コンタクトに変えて、髪型をオシャレに変えてから(時期的には『DE9 | Closer To The (R)Edit 』以降だから2002年~?)、どーも忘れてたけれど、本来リッチー・ホーティンという男は諧謔の男だ。
だいたいPLASTIKMANというコンセプト自体がバカバカしい。
曰『Sheet One』はそれまで(トランスなどの)構成が練られた楽曲が多かったから、シンプルにミニマルにしたし、『Musik』はBPMが早くてハードな風潮だったからゆったりとしてファンキーな曲調にしたという態度は反骨というよりも「いっちょカラかってやっか」的な茶目っ気を感じさせる。
その証拠に『Sheet One』のジャケットはLSDを模したものだったではないですか。
代表曲「Spastik」は未だにフロアの起爆剤となりうるリーサル・ウェポンですが、それに類した「Helikopter」という曲を忘れてはいけません(808のサイドスティックがプロペラ音のように聞こえる)。
因みに「Spastik」には時期的に見て、元ネタと思われる「Spastik Itro」(DJ SKULL 1991年リリース)と言う曲があります。DISCOGS | D.J. Skull* - N.R.G. Music(Saber Records)
その他にも"叔父がやっている"と言う触れ込みでRobot Manという覆面ユニットを立ち上げてみたり、ガバに色目を使った(?)Cybersonik「Machine Gun」だったり、どれも諧謔精神にあふれた"悪戯"だ。
先日のWomb Adventure 10でのライヴは、そういった諧謔性を思い出させてくれるものでした。大仰なiPhoneアプリだとか(でも、「Substance Abuse」は燃えたなぁ~)。
昔は↓こんな感じの人だったんですけどね。↓
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