
総選挙に勝つためには、本音は「原発推進」であっても、口に出さないほうが賢明と判断した党が多いようです。だから、政策マニフェストでは「原子力発電に依存しないようにしたい」などと、後でどうにでも言い逃れできるようなモノ言い。投票の際には、選挙の前だけ「似非」反原発政策をかかげる党には注意する必要があると思います。
その最たるものが自民党。ちなみに、図の左上隅(最強の原発推進派)の自民党の最初の選挙公約には次のように書かれていました。 ↓
衆院選:公示 政権枠組み、焦点に 過去最多1504人立候補
毎日新聞 2012年12月05日 東京朝刊
http://senkyo.mainichi.jp/news/20121205ddm001010043000c.html
↑・・・「運用に万全を期します。原子力発電所の活用は不可欠であり、その政策を強力に推進し、わが国のエネルギーセキュリティ(安全保障)、需要及び環境問題に応えるため、その増設も含め、体制を整備します」。
その意味は、『原発は不可欠。強力に推進する。積極的に増設する。もちろん原発体制は強化します』ってことです。
しかし、選挙民の中で「反」原発の声が高いと見るや、自民党は、「原発推進」をあからさまに言わなくなりました。国民に気づかれないうちに、ダンマリを決め込むことにしたのでしょう。

原発推進はよくないと思われる方は、投票の際には自民党を避けるのが無難でしょう。
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