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日々雑感

日々の雑感を書きます。

イーロンマスクは”ちゅうかん”である。

2024-10-29 13:16:08 | 日記
私は大分県出身である。大分弁には”ちゅうかん”という言葉がある。”おっちょこちょい”・"目だちたがり屋”・"お調子者”・”トラブルメーカー”・”お騒がせ者”・”トリックスター”とかの意味を全部混ぜたような意味を持つ、かなりこてこての大分方言である。(なので近ごろの若い人はあまり使わなくなっているようだ。)
会話のみにて使われる言葉であり、私は紙に書かれたものを見たことがないのでもし漢字をあてるとしたらどんな漢字が使われるのかはわからない。

イーロンマスクのすること・言うことをみていると彼は大分弁でいう”ちゅうかん”そのものだ。もし彼が大分にいれば「あいつは”ちゅうかん”じゃー」と言われると思う。

彼はアルペルガー症候群を自称しているが、それは正式に医学的に診断されたものではないそうで、自分の行動・言葉のわかりにくさをカモフラージュするための方便のように思える。彼の起業したテスラは期待が先行しすぎてその株価は過大評価されてるように見える。そして買収したSNS企業での迷走ぶり、自分の子供たちにつけた奇妙な名前、最近の(違法の可能性の指摘される)トランプ支持のための資金のバラマキ等をみていると大分弁での”ちゅうかん”そのものだ。

そして本質的にはファシストと言っていいトランプをサポートすることで、単なる”ちゅうかん”から世の中に害をなし始めているように見える。(2024/10/29)


日本のテニスコートでの女性の覆面とヨーロッパのブルカ禁止

2024-10-14 20:35:21 | 日記
私の趣味はテニスでよくテニスコートへ出かける。あまりテニスをしない人は知らないと思うが、日本の女性アマチュアテニスプレーヤーは日焼けを大変嫌っていて肌を出している人はまずいない。夏でも日焼け防止の長袖と長いタイツを履いて顔には覆面を付けサングラスをするというのが標準的な服装である。比較的若い人も比較的年配の人も同じである。

ここで不思議な現象が起こる。それなりに長い期間一緒にテニスをしているのに、それらの女性テニスプレーヤーの顔を知らないのだ。私の通っているテニスクラブではおそらく50人以上の女性がテニスをしていると思うのだが、顔を知っているのは二人だけだ。その二人はクラブハウスで覆面をはずすことが多いから。その他の人は一日中覆面をはずすことはまずない。

一般的な習慣として人の名前を覚える時は顔とのセットで覚える。だから顔が分からない人の名前を覚えるにはひどく苦労する。テニスをしているので使用しているテニスラケットの種類と体形と声とボールを打つフォームで名前を覚えなければならないのだ。これは一般的には奇妙な体験である。

なぜこんなことを書いているかと言えば、公共の場所で顔を隠すことはベルギーやオランダやスイスでは法律で禁止されていることを思いついたからだ。はっきりとは言われてないがイスラムテロリストへの懸念がこのような法律での禁止という事態をもたらしたのであろう。

上記のテニスコートでの体験より人がずっと顔を隠していることへの違和感は十分に理解できる。(ベルギーやオランダやスイスでテニスコートが顔を隠してはいけない"公共の場"に該当するかどうかはわからないが。) だから顔を隠している人への反感が普段顔を隠すことない社会では簡単に高まりやすいのも理解できる。

おそらくインドネシアから来た福祉関係の仕事をしている人だろう、スカーフをしている女性をちらほら見るようになった。いろんな国から多種多様な人々が日本に来るようになった。日本ではテロが起こらない限りスカーフやブルカが問題になることは無いだろう。テロが起こらないことを祈る。(2024/10/14)

被団協のノーベル平和賞受賞について

2024-10-13 20:53:44 | 日記
被団協がノーベル平和賞を受賞した。それなりに慶賀すべきこととは思うが、ノーベル賞受賞が手放しで素晴らしいこととの報道には違和感がある。ノーベル賞はあくまで欧米の価値観で選定されているものであり、そのことに対する批判精神を持つべきと思う。
いつもは日本へ原爆投下については日本の第二次世界大戦での戦争責任への反省と言う言葉とセットで論評する韓国のマスコミも、被団協のノーベル平和賞受賞に対してはあまり批判的には書いていない。これは韓国も日本と同様にノーベル平和賞の権威に比較的無条件に服することがあるせいか?

