さて、そろそろ梅雨が始まりそうですが、梅雨の季節に
いやなことというと・・・じめじめとした空気、湿気、
カビ・・・などなど水分過多による弊害や不快感ですよね。
これ、物にだけ起る事ではなく実は人間の体にも
同じことが起ってると考えた事はありますか?
簡単に云えば「体が湿気る」という事なのですが、
梅雨の季節には空気中の水分が多いので体の水分も
なかなか蒸発せず、かえって空気中の水分を体が
保湿補給してしまうので、人間自身もつねに湿気て
いる状態なのです。
こういうと、保湿効果があるなら嬉しいわ♪という女性の
声が聞こえてきそうですが、水をパンパンに入れたビニール袋を
ちょっと想像してみてください。ある程度、空気の遊びがある
状態でビニール袋に水が入っているのであれば、水は動き
ますが、パンパンに入っていると水ですら動く隙間がなくなって
動きが滞ってしまう状態になります。
梅雨の時期に体が湿気るということは体液や体内水分が過多に
なり、体の中でこのビニール袋の状態が起っているという
事になるのです。これは・・・代謝などの活動がスムーズに
行われなくなりますから常に体がかったるいといったプチ疲労
状態が続きますし、また体が確実にむくんできます。
特に普段からむくみがちな方にとってはそれ以上に体が
むくむと考えるだけでぞっとするのではないでしょうか?
しかし心配することはありません。押入れやクローゼットに
湿気取りを入れて湿気を取るように、体の湿気は湿気をとって
くれる食べ物で取ればいいのです。ではいったい何で?
と考えられると思いますが、そこが自然のすごい所で、湿気る
季節には湿気をとってくれる食べ物が旬として登場します。
そこで外食の場で活用できる食材をいくつかご紹介すると
まずはとうもろこし。コーンサラダやとうもろこしを茹でた
ものなど、コンビニでもお目にかかれるものですね。コーン
スープも!とオススメしたい所ですが、飲食店などで粒の
とうもろこしから作っているものはもちろん、オススメですが
インスタントのコーンスープは今回はちょっとオススメ品の
中にはいれられません。ですので、基準はとうもろこしの
形が見えているメニューや商品。それから緑豆関係の商品。
中国では梅雨の季節にこの緑豆を使った緑豆粥が街のあちこちで
売られるのですが、最近では緑豆春雨を使ったメニューや
商品が多くみられるのでぜひ、それらのものを食べてみてください。
後、デザートになりますが、さくらんぼ。これは出来れば
アメリカンチェリーをオススメしたいのです。
「えっ、だって日本のさくらんぼの方が高級なのになんで?」
という疑問が聞こえてきそうですが、理由はあの皮にあります。
アメリカンチェリーの効能として普通のさくらんぼと同じように
利尿作用があったり、補血作用があったりするのですが、その上
決定的にアメリカンチェリーがオススメな理由が皮の色素による
活性酸素除去力。あの赤さによって細胞をダメにしていく活性
酸素がどんどん消去されていきますので、湿気が取れると同時に
細胞のフレッシュな体を維持できるというわけです。
雨上がりの後の晴れ空はとても気持ちのいいものです。同じように
体も湿気が取れる事で爽快感と共に元気さを得る事ができます。
ぜひ、これからの季節、体の湿気取りをしてみてください。
全日本薬膳食医情報協会会員
飯野容子
☆ブログに掲載されている写真及び文章等の無断転写、無断掲載を禁じます。
いやなことというと・・・じめじめとした空気、湿気、
カビ・・・などなど水分過多による弊害や不快感ですよね。
これ、物にだけ起る事ではなく実は人間の体にも
同じことが起ってると考えた事はありますか?
簡単に云えば「体が湿気る」という事なのですが、
梅雨の季節には空気中の水分が多いので体の水分も
なかなか蒸発せず、かえって空気中の水分を体が
保湿補給してしまうので、人間自身もつねに湿気て
いる状態なのです。
こういうと、保湿効果があるなら嬉しいわ♪という女性の
声が聞こえてきそうですが、水をパンパンに入れたビニール袋を
ちょっと想像してみてください。ある程度、空気の遊びがある
状態でビニール袋に水が入っているのであれば、水は動き
ますが、パンパンに入っていると水ですら動く隙間がなくなって
動きが滞ってしまう状態になります。
梅雨の時期に体が湿気るということは体液や体内水分が過多に
なり、体の中でこのビニール袋の状態が起っているという
事になるのです。これは・・・代謝などの活動がスムーズに
行われなくなりますから常に体がかったるいといったプチ疲労
状態が続きますし、また体が確実にむくんできます。
特に普段からむくみがちな方にとってはそれ以上に体が
むくむと考えるだけでぞっとするのではないでしょうか?
しかし心配することはありません。押入れやクローゼットに
湿気取りを入れて湿気を取るように、体の湿気は湿気をとって
くれる食べ物で取ればいいのです。ではいったい何で?
と考えられると思いますが、そこが自然のすごい所で、湿気る
季節には湿気をとってくれる食べ物が旬として登場します。
そこで外食の場で活用できる食材をいくつかご紹介すると
まずはとうもろこし。コーンサラダやとうもろこしを茹でた
ものなど、コンビニでもお目にかかれるものですね。コーン
スープも!とオススメしたい所ですが、飲食店などで粒の
とうもろこしから作っているものはもちろん、オススメですが
インスタントのコーンスープは今回はちょっとオススメ品の
中にはいれられません。ですので、基準はとうもろこしの
形が見えているメニューや商品。それから緑豆関係の商品。
中国では梅雨の季節にこの緑豆を使った緑豆粥が街のあちこちで
売られるのですが、最近では緑豆春雨を使ったメニューや
商品が多くみられるのでぜひ、それらのものを食べてみてください。
後、デザートになりますが、さくらんぼ。これは出来れば
アメリカンチェリーをオススメしたいのです。
「えっ、だって日本のさくらんぼの方が高級なのになんで?」
という疑問が聞こえてきそうですが、理由はあの皮にあります。
アメリカンチェリーの効能として普通のさくらんぼと同じように
利尿作用があったり、補血作用があったりするのですが、その上
決定的にアメリカンチェリーがオススメな理由が皮の色素による
活性酸素除去力。あの赤さによって細胞をダメにしていく活性
酸素がどんどん消去されていきますので、湿気が取れると同時に
細胞のフレッシュな体を維持できるというわけです。
雨上がりの後の晴れ空はとても気持ちのいいものです。同じように
体も湿気が取れる事で爽快感と共に元気さを得る事ができます。
ぜひ、これからの季節、体の湿気取りをしてみてください。
全日本薬膳食医情報協会会員
飯野容子
☆ブログに掲載されている写真及び文章等の無断転写、無断掲載を禁じます。