今・ここ・自分~断捨離日記

断捨離とは不要・不適・不快を、要・適・快に入れ替えるプロセス
正規トレーナーのmomoが、断捨離でごきげんを実現します

断捨離は思考の片づけ

2011-11-11 18:17:12 | セミナー

講義が進むにつれ、あれっ?…と思った。

構成やワークの内容が、前と違っている。

私にとっては6回目の基本講座、
もちろんベースは同じなのだが、
初めて聞く内容が随所に取り入れられている。

ちょっぴり“俯瞰力”も混ざっていたり。


「だって、今日はリピーターさんがいっぱいいるでしょ?

新しいことも織り交ぜないとね


リピーターさんは14名、確かに多い。

でも皆さん、同じ内容と分ったうえで参加してらっしゃるのに、
ひでこ先生の心配りは行き届いているなぁ…。




セミナーは生き物だ。

その場に集うメンバーによって、いかようにも姿を変える。

毎回、テーマのようなものが、自ずと浮かび上がってくる。

前回は“魔窟”だったが、今回はどうも“親子関係”みたいだ。


常に進化し続ける断捨離講座に、終点はない。

あるのは果てしない上方へのスパイラル。

自由になったなぁ…と思ったら、さらなる自由が待っている。

けっこう身軽になったなぁ…と思っても、下ろすべき新たな重荷が見えてくる。

ダンシャリアンは、きっと死ぬまで、
もっと自由に、もっと身軽に、もっと自分らしく進化していくのだろう。


ひでこ先生は何度も「考えて!」と声をかける。

受身で聞いているだけではなく、しっかり自分で考えて!と。

 

断捨離とは、思考の片づけだ。

セミナーで使うテキストはバージョンアップの度に薄くなる。

これは情報も断捨離しているから。

回数を重ねるにつれ、
本当に必要で、絶対に理解してほしい内容に、絞られてくるのだろう。

テキストだって、実は単なる手段で、
セミナーの目的は、モチベーションアップに他ならない。


そして断捨離の目的は、健康と安全、安心と元気、開放感と爽快感の獲得。

そのために、まず目に見える住まいを整える。

場所が変化したら、自分の気持ちも変化する。

それはつまり場所がおかしくなったら、
自分の気持ちもおかしくなるということだ。


では、場所が淀んだ原因は何だろう?

片づかない理由は?

それはモノが多すぎるから。

自分の体力、精神力、時間、エネルギーに対して、モノが多すぎるから。

膨大な量のモノは、空間・時間・エネルギーのゆとりを奪う。

その片づけに要する気力・体力・時間・お金を考えてみて。


冷蔵庫と食器棚の間に15センチの隙間がある。

これ幸いとばかりに、そこに隙間家具を入れたり、
棚板を渡したりして、モノを押し込む。

だけどそれって、1人掛の椅子に無理やり3人で座らせるようなもの。

モノが窮屈だと、自分も窮屈に感じることに気がついてほしい。

…そもそも、隙間家具に収納するモノ…って、
本当に必要なモノなのだろうか。

要・適・快の判断もしないまま、
無意識にただ詰め込んでおく…、それって何のためですか?


収納術はモノに焦点が当たっているけれど、
断捨離が注目するのは、モノと自分の関係性。

私が好きか?

私が必要か?

私にとって価値があるか?

断捨離は全てのモノに対して、突き詰めて考えていく。



でも一生懸命考えると、…お腹が空くね



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