every word is just a cliche

聴いた音とか観た映画についての雑文です。
全部決まりきった常套句。

「さっきamazonのCDランキングを見たが、本当に唖然とした」を読んで唖然とした

2009-03-11 | 音楽NEWS

俺は断言するが、あの初音ミクの機械の声を聞いて感動してCDを買う奴は馬鹿だ。これは100%断言できる。

何であれがいいと思うの? なんであれのCD買うの? 本当に分からない。あれ機械じゃん。機械の声だよ? 誰だってあれ聞いて機械だって言うのは一瞬で分かる。それで感動するって本気で馬鹿なんじゃない?



このエントリーがバカ丸出しであること、突っ込みどころが多すぎることは読めば分かるでしょって感じなので、いちいち書かない。
面倒くさい……というよりもそれを書いている自分がイヤになるんだよね。

んが、はてなでのトラックバックなどをザッと読むと話の前提にあるものが根深そうなので書いてみる。


俺ははっきり言うが、もっと人間が本気で歌ってるCDを買うべきなんだよ。じゃないとおかしい。プロの歌手が毎日どれだけ苦労してるか知ってるか? ボイトレ、筋トレ、喉や体調の管理、食事管理、書けばきりがない。大好きな酒、タバコも我慢して頑張ってる人もたくさんいるし、サラリーマンみたく安定した職じゃないから毎日不安と戦ってる。そういう方が心を込めて歌ってるCDを買わずに、機械の声を買う。ほんと死にたくなるね。どうしてあの機械の声を買うかね。わからない。世の中不思議だらけだ。

心を込めてうたっているかどうかに重きが置かれている。
つまり、歌い手の生き様を音に重ねている。
求められているのはメロディやリズムでもグルーヴでもなく、歌い手のドラマだ。

そうであればドラマが主役になり音がおまけになるのは自明の理。

羞恥心やジェロなんかその身近な代表例だろう。

ジェロCD買った中で演歌・ムード歌謡が好きな人はどれくらい?
90年代からずうっとアイドル的なものは否定されていたのに(だからこそのモーニング娘。)、羞恥心を好きな人は今まで冬の時代を耐えていたのだろうか?

CDプレイヤーからiPODなどのDAPと音楽を聴くシーンは増えてきたけれど、結局音楽を聴きたい人、楽しめる人ってそこまで多くないんじゃないか?
そういえば国内最大規模のレコード会社の親会社はウォークマン作っているところですねぇ(棒読みで)。

少なくともこのエントリー投稿者が好きなのは音楽じゃないと思う(もしかしたら音楽家やCD出しているタレントは好きなのかもだけど)。


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