以下の予測は個人的な易占結果の発表につき、はずれても責任は一切取れません。あらかじめご了解ください。
05/16 の予測:
地域 得卦 予測
----------------------------------------------------
東京都: 雷火豊 上六 そろそろ歪に用心したほうがよいかもしれません
静岡県: 火水未済 初六 午前中に起きなければ、地震の心配はないと思います
愛知県: 天雷无妄 六二 今日は心配はないと思いますが、近県の地震に注意
大阪府: 沢雷随 九五 地震の心配はないと思います
3つの地域に出た卦に「雷」の字が入っているので、地殻の歪が少し気がかりです。
「2012年問題」:その5
2012年問題に関する欧米での関心の高さからか、NASAに問い合わせが殺到しているようです。NASAは、「宇宙生物学者に聞け」のページで、2012問題に関する公式見解を発表しています。5月6日、5月11日、5月12日、および5月14日の記事でNASAの回答をお知らせしましたが、今回の「その5」が最終回です。読み物としてもナカナカ面白いと思うので、最後までぜひお読みください。
「宇宙生物学者に聞け」のページ:
質問16.私の学校の友人はみんな、2012年に小惑星が地球に衝突して全員死ぬと言っています。それは本当ですか。
NASA回答:あなたの友人たちは間違っています。地球は常に彗星や小惑星の脅威にさらされてきましたが、大規模な衝突はめったに起きません。最後の巨大衝突は6500万年前でした。それによって、恐竜が絶滅しました。今日、NASAの天文学者たちは、地球の近くにあって衝突しそうな巨大小惑星を一刻も早く発見するために、スペースガード・サーベイという調査を行っています。かつて恐竜を絶滅させたような、脅威となる巨大な小惑星はないことがすでに確認されています。その作業は公開で行われていて、観察・発見の詳細は、NASAのNEOプログラム・オフィスのサイトに毎日載せられます。そこで、2012年に衝突しそうなものは何もないことをご自分で確認できます。
質問17.ニビルの話がウソなら、なぜNASAは否定声明を発表しないのですか。なぜ、そんなウソの話が広まって人々の恐怖心をあおるのを黙って見ているのですか。なぜアメリカ政府は何も対策をとらないのですか。
NASA回答:NASAのホーム・ページにアクセスすれば、「ニビル-2012」のホラ話を取り上げた多くの記事が見つかります。それ以上、NASAができることはありません。おっしゃっているホラ話はNASAとは何の関係もありませんし、NASAのデータに基づいた話でもありません。つまり、NASAはこれに直接関与する機関ではないのです。しかし、人々の恐怖をつのらせることを目的としたこのようなホラ話は、地球の温暖化や生物学的多様性の喪失などの、もっと重要な科学的な問題を心配する人々の気分を少しはやわらげる話題であると、NASAの内部および外部の科学者は考えています。私たちは言論の自由のある国に生きています。それには、ウソをつく自由も含まれてしまいます。しかし、常識を働かせれば、ウソを見分けていただけると信じています。2012年が近づけば、ウソは白日のもとにさらされるでしょう。
質問18.ニビルがホラ話だと証明できますか。2012年に何か恐ろしいことが起きるとよく話題にのぼっています。政府もNASAも隠し事が多いので、何か証拠を見せて欲しいです。
NASA回答:2012年の最後の審判の日がホラ話であると証明しろとおっしゃっても、それは無理です。その話がウソであることをNASAに証明しろというより、むしろ、最後の審判の日を吹聴している人に、アナタの言っていることは本当であることを証明してくれと頼むべきではないでしょうか。もし、15mの背丈の紫色のゾウがクリーブランドを歩いていると、誰かがネット上で言ったとしても、それが誤りであることをNASAに証明しろとは誰も言わないでしょう。証明する責任は、そのような突拍子もないウワサ話を流した本人が負うものです。カール・セーガンのコメントがよく引用されます。つまり、「法外な説を信じてもらうには、法外な確実性の証拠が必要である」ということです。
