every word is just a cliche

聴いた音とか観た映画についての雑文です。
全部決まりきった常套句。

dop - ジャズでアフリカンなフレンチ・グルーヴー・ビート

2009-03-17 | TECHNO
Guillaume & The Coutu Dumonts『Paraiso 91.90.70』(Oslo)に端を発した生音パーカッション・クリック或いはRobag Wruhmeらが手掛けるようなジャズをサンプルしたクリック。

dOPはその流れで一部の好きモノからアツい注目を浴びてはいたであろう。

先日来日を果たしてUNDERGRAM@UNITでメイン・アクトを勤めたわけですが…。
正直「この段階で!?」ってオドロキの方が大きかった。
Dazz y DJ Nobuとのダブルヘッダー、あるいは……っという印象。シングル数枚しか出してないし。

ライヴを見るまではそんな感じだった。

何枚かのシングルで聴けるようなアフロ~ジャズを下地としたクリックなのだけれど、Jaw(Vo)のアジテート/パフォーマンスで楽曲の表情はアグレッシヴさを増す。
つまり、ライヴ慣れしているのだ。

Unitでのパフォーマンスの山場をひとつ上げるとすれば、ステージ前方の女性客をステージに上げてしまった「Panik」だろう。


dop Panik
Jet Set Records視聴


この曲もビッグバンドをサンプルしているという点ではジャジーなクリックなのだが、グルーヴがスクエアな立てノリ(スネアが肝)なの上にホーンがチンドン屋然としているので、

トラックを操るバックとボーカルという構成のエレクトロニック・バンドといえばUNDERWORLを思い起こすが、今製作中だというアルバムにUWのような幅広さを見出せれば、ひょっとしたらひょっとするかもしれない。

ModeselekorがRadioheadのフロントアクトに抜擢される世の中だし……、先物買いしたい方は唾つけといた方がいいかも(暴落しても責任は持てません)


dop God Bless The Child EP
Jet Set Records視聴


Interview onhigher frewuency


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