with trinita

☆おひとりさまトリサポの日常ブログらしいです☆

複雑な気持ち

2005-08-29 | もぶろぎゅ
あれほど望んだファンボ監督解任なのに、なんだか複雑な気持ちだ。
去年、ベルガー監督の側でベルガー流を学んだとはいえ、たった一年である。彼(ベルガー)の其れはたった一年で盗めるものではなかっただろう。ベルガー流を進化させた超攻撃的サッカーを、と言っていたが、開幕してみれば其れがいかに難しく、いかにリスクのあるものか判っただろう(まぁカンファレンスで攻撃サッカーをするとは言っていない、などと軽くかわされた様だが)
去年私は犬飼に住んでいたような状態だったので、ベルガー氏やファンボさんの様子も見てきた。ベルガー氏はもちろんファンサービスも超一流であったが、ファンボさんだって見学者には必ず挨拶をしてくれていたし、選手ともじゃれあったりしていた。
今年も最初はチームの雰囲気はとてもよかったし、チーム一丸となって盛り上げようとしていりのがヒシヒシと伝わってきたものだ。
だが、開幕を迎え、結果が悪くなるにつれチームのムードは一変した。
ファンボさんも、頑なに心を閉ざしているように感じられた。
選手に舐められてはいけないと一線を引いているように感じた。
果たして、彼には良き相談者がいたのだろうか。
監督経験のない彼に、人心掌握術をアドバイスする人物はいただろうか。
ケアする人物はいただろうか。
40歳という若いファンボさんには、よほど有能な右腕がいない限り、相当な重務だった筈だ。
トリニティ時代からチームを支えてきてくれたファンボ氏。
俺たちの夢をここまで大きくしてくれたファンボ氏。
ともに歩んできた人たちは、ちょっと先走り過ぎたのではないか。
無理に監督に押し上げた結果の責任を、ファンボ氏自らがとらなければならなくなった。
俺たちは英雄を失った。
過去の英雄よりも未来を望んだのである。
俺たちの歩む道が間違っていないと示す為にも、最高のサポートをしなければいけない。
j1残留は絶対である。
茨の道を進む為に数々の犠牲を払ってきた。
ファンボ氏もまた犠牲の一人。
もう後がない。
昇るしか、ない。

ファンボさん、すまなかった。
必ずj1に残留する。
だからファンボさんも、指導者として頑張ってほしい。
すべてはトリニータのために。


追記:スカンズ氏には重責だが、この重責を乗り越える力を持っていると信じている。最高のサポートで支える。

ウマクイッタラスカンズデイインジャナイノ?