風に乗れ -Winddriven Current-

ワイヤーフォックステリアのナイトさんとORIXを応援する日々
“Challenge Together @KOBE”

秋の空の日曜日#2

2010-09-27 | Bs現場レポ2010 
#1からの続きです。
たくさん写真貼ってるから興味あれば見てね。

今季最後の週末デーゲーム。
しかも、今となっては日本ハムより上位へ行けないことが決まり、ポストシーズンへの夢はあっけなく絶たれたことを知りました。

まさに今シーズンにおいて負けたわけで。
そのクリーンナップの一端を任されていたゴッツァンにも、責任が無いといえば嘘になるでしょうね。

ここまでオリックスにドラフト10位で入団してから、
エリートとは全く異なる注目度で、常に球団の看板には掲げてもらえない存在だったような気がしてなりません。
だってポスターやBsTimeの表紙に載らないんですよ。

そうして今年で9年目。
今年、首脳陣との巡り合わせもあって常に三番セカンドのレギュラーを任され、打席数や安打数と全てがキャリアハイのシーズン。
今年になってようやくポスターに顔を出すようにもなりました。(レディースデーのヤツは衝撃でしたが)
ただファンが思ってたのと同様、誰も打たないときに打つ、でもランナー出てると繋がらない、思ったほど出塁率も良くない・・。

いや、昨年までのように、相性などで出たり出なかったりだと監督の考え方が大きいと思いますが、
今季のように常に出場するとなると、選手自身のレベルアップが求められるわけです。
だから、レギュラーともなれば打って当然、守って当然という見方で、それができなければ戦犯扱いされてたと思います。
ゴッツでなくゲッツーだと?

そうしてるうちにFA権取得。
迷惑掛けたんだからいなくなれ。活躍するまで出て行くな。活躍してから出て行け。
いろいろな感情が飛び交ってましたね。

そら、それでも3番に指名していた監督も少しは責任があると思ってましたよ。ちょっとは肩をもってやってくださいよ。
全ての責任を選手に負わせるのは酷だな、と。ただ、そこは触れちゃいけないのかもしれません。

そんな中・・




ホームゲームの最後の週末で、10回裏の無死ランナー2塁という場面で巡ってくるわけです。

ここは森山の集中力の凄さ、そして今までの散々な失敗と苦労が生きた出塁でした。
シーズン通しての活躍というのがまだありませんので、西岡やら栗山やら俊足巧打の選手達と比べると劣る点はまだあるかもしれません。

でも、みんな一長一短を持ってるからこそオリックスは面白いんです。


その一長一短の最たる打者、ミツタカ・ゴトーが打席に。

もうノーアウトだしゴッツァンとカブが倒れてもT-岡田に回るなというイメージで、
ここで決めたれとかいう雰囲気でもなかったわけで。

それが。





あの思い切りの打撃がここで蘇ったんですよね。










ブログを書くために、震える手でカメラを構えていましたが、これじゃピンボケするだけじゃねえか!
もっと肉眼で見とけばよかったんですが、たぶんカメラ越しで顔を隠すくらいが良かったかもしれません。



Bs 6x - 4 Marines
もう今日は実質的な消化試合でした。
ゴッツァンがもっと打ってくれてれば、消化試合にならなかったかもしれない・・
ただ、そんな責める声が大きかった分、今日の勝利に直接結びつけたホームランの感動は忘れません。

いや、こんな打撃は今更遅い、何故今までしなかったのか、何故こんな消化試合になってするのか、
まだ許さないという意見もみられます。
本人も、そこは自覚されてましたよ。




「強い気持ちでずっと望んでいて。でも、ずっと結果が出なくて」
と本人の口からそれを言われれると、もういいじゃないかと。


それとともに、たぶんシモヤマンのサヨナラホームランも、本人も今年苦しんでいただけにこんな感じだったのかな。





球団合併後、バファローズの応援を始めるきっかけ(オリックスの応援の再開)は、私が宮城に住んでるとき。
地元の球団が宮城に来たということで球場に出向いてみて、10人ほどのオリックスの応援に混じってライトスタンドから声をあげ
飛び込んできたホームラン。あれでゴッツァンがヒーローになった2005年4月25日。

後藤光尊のホームランは威力が凄かった。日高の手首のやわらかいスイングもそうですが。
あれから釘付けになって1ファンとして彼らを応援していました。
オリックスとゴッツァンは切っても切れない存在。
オリックス以外のゴッツァンというのは考えたこともありませんでした。




残っても怒る人たちは多いでしょうけど
私個人の率直な気持ちを言うと、出て行くな!出て行かないで・・ください。


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お時間とお気持ちに余裕がありましたら・・。


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8 コメント

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Unknown (フリークス)
2010-09-27 11:56:52
昨年最下位だったことを考えれば、ここまで優勝争いが出来ただけでも今年は一定の評価が出来るとも言えるのですが、やはりここまで来たらその先を期待してしまうのがファンの性ですよね。

