Kent☆ackyの"2丁目から"~The long and winding road~ 

日頃感じた面白いこと、楽しいことを書いています。

蜜柑

2008年11月28日 | Weblog
私が住んでるアパートの前に大きな一軒家があります。お世辞にも豪華とはいえない、どちらかと云えば質素なたたずまいでどうやら二世帯で住まれている様子。息子さんが60くらいに見えるので同居のご両親はもう90間近?いつも小さな庭先で日向ぼっこされてますがそれ以外は雨戸を締め切りひっそりとしています。その小さな庭の東側はこの家で唯一、一日中陽が当たる場所。ここになんと蜜柑がなっているのです。9月くらいからポツポツと実がつき始め、秋の深まりと共に綺麗なオレンジ色に変わりました。先月はじめには鈴なり状態となりましたが家主はどおやら収穫の意志がなさそうな気配。採っているところも見たことないし、実の数も一向に減りません。きっと食べれない蜜柑なんだよと害虫のクセに食べ物にはとことんうるさいM‐ackyが言いました。しかしどう見てもスーパーに並んでいる蜜柑とも見劣りしないばかりかみずみずしく美味しそうです。ある日の夜半すぎ、私はその真偽を確認すべく手が届くところにある実をもいで食べてみることにしました。手に取って見てもなんら遜色のない蜜柑。皮をむいてみました。これまた美味
しそう。目に見えない農薬、化学物質等の問題は食べた後の自覚症状で判断することにして思い切って食べてみると…旨い!なんとも甘い蜜柑です。しかし持ち主が食べない訳がないので食べた後にきっと激しい腹痛に襲われるに違いない!と覚悟を決め、だったらもういっこいただきだあと再度採りに行き結局三個いただきました。元々お腹はあまり強いほうではないのできっと痛い目に合うんだろうなあと覚悟して時が流れます。なんともないではないですか!やっと便意を催しトイレに行くも生まれたのはノーマルなもの。なぜ取って食べないのか謎だけが残り、鈴なり蜜柑は今日も私を誘惑するのでした。