風に乗れ -Winddriven Current-

ワイヤーフォックステリアのナイトさんとORIXを応援する日々
“Challenge Together @KOBE”

己の力信じ・・・

2011-11-11 | Bs-栄光の真紅と蒼 
ここで一発・・と願っていたら、本当に願いを叶えてくれた、正義の味方。
彼の野球は見ていて本当に面白かったのです。

第二打席まで全くタイミング合わずに連続三振。
でも、その同じ投手に対し、ランナーが溜まったチャンスで回ってきたところで逆転ホームラン・・・
そんな勝負強さはプロ中のプロ。

私自身、生粋のブルーウェーブファンですし今でもそうですが、
いつの間にか、近鉄野球ともいえる一発で決める力を持つ彼に惹かれるようになり、
もはや虜になっていました。

ここで一発・・・オリックス・バファローズの星。


何よりも、彼の魅力は、彼自身が楽しそうに野球をしていました。
とにかく元気に。
とにかく笑顔で。

そんな彼も、
ここ2年間、野球を楽しむこと以上に苦しむような様子が見えました。

打球を追いかけてグラブに当てるも、ボールを弾いてしまう守備。
その後、あと1アウトで試合終了という場面で守備交代を命じられ、ベンチに下がる試合も。
そして2死満塁で牽制死になったり、
次の日には強い打球を放つも2打席連続の併殺打。
いや、打球を捕らえるセンスは健在でしたが、何かチームと噛みあっておらず、少し浮いた存在にも。
こうして二度と一軍に戻ってきませんでした。

更には夏場に肉離れとアキレス腱断裂を併発し、
手術を終えリハビリを続けながら36歳の秋を迎える、今。


チームとしては、川越・本柳・日高・北川・下山がチームを支えていたひとつの時代から
変わっていくということ、それはそれで仕方ないことです。

たぶん、下山の存在は全国的にはあまり知られていないし、
ここ2年間思うような活躍ができなかったので、意見は様々だと思いますが、
知ってる人は知ってる、味方は必ずいる、それでいいんだと思います。



学生時代に父親を亡くし、社会人を経て28歳でプロ野球選手になったわけですが、
家族を養い、奥さんやお子様を大切にしている、立派な元気な父親の姿という一面も見せてくれました。
仕事が第一、仕事を優先にすることもプロですが、
同時に自分自身が最大限追い込まれながらも、家族を大切にしていたことも非常に印象的でした。
それも彼の特徴である「ブログ」あってこそですが。

そして、ファンに対しても、本当に大切にしてくれました。
何よりも、プロ野球=興業である以上、私達を楽しませようとしてくれたわけですもんね。

そういう感情を引き寄せられたのは、プレーの魅力があったからこそです。
こんなプロ野球選手がいなくなることは、すごく寂しいものです。



でも、今後はオリックスのコーチとしてチームに残ってもらえるということです。
私は、面倒見のいいシモヤマンだからこそ、楽しいオリックス・バファローズを作ってくれると期待しています。
もちろん、おちゃらけた意味ではなく、あの勝負強さとか、グラウンド内外のメリハリとか。

また、これまで私が懸念していたオリックスのスタッフ不足の件については、
シモヤマンの働きにゆだねられるようになりました。
毎日の千本ノック、そして毎日100球の打撃投手、これからも体力勝負は続きますよ。
そのためにも、早くリハビリを終えて元気な姿でグラウンドに帰ってきてください。

何よりも、シモヤマンコーチ自身、野球を楽しむ姿を見せて欲しいですね。
これからも、野球人として。


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お時間とお気持ちに余裕がありましたら・・。


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