every word is just a cliche

聴いた音とか観た映画についての雑文です。
全部決まりきった常套句。

RAUDIVE -CONE EP

2009-04-13 | TECHNO


この所お気に入りなのがOliver HoのRAUDIVE名義でのシングル「CORN EP」。

長尺で挿入される憂いを帯びたエキゾチックな管楽器やECMぽいジャズピアノのフレーズがVillalobosの通称生首(Fizheuer Zieheuer)を彷彿とさせる。

Ricardo Villalobos - Fizheuer Zieheuer Pt.1a


http://www.jetsetrecords.net/jp/product/723003485522

曲の長さもあるけれど、"生首"よりはドロドロしてなくて、聴きやすい(って表現もどうかと思うけど)。

Blueprint recordsやMetaでの活動が印象的なOliver Hoにはハードミニマルな印象をもっていたけれど、よくよく聴き直してみるとハード・ミニマル一辺倒な感じでもなかったんすな。

Oliver Ho - Ember


それにしても、かつて"街のミニマル君(2009年現在30台半ばあたり)"の心ときめかしていたアーティストたちが、ディープな方向に進んでいるのがオモシロいっす。

Oliver Hoもミニマル・テックな音をRAUDIVE名義で発表しているから、違う物っていう意識はちょっとあるんだろうな。

音がディープに鳴っているのは重ねた年齢の所為というよりも世情が反映しているからだという気がするです。

Oliver Ho : My Space


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