しかし私が思うには、ニビルは存在しないと確信をもって断定できる域に天文学者はすでに到達しています。太陽系内に巨大惑星(または褐色矮星)があれば、天文学者は何年も前から気づいているはずです。間接的な方法としては、他の物体に対する重力の摂動によって、また直接的な方法としては、赤外線の検出によって、発見できるからです。NASAの赤外線宇宙衛星(IRAS)が1983年に最初の全天調査を実施し、その後何回か調査が行われています。もしニビルが存在するなら、その際に検出されていたはずです。さらに、太陽系内を3600年ごとに大質量のものが通過すれば、系内の惑星の軌道が甚大な影響を受けたはずなのに、その形跡はまったく見られません。
私の言うことを鵜呑みにする必要はありません。常識を働かせてください。あなたはニビルを見たことがありますか。2008年には多くのネット・サイトで、2009年には肉眼で見えるようになると言われていました。巨大惑星や褐色矮星が2012年に太陽系に侵入しようといているとしたら、世界中のプロまたはアマチュアの数十万人の天文家によってすでに追跡されています。それを観測しているというアマチュアの天文家に会ったことがありますか。「スカイ・アンド・テレスコープ」などの人気の高い天文雑誌で、写真や解説を見たことがありますか。ニビルがもし存在するなら、誰も秘匿できない。。ことは、ちょっと考えれば分かります。

質問19.映画「2012」の恐ろしげな広告をどう思いますか。最後の審判の日の脅威を確かめるには、ネットのサイトを見るように言っていますが。。。
NASA回答:2012年のニビルや最後の審判の日に関してや、政府を信用できないという件に関する似非科学の風説が流れています。それは、2009年11月に公開されるコロンビア・ピクチャーの新しい映画「2012」によって一層高まりつつあります。劇場やネットで上映されているこの映画の予告編には、ヒマラヤ山脈を飲み込む津波があらわれ、「政府は、地球上の60億人のために、世界の終焉に対してどんな備えをするのでしょう。。。何もしないでしょう。。。真実を見出してください。2012をグーグル検索してください」という言葉だけが続きます。
この映画の宣伝広告のために、まったく架空の「人類生き残り研究所(IHC)」というデタラメな科学ネット・サイトが作成されています。このサイトによれば、IHCは科学研究と予防対策の専門機関であり、その任務は人類のサバイバルであるとのこと。このサイトは、世界中の政府、ビジネス、および科学のリーダーによって1978年に設立されたと説明しています。また、IHCの科学者が2004年に、94%の確率で世界は2012年に壊滅すると断言したとも述べています。このサイトは、救済される人員を選択するための抽選に登録するよう呼びかけています。私の同僚が飼い猫の名前を登録したら、受け付けられたそうです。ウィキペディアによると、この種のデタラメWebサイトの作成は、コンピューター・ウィルスを真似た「ウィルス性マーケティング」と呼ばれる新手の広告テクニックであるとのこと。
質問20.質問が殺到しているとおっしゃっていますが、いろいろ否定なさることによって、かえって陰謀が存在することの「証拠」に違いないと信じ込む人もいるであろうとの思惑で、ある種の書籍あるいは映画のキャンペーンに利用される可能性があるのではないですか。
NASA回答:ニビル(および様々な惑星直列やポール・シフトなど)に関して受け取るメールの数が増え続ける(実際、今や週に20通以上きます)につれて、私は、まさにその質問を毎日自分に問いかけています。明らかに、最後の審判の日が近づくことに対する人々の恐怖につけ込んだ金儲けが行われています。その最たるものは、SFパニック映画「2012」の広告(質問19を参照)であることは明らかです。ニビルに関する書籍やテープ、あるいは「サバイバル・キット」まで販売しているネット・サイトもたくさんあります。しかし社会的な本当の問題(地球温暖化や金融危機)が山積しているのに、人々がそのようなウソに惑わされるのを悲しく思います。
G.シリング著の新刊の天文学書「惑星Xをハントする」に次のように述べられています。「陰謀を暴くためになすべきことはたくさんある。ニビルの荒唐無稽な諸説の洪水をずっと冷静に見つめていた考古学者や天文学者は、そのような天文学のオトギ話のどこが間違っているかを科学的に詳しく説明している。彼らは、今後数年間は作業を削減することになるであろう。そして2012年12月22日には、また別の似非科学のデタラメな説が沸き出して、また同じことの繰り返しになるであろう。太陽系内で新しい天体がいくつ発見されても、ミステリアスな惑星Xに対する憧れは止まないからである。」 完
05/16 の結果:
東京都: 地震の報告なし
静岡県: 地震の報告なし
