おかあさんがいつとう好きな長の子が赤子をいだく細きかひなに
「いつとう」が「いちばん」ならこの切なさは半減したと思う。この一首には「おかあさんがいつとう好きな長の子」とそのお母さんの愛情を奪ってしまう赤子が登場し、その上細い腕に抱き子守をしている。その姿がいじらしく切なさを生む。
「いつとう」や「長の子」「かひな」の言葉や調べから民謡を感じた。
「いつとう」が「いちばん」ならこの切なさは半減したと思う。この一首には「おかあさんがいつとう好きな長の子」とそのお母さんの愛情を奪ってしまう赤子が登場し、その上細い腕に抱き子守をしている。その姿がいじらしく切なさを生む。
「いつとう」や「長の子」「かひな」の言葉や調べから民謡を感じた。