ、人として持つべき心のありよう・・・地に生きて体験を積むことで心を成長、進化するための要の要素である「愛」について、天からの情報を人々の様々な行動に対応する形でお伝え出来たのである。

 

しかし、今、その情報のかなりの部分に不正確なものがあり、人々の心の中に正しく伝っていない状況であり、世の中のあるべき姿、進むべき方向に誤りや誤差が生じてきているのでる。

 

正しい道・・・進むべき方向へと歩み行くために、今、こうしてかつての生活・・・かつて私がお伝えした愛についての考え方、理解の仕方などを、もう一度しっかりお伝えし直す必要があるのである。

愛の心・・・人として、この地でしっかり体験を通して心を発達させるための礎を少し正すためである。

 

今回も、少し難しい説明となっている。

申し訳ない。

 

 さて、そのくらいにして、最後に一つ。
楽しい、思い出の中の一つをお話ししたい。

 

 あなた、そして子供達は私の愛の対象であり、その愛が行動となった一つの例である。

ある日のこと、あなたは今の水道の様な所で野菜を洗っていた時のことである。

あなたは腰を下ろし、器に子供達が集めて来た野菜やイモを腕まくりしてきれいにしようと、水を汲んでは泥を洗い流していた。一生懸命にわき目を振らずに、である。

このわき目を振らずに・・・が、とてもあなたらしく、私は思わず、笑いがこみ上げる。

すると、急にあなたは、「キャ~~!」と言って両手を広げ、立ち上がったのである。
水が、あなたの顔、胸にかかり、服がびしょ濡れになったのである。

野菜が地面にバサッと落ち、顔から汚れた水がしたたり落ちていた。

 

私はたまたまその姿が見える場所を通りがかっていたので、「ワ~ッ・・・!」と言いながらあなたの方に駆け寄って、私の衣服の両袖を脱ぎ、あなたにかかった水を顔や胸からふき取ったのである。

あなたは泣き笑いするように声をキャッキャッ上げながら、嬉しそうに私のするまま立っていた。


その一コマの風景をとても懐かしく、嬉しさと共に思い出す。


そして、それからすぐにあなたは野菜を拾い集め、洗い直し、子供達の待つあの丘の中腹へと帰って行ったのである。

私とあなたは微笑みを交わし、「またネエ~・・・」と言いながら別れて行ったのを、私は今、あなたを目の前にして、懐かしくも深い愛と共に思い出す。

 

 あなたが、私と子供達のために汗水流して働いた日々・・・子供達は少しずつ成長しながら愛を体験、体感出来、それが彼らの未来に大きく貢献したのである。

 

愛を与えられることで愛の暖かさを知り、心の中での栄養となり、大きく育ったのである。

愛を与えることでもたらされた大きな成長に依って、彼らも愛を与えられる人になったのである。

 

これを人々に伝えられるよう、私も努力しよう。

ありがとう・・・今朝も、明るい太陽の光がさして来た。

 

今日も愛ある良き日になるよう、応援している。

ありがとう・・・愛するマリア。

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