前日から場所もユニフォームも変わり,別のチームを応援するような気分で迎えた大阪。
近鉄を象徴する三色ユニ&岡本太郎の猛牛マークが復活。
個人的には,この時代のユニフォームともなると自分のチームながら敵のイメージを感じたりします。
近鉄で大阪ドームのライトスタンドとなると,いつもいるのにアウェイ感を感じるものです。
神戸蒼誠会の応援団員さんが身に纏う「Blue Wave Spirits」と三色帽が一体となって応援しているのが,
オリックス・バファローズの現実だったりするもの。
現コーチ陣の中で,このユニフォームを着ていたのは赤堀さんがそうですが,終始ブルペンにいたため姿を見られず。
大島公一と森脇浩司の2名の姿は見られましたが,ともにトレードで移籍してからの印象の方が強いので,あまり実感が沸かないんですよね。
こちらは,開門前の屋外ステージ。
八カセさんが掲げてるのは,1989年での日本シリーズで3連勝した際に勢い余って掲出されてしまった
「近鉄日本一」のポスター。もはや幻となってしまいましたが・・。
この後,八カセさんはマイクを手に取り・・・とあるCMソングを熱唱。
そのCMとは・・
「京橋は,エエトコだっせ。グランシャ○ーが,おまっせ」
そのCMの人こそ,ダンディー梨田。
球団OBのスペシャルゲストとして招かれていたようです。
やっぱハムの人というより,近鉄の人ですね。近鉄でも優勝監督ですし。
ただ,梨田さんのトークショーの開始直後に開門となるため,外野自由席の激しい争奪戦に戻るため,殆ど聞けずじまいでした。
午後6時からの試合を見るために午後2時から並んで,その間球団のイベントすら見られず,
ただ試合まで4時間待ちぼうけというスケジュールは何とかならないでしょうか。
梨田さんは,この後グラウンドで始球式にも登場。
始球式といっても,駿太の計らいで梨田さんがキャッチャーの姿を見ることができました。
さらに,この日が梨田さんの59歳の誕生日。スタンドからも熱い祝福の歓声が。
こうして試合開始。
この試合,主審嶋田のストライクゾーンとハーフスイング判定が終始一貫せず,試合の締まりが悪かったものです。
序盤はゾーンも広く,ハーフスイングも厳しくとっていたのに,中盤になるとゾーンが狭く,スイングは塁審に任せるようになりました。
西勇輝と上野の両先発投手が,まさに審判の判定によって左右されるという試合。
序盤は上野がハーフスイングを厳しく取って助けられ,3回からは西勇輝が狭くなったゾーンに苦しんだ展開。
ロッテが先に効率よく3点を先制。(近0-3ロ)
「10.19」をテーマとした試合だけに,近鉄は勝てないのか?
しかし,
デホの2ランで追撃開始。(近2-3ロ)
さらに。
竹原の2ランで逆転。(近4-3ロ)
感情を表に出して喜ぶ竹原の表情を見てると,「10.19」の村上の再現に近いのかも??
しかし「10.19」は試合がもつれるんですよね。
ロッテもプロとしての意地があるとばかりに(今は立場逆転してますけど)
直後に同点に追いついて来るんだもんなぁ。
ただ,リリーフした小松はロッテの反撃を抑え,しばらく試合は膠着状態に。
7回表は小松から中山にスイッチされるも,中山はリリーフに向いてないことがはっきりする程ピンチを拡大させましたが,
平野が救って無失点に。
するとその裏・・
相手のセットアッパー大谷から,あれよあれよとT-岡田,バル,竹原の3連続タイムリーで試合を優勢に。
しかし10.19はリリーフエースの吉井が乱調になり,絶対的なエース阿波野も打たれたわけで・・・
そこは復刻されずに済みました。
Bu 7 - 4 Marines
ヒーローは決勝打のT-岡田と,最近5試合の打率は.176なのに2試合連続ヒーローで勝負強い竹原。
ここ最近よくヒーローインタビュー,よく出てますよね。自分のスタイルを貫くっていうのはいいですね。
T-岡田も,率は低くても長打を磨いて欲しいところなので,竹原のようになって欲しいのですが,
主軸を任されているため,どうしても打点が大事なので難しいところです。
この日は大阪市内で開催される淀川の花火大会で,ほぼ人出が奪われ,残念ながらスタンドはスカスカでした。
その点は10.19の再現とまではならなかったわけですが,第一試合に勝ってから噂が噂を呼び,
第二試合に掛けて人が溢れるようになったと思います。
なので,第二試合の明日,スタンドの人が溢れるのか注目です。(私は行けませんが)
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お時間とお気持ちに余裕がありましたら・・。
BW、70s近鉄、70s阪急全部あったはず。
こういう日くらい下段指定席でもいいのにね。