目白バースハウス日記

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妊娠中の水泳

2022-08-23 16:06:17 | 日記
妊婦さんのスイミングが妊娠中の身体に良いとされているようですね。全身運動になるし、浮力があるので動きやすい、等々、お勧めしたいところですが、プールの水温は32~34℃となっていて、体温よりは下がってます。プールの中では動いていた方が良いと思いますし、プールから上がったら、すぐにジャグジーに入ったり、シャワーを浴びて、体が冷えないように対策をすることが賢明だと思っています。

プールの中で運動してから水から上がると、かなり暑く感じてしまう事が多いようですね。その後でママ友とついつい冷たいものを飲んでしまう。それは要注意です。

体の中から冷やしてしまうことになりますので、内臓はダメージを感じてしまい、消化器系を弱らせたり、体力を損なうようになったり。

できれば妊婦水泳は33週頃に終わらせて、その後は陸で歩くようにした方が私は良いと思っています。

プールも海水浴も同様です。

以前お仕事でダイビングをされていた方も、妊娠後期近くまで海に潜っていらっしゃいました。冷えるから、早めにお仕事を切り上げてほしいとお話ししましたが、その方は「お寿司屋さんのガリ」を食べているから、体は温かいので心配していない、と話されてました。

ショウガは熱を加えると温める作用が起こりますが、ガリは常温でしかも甘酢につけていているので、食べても体は温まりません。

その方も、やはりお産になった時にはかなりの時間がかかってしまいました。

妊婦水泳は運動としてはとても良いことも有りますので、水中から上がったら体を温めることと、水の中に入る時期を考えて楽しむと良いですね。

妊娠中の冷え対策

2022-08-22 23:17:02 | 日記
「妊娠中は冷えないように」って言っていても、具体的な事はあまりネットでも書かれていないのが現状みたいですね。

助産院を始めて数年経った時のことです。寝るときも、エアコン使っても良いので、冷えないように工夫して使うようにお話ししてました。

ある妊婦さんは、32℃以上ある室温の中エアコンつけないで、長袖のパジャマ着て寝ていられると話していました。凄く疑問に思って、なぜそれで寝られるのか、脱水状態にはならないのか、不思議に思って水分摂取についても気をつけるように話しました。

その後に分かったことですが、毎日アイスノン使って、頭や首を冷やして寝ていたそうです。

その妊婦さんは子宮口がとても固くて柔らかくならず、陣痛が来ても開いては来なかったんです。

2日経過しても子宮口は半分以下しか開いては来なくて、結局助産院では出産できませんでした。

暑かったら夜中にエアコンつけても構いません温度が低くなりすぎないようにして下さい。但し、皮膚の露出は少ないように、長袖で。
そしてエアコンは冷房で運転すること。

除湿にすると、皮膚の水分もかなり少なくなりガサガサになりやすくなるし、そんな中で呼吸すると湿度が少ないので、喉に負担がかかります。

取りあえず、首、頭は発熱している時以外は冷やさない方が良いようです。頭部の血管も冷えて収縮し固くなりやすいです。

私の父はエアコン嫌いで、アイスノンを常用し、若くして脳梗塞になりました。基礎疾患がありましたので、血管自体が脆かったのもありました。

もうすぐ夏も終わりに近くなってきてます。気温も以前より低くなり、過ごしやすくなっても来るでしょう。
「首」と名前がついている、首、手首、足首、は冷えないようにレッグウォーマーや靴下を履いてお過ごしください。







バースクラス3回目

2022-08-20 23:10:53 | 日記
今日のバースクラスは経産婦さんが多くご参加くださいました。
お子様連れの妊婦様が多くて、かなりワイワイしながらの楽しい会になりました。

リピーターの妊婦さんからの体験談もあり、おまけにお子様からのアドバイスもありました。

3回目の内容はお産について、です。妊娠中期以降の子宮の状態と胃腸との関係、正常な陣痛の進み方等々。その後お産のDVDを皆さんで見て、質問があればそれにお答えします。終了は12:30頃になってしまいました。

お母様の身体が冷えていると、お腹の赤ちゃんも冷えてしまい、その結果が赤ちゃんの体温も上がりにくくなってしまうので、妊娠中のケアが大切になります。

冷えていると体調も悪く、怠くなりやすかったり、顔色もくすんでしまって、血液循環も滞りやすくなります。また産まれてくる赤ちゃんも、骨盤底筋群の圧迫が強くなるので、産まれてきてから泣くことが多くなるように思えます。これは私が感じているだけかもしれませんが。

以前アイスクリームを陣痛中に食べてしまったお母様が、陣痛がとても痛くなり、そして子宮口がなかなか開かなくなってしまいました。その結果、2日間と言う永いお産になってしまって、大変だったことを覚えています。

以前、東大で産科の先生方の前でその事をお話ししたときに「また助産師のアイスクリーム食べるな、が始まった。」と、言われましたが、その後に、冷えと分娩、のテーマで研究してくださった教授のお陰で、冷やさない大切さが知られる事になりました。有りがたいことです。

お産にとっては冷やすことでの危険性が増します。特に助産院では危険な事になってしまいます。
夏ですので、冷やさない工夫をして日々お過ごしください。

9月の見学会開催について

2022-08-20 00:35:13 | 日記
見学説明会のお問い合わせについて、ご連絡いただくことが多く、9月は少人数で2回開催することにしました。

7月8月も多くの方々にご利用いただき時短でお話しさせていただいたり、二部制にしてみたりと色々試みてみました。

やはり時短でお話しできることはかなり限られてしまい、妊娠中の食事の問題や身体を冷やさない、と言う点に関しても、その影響が妊娠中期に出てくるような状況が見られました。

ですので、9月からは少人数で行い、妊娠中の身体の変化に伴った身体の自己ケアについて実例をあげながらお話ししたいと思っています。

9月は第2、第4週の土曜日の午後から見学会を行うことにしました。

自然な出産に興味のある方、自分流のお産をしたいと考えていらっしゃる方のお越しをお待ちしています。
予約制なやなりますので、お電話かメールでお問い合わせください。
氏名、年齢、ご連絡先、出産予定日などお書き下さるとありがたいです。

前回告知させて頂いた値上げの件

2022-08-07 09:32:13 | 日記
前回お知らせした値上げの事ですが、9月が目前に迫って来たので、再度のお知らせです。

見学会が有料になりますが、初診で来られる時に、それは初診料の1部となります。再診料は6000円になります。

またバースクラスの料金ですが、今までは3000円でしたが、それを5000円にさせていただきます。

紹介状や診療情報提供書の発行も以前に戻して、1枚3000円の有料になります。

その他にも価格変更がありますので、見学会の時にお知らせします。

よろしくお願いいたします。