今期は昨年崩壊した戦力に関しても08年に戻ったとは言わないまでもそれに大分近づいてきたのではないかと感じました。

今年はここで終了となりましたが、去年と違って来期への明確な期待が出来るオフになりそうなので、選手たち(特に若手)は今年の経験をしっかりと胸に留めておいてほしいと感じました。
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フリークス さん (かずまん)
2010-09-27 20:29:12
突然の終戦が告げられるこの虚脱感、
2008年のCSで体験して以来ですね。
CSには辿り着けませんでしたが、終盤に厳しい戦いを続けることの素晴らしさ、重要性などいろいろ良かった点は沢山ありました。
これからの時期、Bsの選手が登場しないポストシーズンに進んでいくのが寂しいですね。

でも、たぶんあと3試合も、同様の戦いをしてくれると思いますので、
もう少しだけ楽しもうと思います。
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キャプテンゴッツ! (ori41)
2010-09-27 23:18:32
ブログ読んで号泣しました。
こんなに泣いたのはozexがいなくなった時以来かも。

ほんとに後藤さんって、、、。
なんて言ったらいいのかわかりません。
ただただお疲れ様でしたと言ってあげたいです

きびしい事を言われるファンの方もいらっしゃるとは思いますが、このシーズンは彼を一回り
大きくしたと思います、いろんな意味で。
だから来年もこのチームでプレーしてほしい。
大きく飛躍する1年にしてほしいです。

ヒーインでウルウルしてたゴッツさんを見て
泣いちゃいました。(泣いてばっかりです)

残り3試合、、全部勝ってくれる!
信じて応援します(^o^)丿
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ori41 さん (かずまん)
2010-09-28 00:38:17
仰るとおり、成長しましたね。

今年に関して、同じファンの間でも意見がぶつかりあったり食い違ったり
むつかしいシーズンでした。みんな必死で考えてるからこそでしょうが。

そんな中、身長も小柄で、でも体を限界まで張ったプレーをして、
でも不完全でしょーもないミスして。
そんな彼こそが、これまでのオリックスの誇りだと思ってます。

これからの主役T-岡田は、オフシーズン、ゴッツとの自主トレで鍛えてました。
毎日ランニング2時間を経てから練習開始。Tもキツイって言ってました。
そんな状況から地味にこのチームの歯車に噛みあってたはず。

そんな中で、誰が何と言おうが、ようやく主役となった昨日の試合、あの凄まじい一発を見たことを幸せに思います。
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Unknown (クリオネ)
2010-09-28 09:57:17
ゴッツにこちらのブログ、かずまんさんの
考えを観てもらいたい!って思うほど素晴らしいご意見です!

ええ、今年はこの時期までハラハラドキドキイライラできたことが幸せですね。

選手達はよく闘ったぞ!
でもまだあと3試合あるから、疲れてるだろうけど、プロのプレーを頼むよ!
千葉での最終戦は思いっきり応援するよ!
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半年ってあっと言う間ですねぇ (ike)
2010-09-28 11:47:30
土曜日は千尋降板の時のスタンドからの温かい拍手に泣いて日曜はゴッツのサヨナラHRで泣きました。
今日は本拠地最終戦と言うだけで泣いてしまうんだろうなぁ。
近鉄消滅以後2007年から応援しだした時はゴッツに対する印象は最悪だったのに、いつの間にかチームでも一番好きな選手になっていました。今でも悪い点を挙げれば色々あるんだけど、それを越えるプロ野球選手としての魅力を持っている・・・んでしょうね、きっと。
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クリオネ さん (かずまん)
2010-09-29 01:39:43
意外にゴッツァンの隠れファン、多いですよ。
ただ、こういう隠れた名選手は、もっと知られて欲しい反面、人気球団に渡したくないんですよね。
凄いプレーもある分、凄いしょーもないエラーもありますので、全国ネットで散々叩かれてほしくないのもありますが。

ほんと言われるとおり、ここまで、限界まで、よく頑張ったと思います。
最後の応援、宜しくお願いしますね。

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ike さん (かずまん)
2010-09-29 01:44:11
今となっては本当にお疲れ様でした。
なんかここに来るたびに、いろんなものを見させてもらって、
今年はそれが多くて楽しかったです。
だから球場通いがやめられなくなる・・・

目立たないはずだったゴッツァンも、チームの中では異彩を放っているような気がします。
千尋やT君とは別のオーラが。
なんかオールスターとかが似合わない雰囲気ですし、一流へ超えられない壁がありそうですが、
なんでしょうねこの魅力・・。
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