every word is just a cliche

聴いた音とか観た映画についての雑文です。
全部決まりきった常套句。

Sound Symbol Composition「Rexonance」

2015-04-13 | TECHNO
Sound Symbol Composition

「おい、これはちょっといいゾ! 年間ベスト級、少なくとも上半期ベストの一枚だな。」と瞬間思って、針を落としてAサイドをひっくり返しB最後の半ばに差し掛かる頃にはツイッターに投稿してた。



JEFF MILLSやURとの共演経歴を持つサックスプレイヤーDAISUKE FUJIWARAも参加した日本発のダンス・セッション・バンドSOUND SYMBOL COMPOSITIONによるジャズ・ハウス傑作!(UNDERGROUND GALLERYより)


まず藤原大輔のサックスの調べに耳を奪われる。

Galaxy 2 GalaxyのMETAMORPHOSEでのパフォーマンスでサックスを吹いていたのは彼だし、「mama's basement」でのサックスも彼の演奏だ。

そう、「Hi Tech Jazz」のサックスといったら藤原大輔なのだ。

Phatやquartz head 01といった主体のプロジェクトでも"Hi Tech Jazz"のコンセプトを受け継いだエレクトロニクスと生演奏が高度に融合した演奏をしていた。


で、このSOUND SYMBOL COMPOSITION。
その藤原大輔とスガダイローtrio、Daitokai、Zycosというバンドなどでドラムを叩いている服部マサツグ、ンクバンドミドリ、Oncenthtrio、Zycos等、、ジャズ、ポップス、パンク、即興音楽とあらゆる音楽フィールドで演奏を続けるBass岩見継吾からなる3名によるバンド・プロジェクトだ。

代々木を拠点に活動するレ-ベル[yygrec]からリリースした12インチ「Resonance*」にはまさに"HI TECH JAZZ"コンセプトを踏襲した楽曲が4曲、収められている。

基本はハウスのグルーヴなのだけれど、ひたすらにイーブンキック…というわけでもなく、ミュージシャンによるセッションという生演奏の手触りを残しつつエレクトロニックでヒプノティック…。

強いて言えば1stの頃のCobblestone Jazz(コボルストーン・ジャズ)に近いというか。


因みに色々とみたのですが神戸のUGさんだと百円安いです。
http://www.undergroundgallery.jp/index.php?main_page=product_info&products_id=43360

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