かなり前になりますが、NZワインの試飲会に
行ってきました~
場所は、結婚式のパーティーでも人気の
港のボートハウス。
チケットは一人45ドル。
毎年とても人気だそうで、即完売だとか。
我が家がとてもお世話になっているワイン好きのティナ
(ポールの息子さんの奥さん)が、誘ってくれて、
この日は、ティナファミリーと彼女のお友達と
私たちを含め、総勢7人で出陣。
リアムは、ティナの娘さんがベビーシッターに
来てくれて、全然問題なし。
『行ってらっしゃーい』とあっさり見送りしてくれました
で、この試飲会。
ウェリントンから車で1時間ちょっとのワイン産地
マーティンボローのワインの試飲会。
マーティンボローは1978年にニュージーランド政府が
国内各地で気候の調査をおこない、ブルゴーニュ地方との共通点が
見出された産地です。
それで、マーティンボローでもブルゴーニュ地方の小規模な
ドメーヌの姿勢にも通じる、“手づくりのワイン”をモットーと
しているそうで、そのため完全に量より質の姿勢を貫いているとか。
このイベントも、そういった小規模な16のワイナリーが集結し、
高品質ながらも生産量が少なく入手困難な手造りワインが40種ほど
勢ぞろい。
その全部は、とてもとても試飲できないんだけど・・・
でも、恐るべしティナご一行様。
まずは、品種に的をしぼり
たとえばリースリングなら
各ワイナリーのブースからリースリングだけを試飲。
お次は、ソーヴィニョンブラン、シャルドネと
品種ごとにティスティング。
私とすっちゃんは、そんなには飲めないので
適当に、気になるワインだけ試飲
だってー、彼女達のようにティスティングしてたら
いくら飲むことになるんだか・・・
食事は出ずに、時折、サービスの人が会場をまわり
一口サイズのパイやカナッペをつまむ程度で
もちろん、立ったままの試飲会。
福岡じゃ、ソムリエ協会を通してとか、
マイミクのちぃちぃさんやナナさんのおかげで
それはそれはいいワインやシャンパーニュが提供される試飲会に
行けていたけど、すべてフリー。
会費を払うときは、だいたい美味しい食事との
マリアージュも楽しめていたので
今回の45ドルは、ちと高いかな。。。
でも、今回は主催もマーティンボローのワイナリーのようだし
ワイナリーの人たちのことや
小規模ワイナリーのPRイベンと思うと
ま、それはそれで良しとしませう。
何より、造り手の方の顔を見ながら話を聞きながら
試飲できるって、いいよね~☆
試飲会は17時から20時まで続き
まぁ、NZの人はみんなよく飲みますな~
1時間ほどで、出たりするのかと思ってたけど
ほとんど全員、最後までグラス片手に飲んでおしゃべり。。
私は、この立ったまま・・・というのが、どうも
体にこたえ、ジャズの生演奏も入ってたので
そこで着席してまったり。。
で、気になったワインが、ドイツ人のつくるワイン。
その名もシューベルト。
2006年のピノノワールを試飲したんだけど
NZの一般的なピノノワールとは違った造り。
『食事と一緒にこのワイン飲みたい』と思った1本。
造り手のカイ・シューベルトさんとお話すると
日本人もワイン造りに参加してるとか。
家に帰って、シューベルトのことを調べると
前にベルリンで開催された、
インターナショナル・ピノ・ノワール・テイスティングで、
シューベルトの2004ヴィンテージが、ブルゴーニュの
シャンボール・ミュズィニー・グラン・クリュ・コント
・ジョルジュ・ドゥ・ヴォギュエの1999ヴィンテージと並んで
トップ・ピノ・ノワールに選ばれたことがあるそう。
ドイツでは後者ヴォギュエが約846NZドル(約72000円)で
販売されているのに対し、前者シューベルトは
約50NZドル(約4300円)だとか。
同じ賞を獲ったというのに、すごい値段の差!!
2004のシューベルト飲んでみたいなぁぁぁ。
試飲会の後は、みんなで食事に出かけ
あんなに飲んだのに、ここでもワインをオーダーする
ティナ姉妹。ツワモノです。
なんで、私の周りには、こんなとてつもない横綱級の
飲兵衛ばかり集まるのでしょう・・・
夜の街は、福岡の天神とほとんど変わらずとても賑わって
おりました・・・