韓国の反日はうっとおしくもあるが、「オオー、今回はこの手か?」などと楽しむこともできる。現在の尹 錫悦大統領になってから比較的反日運動が低調になっていて最近なんだかものたりないなと感じることもあるくらいだ。なんだかんだ言っても結局韓国は西側にとどまるだろう、その範囲内での反日だろうとの安心感はある。
それに対して中国での反日は底知れない不気味さを感じる。もとより中国は西側にはいない。
今回の深圳での日本人児童殺害は動機はまだ不明だが、中国当局がその動機を秘匿していることで逆に”反日”がその理由であったのではないか?との疑念が大きくなってしまう。
韓国の反日理由は日本による植民地支配だが、中国での反日理由は日本が正規軍を中国に入れて中国本土を戦場とし、かつたくさんの人を殺していることだ。植民地支配が良いとも軽いとも言わないが中国の恨みは韓国の比ではないと思う。
サイバー空間で反日記事は視聴者数稼ぎのためのものも多数あるだろう、反日教育もあるだろう、しかし中国での反日の燃料はとてつもなく多量にあると言える。文化外革命も起きた国である。中国の富裕化・中産階級化に伴い中国共産党でも制御しきれない非常に大きな反日の嵐が近い将来起こると予想する。日本はそれを覚悟すべきだ。悲しいことも起こると思う。(2024/9/26)