愛知県: 地震の報告なし
大阪府: 地震の報告なし
05/16 の予測:
地域 得卦 予測
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東京都: 雷火豊 上六 そろそろ歪に用心したほうがよいかもしれません
静岡県: 火水未済 初六 午前中に起きなければ、地震の心配はないと思います
愛知県: 天雷无妄 六二 今日は心配はないと思いますが、近県の地震に注意
大阪府: 沢雷随 九五 地震の心配はないと思います
3つの地域に出た卦に「雷」の字が入っているので、地殻の歪が少し気がかりです。
「2012年問題」:その5
2012年問題に関する欧米での関心の高さからか、NASAに問い合わせが殺到しているようです。NASAは、「宇宙生物学者に聞け」のページで、2012問題に関する公式見解を発表しています。5月6日、5月11日、5月12日、および5月14日の記事でNASAの回答をお知らせしましたが、今回の「その5」が最終回です。読み物としてもナカナカ面白いと思うので、最後までぜひお読みください。
「宇宙生物学者に聞け」のページ:
質問16.私の学校の友人はみんな、2012年に小惑星が地球に衝突して全員死ぬと言っています。それは本当ですか。
NASA回答:あなたの友人たちは間違っています。地球は常に彗星や小惑星の脅威にさらされてきましたが、大規模な衝突はめったに起きません。最後の巨大衝突は6500万年前でした。それによって、恐竜が絶滅しました。今日、NASAの天文学者たちは、地球の近くにあって衝突しそうな巨大小惑星を一刻も早く発見するために、スペースガード・サーベイという調査を行っています。かつて恐竜を絶滅させたような、脅威となる巨大な小惑星はないことがすでに確認されています。その作業は公開で行われていて、観察・発見の詳細は、NASAのNEOプログラム・オフィスのサイトに毎日載せられます。そこで、2012年に衝突しそうなものは何もないことをご自分で確認できます。
質問17.ニビルの話がウソなら、なぜNASAは否定声明を発表しないのですか。なぜ、そんなウソの話が広まって人々の恐怖心をあおるのを黙って見ているのですか。なぜアメリカ政府は何も対策をとらないのですか。
NASA回答:NASAのホーム・ページにアクセスすれば、「ニビル-2012」のホラ話を取り上げた多くの記事が見つかります。それ以上、NASAができることはありません。おっしゃっているホラ話はNASAとは何の関係もありませんし、NASAのデータに基づいた話でもありません。つまり、NASAはこれに直接関与する機関ではないのです。しかし、人々の恐怖をつのらせることを目的としたこのようなホラ話は、地球の温暖化や生物学的多様性の喪失などの、もっと重要な科学的な問題を心配する人々の気分を少しはやわらげる話題であると、NASAの内部および外部の科学者は考えています。私たちは言論の自由のある国に生きています。それには、ウソをつく自由も含まれてしまいます。しかし、常識を働かせれば、ウソを見分けていただけると信じています。2012年が近づけば、ウソは白日のもとにさらされるでしょう。
質問18.ニビルがホラ話だと証明できますか。2012年に何か恐ろしいことが起きるとよく話題にのぼっています。政府もNASAも隠し事が多いので、何か証拠を見せて欲しいです。
NASA回答:2012年の最後の審判の日がホラ話であると証明しろとおっしゃっても、それは無理です。その話がウソであることをNASAに証明しろというより、むしろ、最後の審判の日を吹聴している人に、アナタの言っていることは本当であることを証明してくれと頼むべきではないでしょうか。もし、15mの背丈の紫色のゾウがクリーブランドを歩いていると、誰かがネット上で言ったとしても、それが誤りであることをNASAに証明しろとは誰も言わないでしょう。証明する責任は、そのような突拍子もないウワサ話を流した本人が負うものです。カール・セーガンのコメントがよく引用されます。つまり、「法外な説を信じてもらうには、法外な確実性の証拠が必要である」ということです。
しかし私が思うには、ニビルは存在しないと確信をもって断定できる域に天文学者はすでに到達しています。太陽系内に巨大惑星(または褐色矮星)があれば、天文学者は何年も前から気づいているはずです。間接的な方法としては、他の物体に対する重力の摂動によって、また直接的な方法としては、赤外線の検出によって、発見できるからです。NASAの赤外線宇宙衛星(IRAS)が1983年に最初の全天調査を実施し、その後何回か調査が行われています。もしニビルが存在するなら、その際に検出されていたはずです。さらに、太陽系内を3600年ごとに大質量のものが通過すれば、系内の惑星の軌道が甚大な影響を受けたはずなのに、その形跡はまったく見られません。