被団協の人たちの原爆の被害を語り伝えようとの努力は評価する。しかし核戦力をどうなくそうかとの方策提言についてはこれもまた違和感がある。隣国へ正規軍を入れその領土を奪おうとする意志と能力がある国が日本のすぐそばにあり(ロシアのこと)、またウクライナがもし核を持っていればロシアはウクライナへ侵攻しなかっただろうとの予想はほぼ事実だろうと思われることがその理由だ。

地政学が大好きな軍事オタクのようになってただ核武装すればことが収まるわけではないだろう。また核拡散防止条約は核兵器保有国には核兵器の低減義務があるにもかかわらずそれが実行されずに核兵器の言保有国以外の核兵器保有開始が妨げられている片務条約であることは間違いない。この条約の欧米偏重は目を覆うばかりだ。

日本の核兵器禁止運動をしている団体・人々には今の世界の核兵器の状況を踏まえたうえでの核兵器を低減・禁止する説得力のある方策の提案をしてほしい。(2024/10/13)

映画「シビルウォー」とトランプ

2024-10-09 18:37:09 | 日記
映画「シビルウォー」を見た。映画としてはおかしなところもあったが、娯楽映画としてはまあまあの出来といったところか。

例えばおかしなところを挙げれば青春映画でもないのに平行して走行している2台の車間で車の窓を通って人が移るシーンがなぜ出てくるのだ?とか、殺されそうになっている仲間を救うために後ろに残っていた人が銃をかまえている正体不明の人物 に車をぶつける場面があるが、銃をかまえている人物が車が体当たりしてくる前に車の音に全く気が付かないのは変とか、報道関係者は戦闘状態中でも攻撃されないのだが、報道関係者を攻撃しないというようなルールが内戦下で守られるのか?等々。ただ、この映画のアメリカでの公開は今年春ごろだそうだが、アメリカ大統領選挙下でこのような映画が公開されるという点が一番興味深い。

”権威主義的”な大統領という者が最後に殺される悪役で出てくるが、トランプが大統領時代選挙に負けそうなとき本気で戒厳令を出すことを検討したと伝えられていること、トランプが再度大統領になったら憲法を停止すると公言していると伝えられていること、トランプはプーチンや習近平らの権威主義的なリーダーに心酔していると伝えられていることを鑑みれば、この”権威主義的”な大統領というのはトランプを模した人物であるのは明らかだ。

その”権威主義的”な大統領が殺される映画をこの大統領選挙の時期に公開するところがアメリカらしといえばアメリカらしい。

ハリスがトランプにかろうじて勝つ事態になれば、この映画のようまでとは言わないがトランプ支持者の暴動多発のような相当な混乱が起こるのは当然予想される。そしてトランプが勝てばアメリカは世界中を巻き込みながらとんでもない方向へ向かうだろう。

10/7のロイターで”共和党の大統領候補であるトランプ前大統領は7日、米国内で殺人事件を犯しているのは不法移民だと指摘、「悪い遺伝子がたくさん存在する」との持論を展開した。”との報道あり。また”イスラエルはイランの核施設を攻撃するべし”とトランプが言ったと別の報道もあり。これらの報道がもしトランプが勝った場合にアメリカが向かうだろう”とんでもない方向”を示している。

アメリカ大統領選挙に投票権のない日本人はただ祈ることしかできない。アメリカ人の投票のせいでアメリカがおかしくなるのは仕方がないが、日本がとばっちりを受けませんように。でも大きなとばっちりが来るだろうな。(2024/10/9)



中国・深圳で9月18日、日本人児童が殺害された事件と反日

2024-09-26 20:46:53 | 日記
韓国の反日はうっとおしくもあるが、「オオー、今回はこの手か?」などと楽しむこともできる。現在の尹 錫悦大統領になってから比較的反日運動が低調になっていて最近なんだかものたりないなと感じることもあるくらいだ。なんだかんだ言っても結局韓国は西側にとどまるだろう、その範囲内での反日だろうとの安心感はある。

それに対して中国での反日は底知れない不気味さを感じる。もとより中国は西側にはいない。
今回の深圳での日本人児童殺害は動機はまだ不明だが、中国当局がその動機を秘匿していることで逆に”反日”がその理由であったのではないか?との疑念が大きくなってしまう。

韓国の反日理由は日本による植民地支配だが、中国での反日理由は日本が正規軍を中国に入れて中国本土を戦場とし、かつたくさんの人を殺していることだ。植民地支配が良いとも軽いとも言わないが中国の恨みは韓国の比ではないと思う。

サイバー空間で反日記事は視聴者数稼ぎのためのものも多数あるだろう、反日教育もあるだろう、しかし中国での反日の燃料はとてつもなく多量にあると言える。文化外革命も起きた国である。中国の富裕化・中産階級化に伴い中国共産党でも制御しきれない非常に大きな反日の嵐が近い将来起こると予想する。日本はそれを覚悟すべきだ。悲しいことも起こると思う。(2024/9/26)