SPEED ALPHA

キャンプイン間近ということで，FAや新外国人選手などの入団選手をはじめチーム編成も一端目処がつき（フィガロを除く），
昨日は球団首脳による春季キャンプメンバーの振り分け会議もされて，いよいよシーズンも近づいているのかなといったところ。

ということで，遅まきながら私も準備をしようと，1月に入ってから神戸三宮交通センタービルのB-WAVEや京セラドームで
シーズンチケットの購入やファンクラブ継続入会の手続きを済ませました。

そして今日は西神プレンティで伊藤選手，そして夕方には京セラドームで森脇監督のトークショーがあるということで，
時間的に全部見られるということで，欲張って車で走り回っておりました。

まずは，報道陣も集まった森脇監督のトークショーの模様をお伝えします。


今日は前説（盛り上げ役）としてご活躍された「はなきPM（はなP）さん」。
トークショー司会の大前アナウンサーとは，同期入社，出身大学もご一緒だったとは驚きました。



サプライズゲストとして登場した，ブル＆ベル＆BsDreamsキョーコさん。
さっき，西神中央でもお会いしたばっかでしたが。



なんだかんだで仲よさそうですね。
25分の前説で苦労されてましたけど。


そして。



オリックス・バファローズ第６代監督，森脇浩司監督が登場。
先ほどの前説の記憶が全て飛んでしまうほど（？），緊張感が張り詰めた雰囲気に。


早速，２０１３年オリックス・バファローズのキャッチフレーズ発表ということで・・・


報道陣の記者のカメラのシャッター音が鳴り響く中，
本邦初公開のキャッチフレーズは・・・



『速(Speed)α』

「速」と書かれた字を囲うボールの軌道が，αの字になっています。
こちらのフレーズは，森脇監督自身もお考えになったとか。



Speedとは，足の速さ，投げる球の速さ，スイングの速さ，さらには判断の早さ，理解の早さなど，
あらゆる面での速さを追求するということと，
さらに，昨季最下位だったチームを『変える』早さというものも求めることになるようです。




これまで関わってきた首脳陣に対しては，ホークスでの王監督の影響が強いのは事実ですが，
関わった期間は短くとも，影響を受けた方は数え切れないほど挙げられる，との意見も。

いろいろ成功例，失敗例を多く見てこられてますし，それを頭ごなしに否定したり反発することなく，
まずは甘んじて受け入れているところが森脇流といえるような気がします。
それをどう反映させたり反面教師にしたりと仕分けされ，森脇流の手法として指揮を取られるのか，楽しみですね。

また，かつてはライバルチームとしてオリックスをご覧になっていた森脇監督ですが，
自身のチームになった今のオリックスをどうご覧になっていますか？という問いには，
自分のチームになるほど，より客観的に物事を見極めないといけない，と応えられていました。

もうすぐやってくる春季キャンプに対しては，
・５勤１休のペースは特別厳しいわけではない，義務教育と同じペース。ただ，１休をどう過ごすかが重要。
・キャンプでは選手に厳しさを求めるものではないし，無理を課してケガをさせるところでもない。
・とにかくキャンプは，チームを強くするために行うものである。
という主旨を語られていました。


続いてファンからの質問コーナー。
Q1：キャッチフレーズの「スピード」として象徴される選手を一人挙げるとすれば，誰になりますか？
（十代の男性の方）
・監督：そうですね。それは私が逆に聞きたいですね。どなただとお思いですか？
・はなP：監督と同じ選手を思い浮かべたら宮古島キャンプご招待とかにしましょうか？
・質問した男性：坂口選手がまずは当てはまると思います。
・監督：確かにおっしゃるとおり，足の速い選手がまずは想像されると思います。
　　でも，私が一番このキャッチフレーズに当てはまっていると思ってるのは，T-岡田選手です。
　　チームが「変わる」ことのスピードに対して，彼はすでにそれを自覚して自分自身を変えようと努力しています。
・大前アナ：「変わる＝変化」という言葉を使われてますが，それを「進化」と置き換えて考えてもいいかもしれませんね。
・監督：（質問した男性に）宮古島は残念でしたね（笑）




Q2：試合前のノックはもうされないのでしょうか？監督がグラウンドに出てこられないと，なかなかお顔を見るチャンスがなくて
（南海ホークス時代からの女性ファンの方）
・大前アナ：森脇監督といえば，ノックの名手ですよね。
・監督：いえ，それだけノックの球を受けてくれる選手がいたからこそ，
　　多くの球を打つことができたわけで，私も人並みにノックをできるようになったにすぎません。
・はなP：球団としても，森脇監督の露出を増やせるよう努力します!!
・大前アナ：アナウンサー室からも，森脇監督のシーンを増やせるよう努力します!!

Q3：このシーズンオフの間で補強された選手の中では，どなたに期待されていますか？
・監督：（観衆から馬原という声を聞いて）私の縁が深い関係から，馬原選手という声も聞こえましたが，
　　実際，環境の「変化」によって大きく「変わる」選手もいます。
　　特に，巨人からトレードでやってきた山本という選手がいますが，彼はこれまで皆様には馴染みのない選手かもしれません。
　　それが，環境の変化によって急激に成長する可能性もあると思っています。
　　また，チーム内にいる選手にとっては，新しく入団する選手に刺激を受けますから，チーム内でさらなる努力を積んで欲しいと思っています。



Q4：補強が着々と行われる中で，今いる生え抜きの若手選手の活躍もファンとしては望んでいます。
　その若手選手たちに求めるものとは何でしょうか？（十代の男性）
・大前アナ：良い質問ですね。
・監督：そうですね。私が常々意識して欲しいのは，プロフェッショナルであることの誇りです。
　　確かにキャリアの面でいえば，何年もレギュラーで活躍した選手に対して若手選手が叶わない点は多くあると思います。
　　ただ，私はむやみに若手を一軍の試合で使って成長させることはしません。
　　私が起用する選手は，その試合でもっとも勝つために必要な選手です。
　　３５歳であろうが，２０歳であろうが，必要な選手であれば起用します。

・大前アナ：今日の質問された方は皆さんレベルが高いですね。
・はなP：それって，指名した僕の功績ってことでいいですか？（笑

上の話題の中で，繰り返し「変化」「変わる」という言葉を使われていましたが，
そのほかにも，いくらうちのチームが努力しても，それ以上に他のチームも体勢を変えようとしているし
さらなる努力をしている，という点も十分理解されていましたし警戒していたのが印象に残っています。



最後に。サイン会への抽選が行われ・・・



当たってしまいました。

これまで，選手にサインを求めなかったのもあったんですが，人生初のサインGETは森脇監督となりました。
家宝にします。

なお，サンスポ記事に思い切り写り込んでたりしてます。


にほんブログ村
お時間とお気持ちに余裕がありましたら・・。