私の言うことを鵜呑みにする必要はありません。常識を働かせてください。あなたはニビルを見たことがありますか。2008年には多くのネット・サイトで、2009年には肉眼で見えるようになると言われていました。巨大惑星や褐色矮星が2012年に太陽系に侵入しようといているとしたら、世界中のプロまたはアマチュアの数十万人の天文家によってすでに追跡されています。それを観測しているというアマチュアの天文家に会ったことがありますか。「スカイ・アンド・テレスコープ」などの人気の高い天文雑誌で、写真や解説を見たことがありますか。ニビルがもし存在するなら、誰も秘匿できない。。ことは、ちょっと考えれば分かります。

質問19.映画「2012」の恐ろしげな広告をどう思いますか。最後の審判の日の脅威を確かめるには、ネットのサイトを見るように言っていますが。。。
NASA回答:2012年のニビルや最後の審判の日に関してや、政府を信用できないという件に関する似非科学の風説が流れています。それは、2009年11月に公開されるコロンビア・ピクチャーの新しい映画「2012」によって一層高まりつつあります。劇場やネットで上映されているこの映画の予告編には、ヒマラヤ山脈を飲み込む津波があらわれ、「政府は、地球上の60億人のために、世界の終焉に対してどんな備えをするのでしょう。。。何もしないでしょう。。。真実を見出してください。2012をグーグル検索してください」という言葉だけが続きます。
この映画の宣伝広告のために、まったく架空の「人類生き残り研究所(IHC)」というデタラメな科学ネット・サイトが作成されています。このサイトによれば、IHCは科学研究と予防対策の専門機関であり、その任務は人類のサバイバルであるとのこと。このサイトは、世界中の政府、ビジネス、および科学のリーダーによって1978年に設立されたと説明しています。また、IHCの科学者が2004年に、94%の確率で世界は2012年に壊滅すると断言したとも述べています。このサイトは、救済される人員を選択するための抽選に登録するよう呼びかけています。私の同僚が飼い猫の名前を登録したら、受け付けられたそうです。ウィキペディアによると、この種のデタラメWebサイトの作成は、コンピューター・ウィルスを真似た「ウィルス性マーケティング」と呼ばれる新手の広告テクニックであるとのこと。
質問20.質問が殺到しているとおっしゃっていますが、いろいろ否定なさることによって、かえって陰謀が存在することの「証拠」に違いないと信じ込む人もいるであろうとの思惑で、ある種の書籍あるいは映画のキャンペーンに利用される可能性があるのではないですか。
NASA回答:ニビル(および様々な惑星直列やポール・シフトなど)に関して受け取るメールの数が増え続ける(実際、今や週に20通以上きます)につれて、私は、まさにその質問を毎日自分に問いかけています。明らかに、最後の審判の日が近づくことに対する人々の恐怖につけ込んだ金儲けが行われています。その最たるものは、SFパニック映画「2012」の広告(質問19を参照)であることは明らかです。ニビルに関する書籍やテープ、あるいは「サバイバル・キット」まで販売しているネット・サイトもたくさんあります。しかし社会的な本当の問題(地球温暖化や金融危機)が山積しているのに、人々がそのようなウソに惑わされるのを悲しく思います。
G.シリング著の新刊の天文学書「惑星Xをハントする」に次のように述べられています。「陰謀を暴くためになすべきことはたくさんある。ニビルの荒唐無稽な諸説の洪水をずっと冷静に見つめていた考古学者や天文学者は、そのような天文学のオトギ話のどこが間違っているかを科学的に詳しく説明している。彼らは、今後数年間は作業を削減することになるであろう。そして2012年12月22日には、また別の似非科学のデタラメな説が沸き出して、また同じことの繰り返しになるであろう。太陽系内で新しい天体がいくつ発見されても、ミステリアスな惑星Xに対する憧れは止まないからである。」 完
05/16 の結果:
東京都: 地震の報告なし
静岡県: 地震の報告なし
愛知県: 地震の報告なし
大阪府: 地震の報告なし