所沢に来てしまいました。
6年連続、年に一度は必ず来ている西武ドームです。
相変わらずの蒸し暑さ。屋根があって風通しが悪い分、日陰なのに見事な熱のこもり具合のサウナドーム。
前日の飲み会疲れもあり、この日の晩も飲むため、試合中は冷えた狭山茶を飲みまくってました。
毎年この時期、西武はライオンズクラシックとかいうイベントで、過去のユニフォームを復刻したり、
有名なOBによるトークショーなどが催されたりしています。
今回は、九州にいた頃、西鉄ライオンズ時代の初期の頃を復刻したそうです。
この当時の監督が三原脩。今年が生誕100年に当たるそうです。
当時を知るゲストとして、豊田泰光さん、中西太さんが挨拶などをされてました。
豊田さんは週刊ベースボールのコラムで、中西さんは近鉄・オリックスで仰木彬の名参謀を務めたことで有名ですね。
中西さんの言葉としては、ここの階段を上るのがきつかったとか冗談めいた話も交えておりましたし・・
豊田さんの言葉としては、もう一度野武士集団が見たい、とのことでした。
その野武士を、打ちのめすべく、
しかしこの西鉄のユニフォーム・・・オリのビジターユニフォームと色合いが被りすぎていて、
どっちがどっちのチームやねん!ていう感じでした。
外野からじゃ、基本背中ばかりだし、ロゴマークなどの細かいとこまで見えないし。
しかも、帽子のロゴの金色まで同じ色だし。
どうやら、足元のハイソックスの色で区別ができそうです。
でも、西武の選手が全員クラシックスタイルで、ソックスを出してるわけじゃないのが難儀。
今日の見所は、応援団。
大阪から松原猛牛会のおとっつぁんが応援に来られていましたが、それでも人員不足なのが明らかのようで、
リーダー格の#16さんが、リード&トランペット、もしくは太鼓&旗振りと1人2役3役と激しく動き回っていました。
最終回の外野最前列でのリード+外野最上段の応援団エリアでのトランペットを1人で1曲ごとに同時にこなす姿に感動・・・
で。
試合の中身については、先発のBs近藤、L涌井ともに、球審笠原さんの気まぐれストライクゾーンに翻弄。
坂口の第2打席の三振時にはボールが点々とする中、大引が進塁を試みるもボールデッドなのか三振は有効も大引の進塁は認められなかったりと、
ちょっと進行がグダグダなところもあり、主任審判員としては頼りない印象を受けました。
近藤のコントロールが結構荒れていたこともありますが。
これは、サウナドームの影響でもあるんでしょうか。
しかしここが本拠地の西武は毎試合大変ですね。ナイターの日も、昼間からここで練習するわけですから。
それでいて、近藤も初回こそT-岡田のエラーをきっかけに失点してしまいますが、
その後、逆にいい当たりを飛ばされてるも、グッチやバルなど味方の好守備にも助けられ、
4回までは2失点と、もう一息踏ん張れるか、というところまで来ていたわけで。
試合運びの中で修正を期待していたんですが・・
一番打たれたくない、ホセ・フェルナンデスに一発浴びて、点差を一気に離されたのが致命的。
2アウトランナーなしからですし。
ただ、涌井も結構ボロボロで、3回表にビッキーのヒットをきっかけに、
1死1・3塁のチャンスにゴッツァンが犠牲フライ。
4回表にはイースンヨーの2塁打と相手エラーで2点目、
そして5回表にイースンヨー通産150本塁打で、3点目。
さらにバルのヒット、グッチのタイムリーで4点目。
ここで徐々に点差を詰めて、涌井を下ろせば、西武の中継投手もイマイチ調子がいい訳でもないので
逆転のチャンスは見込めたわけです。
それが、6回裏には3番手の桑原がズタボロで、ナカジには全くストライクが入らずに四球、
そしてオカワリ君に見事なホームランを打たれて、試合の流れを決めてしまいました。
最終回は、右打者・左打者に無関係ともいえる先発タイプの伊原が投げましたが、
どうもリズムが悪く、無失点に切り抜けるもスッキリしない内容でしたね。
Lions 7 - 4 Bs
そういうわけで、徐々に点差を詰めるも、ホームランで引き離されるパターンが2回続いて負けました。
ただ、初回のエラーがなければ、一時は同点に追いついたわけですから、守りの野球を目指すとすればこれをどう見るかですね。
近藤投手については、コントロールで乗り切るタイプじゃなく、ストレートとチェンジアップの切れと勢いで勝負するので、
今日みたいな球審や相手チームとの相性で、ある程度出来が分かれてしまうところがあります。
なんとか勝ち負けの差し引きをマイナスにならない登板をしてほしいですね。
とはいえ、香月は今日で3連投。そして、平野・岸田はシーズンぶっとおして登板過多気味です。
岸田の今年の成績が完璧でないだけに、彼ら以外での救援投手陣の活躍もキーになってきますね。
今後、どう乗り切ろうとするか、注目したいですね。
明日、もう1戦、このややこしいグレー対決を見てきます。
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お時間とお気持ちに余裕がありましたら・・。
そのときキャッチャーの銀次郎も、ジャッジがわからなかったのか2塁へ送球していたこともあって、
やっぱ球審笠原さんのアクションか声がわかりづらかったように思えました。
試合を作るうえで審判の動きは結構重要ですので、私の場合そういう点にも注目している次第です。