goo blog サービス終了のお知らせ 

月のカケラと君の声

大好きな役者さん吉岡秀隆さんのこと、
日々の出来事などを綴っています。

もっとロマンス

2008年01月08日 | 思うコト



忘れていたのでありますが、紀元前の頃には私も乙女でありました。
生まれて初めてのデートに、心とお目目にお星様をきらめかせていたり、
ランチにごちそうしてもらったファーストフードのハンバーガーを
彼を目の前しにてパクつくことがどうしても出来ず、思い余って
彼が席を外した瞬間に急いでそのハンバーガーを
母親から借りたハンドバッグの中に放り込んだ結果、
バッグの中身まで牛使用100%にして、その日の帰宅後に
生まれて初めて母親の涙する姿を目にしたという、
やはり乙女と涙は切っても切れない関係にあるらしい。
お母さん、ごめんよ~。

ということで(なにがやねんな?)、
最近ちびっとロマンスモードの私でごぜいます。
新しく買い込んだDVDを観て「しゃばだばだぁ~~~~~~
となったり、はたまた今年に入って最初に観にいった映画に
「だばだばだぁ~~~~~」となったかと思えば突然
「あぁ~あなたにぃ~こいごこぉ~ろぬすまれてぇ~
もっとぉ~ろまんすぅ~わたしに~しかけてきて~♪」
などと全て平仮名で歌ったりなんかしての、
どっぷりロマンスつくだ煮状態、といった感じでごぜいます。
しかしこのロマンスというのはとても掴みにくいものでごさんす。
掴んだと思っても次の瞬間ツルリンパッと蒸発してしまいがちなもので
ありますばい。
例えばロマンチック映画を観てとなりつつ横を向くと
旦那さんが大口開けて爆睡していた。
貴様~四の字固めの格好のままシベリアに投げ飛ばしたろか? 
と花の子ルンルンからライオネル飛鳥へと瞬間変貌した経験のある人は
私を含め世界に8人くらいはいると思われるわけで。
世の中いつもハーレクインロマンスのようにはいかないでありますだ。
だからこそこの小説シリーズは永遠に売れ続けているのかもしりないですばい。

とそこで思ったのでありますが、
よく考えてみたら、ロマンスな役を演じている吉岡君というのは、
オバQの髪の毛より希少でありますだ!
なぜだ、なじぇなのだ、吉岡君? 
いや、過去に、それなりのロマンス君を演じてくれていたかもしりない。
しかしそれはなんつーかどことなく、ぬるま湯浪漫す、
といった感がしてしまうわけであ~り。
ここだけの話でありますが(って他にどこがあるというのだろう?)
大きな文字では書けないので、ひそひそひそひそひそひそひそひそひそひそ
とほんとにひそひそと書いてしまったですばい、そうでなくてですね、
確かに「心の砕ける音」は恋愛ものといえる役柄だったのかも
しりないですばってん、けれども個人的には、
「なぁ~んで兄弟の設定が逆になっておるのだぁっ? 
読んでから見るか見てから読むか角川文庫じゃなかったけど
やはり先に原作を読んでしまった私はぐわらっしゃんっ!」
と放送開始5分後に自分の心が砕けてしまったわけであり、
「四日間の奇蹟」にしたって、一体、
月光なのか瀬戸の花嫁なのかどっちなのだろうどうして
ベートーベンからいきなりルミちゃんなのですかぁっ!?
と天に向かって絶叫しそうになった人は東日本だけでも3人はいると思う。 

一ファンとしては、ここらでルミちゃんもゴローもキツネもくるまやも
徳永英明もやしがにラーメンも淳之介も西田敏行もなしの直球ストレート
ストライクゾーンなロマンスたまり漬けの吉岡君が観てみたいぞなもしっ!
と思うわけでありまする。
小説の中の人物で例をあげて言えば・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そうだ私は恋愛小説は読まない人だったのでした・・・。
もとい映画の中の登場人物でいえば、イル・マーレの建築家とか、
初恋の来た道の先生とか、アメリが恋するスクーターくんとか、
ベルリン天使の詩の天使とか・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ぼわっ $%#$@@&&*^%$! ←シュミレーションしてみて
勝手に一人で燃え上がってしまったらしい。
この言語描写を現代語訳にすると、
「きゃぁ~っ、吉岡君ったらどないしょーっ!!!!!!!」
となるわけでありますがだからといってどないもできないので、
はぁ~~~~っと溜息。やはり乙女と溜息は切っても切れない縁らしい。
(↑いつのまにちゃっかり乙女にっ?!)

吉岡君は、じぇったい恋愛ものが似合うはずだっ!
と私は国会議事堂で宣言してもいい。
なんてたって彼はとても透き通っているっす。
凛と透き通っていて、そこはかとない少年質の名残を持ち、
そしてその名残を取り巻くような色気がとて~もナイーブに、
さわ~っと吹いていく風のように漂っているでがんす。
おぉっ、これぞロマンス体質っ、打率でいうと4割5分5厘!
なんとロマンスバージョンな人なのだ、吉岡君ったらブラボ~っ!!!
吉岡君のもつ薫りのような色気には、
そこにまた様々な音色のようなものが宿っているような
感覚を受けるわけであり。
一つの仕草や言葉が流れるような優美感をもっているのだけれども、
でも同時にそこだけで完結している美しさもあるというか、
一遍の詩のような意味合いを深く持ち合わせているというか、
永遠と一瞬が同じ密度でそこに同時に存在しながら
様々な音色=ニュアンスを奏でている、という感じがとてもするでぃす。
それは切なかったり救いようがなかったり
無様なほど悲しかったりするけれども、でもやはりそこには
揺ぎない梁のような強さ逞しさも宿っているわけで、
そこがっ、それがっ、とっても浪漫であり、ロマンチックであり、
ロマンスであるので、吉岡くんったらしびれるぜ~。
と、なってしまうわけでございます。

ロマンスは、掴みにくく逃げやすいものでありますだ。
だからこそ、吉岡君という人の確固たる存在から解き放たれる
確固とした感情の機微でもって、ぐわしっと確かな感覚で
心を掴んでもらいたいわけで。
吉岡君は、
吉岡君なら、
いや吉岡君だからこそ生み出せるロマンスというものが
唯一無二に存在していると思うですばい。
いつかそんなもっとロマンスな吉岡君が見てみたいでありまする。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする