講義が進むにつれ、あれっ?…と思った。
構成やワークの内容が、前と違っている。
私にとっては6回目の基本講座、
もちろんベースは同じなのだが、
初めて聞く内容が随所に取り入れられている。
ちょっぴり“俯瞰力”も混ざっていたり。
「だって、今日はリピーターさんがいっぱいいるでしょ?
新しいことも織り交ぜないとね」
リピーターさんは14名、確かに多い。
でも皆さん、同じ内容と分ったうえで参加してらっしゃるのに、
ひでこ先生の心配りは行き届いているなぁ…。
セミナーは生き物だ。
その場に集うメンバーによって、いかようにも姿を変える。
毎回、テーマのようなものが、自ずと浮かび上がってくる。
前回は“魔窟”だったが、今回はどうも“親子関係”みたいだ。
常に進化し続ける断捨離講座に、終点はない。
あるのは果てしない上方へのスパイラル。
自由になったなぁ…と思ったら、さらなる自由が待っている。
けっこう身軽になったなぁ…と思っても、下ろすべき新たな重荷が見えてくる。
ダンシャリアンは、きっと死ぬまで、
もっと自由に、もっと身軽に、もっと自分らしく進化していくのだろう。
ひでこ先生は何度も「考えて!」と声をかける。
受身で聞いているだけではなく、しっかり自分で考えて!と。
断捨離とは、思考の片づけだ。
セミナーで使うテキストはバージョンアップの度に薄くなる。
これは情報も断捨離しているから。
回数を重ねるにつれ、
本当に必要で、絶対に理解してほしい内容に、絞られてくるのだろう。
テキストだって、実は単なる手段で、
セミナーの目的は、モチベーションアップに他ならない。
そして断捨離の目的は、健康と安全、安心と元気、開放感と爽快感の獲得。
そのために、まず目に見える住まいを整える。
場所が変化したら、自分の気持ちも変化する。
それはつまり場所がおかしくなったら、
自分の気持ちもおかしくなるということだ。
では、場所が淀んだ原因は何だろう?
片づかない理由は?
それはモノが多すぎるから。
自分の体力、精神力、時間、エネルギーに対して、モノが多すぎるから。
膨大な量のモノは、空間・時間・エネルギーのゆとりを奪う。
その片づけに要する気力・体力・時間・お金を考えてみて。
冷蔵庫と食器棚の間に15センチの隙間がある。
これ幸いとばかりに、そこに隙間家具を入れたり、
棚板を渡したりして、モノを押し込む。
だけどそれって、1人掛の椅子に無理やり3人で座らせるようなもの。
モノが窮屈だと、自分も窮屈に感じることに気がついてほしい。
…そもそも、隙間家具に収納するモノ…って、
本当に必要なモノなのだろうか。
要・適・快の判断もしないまま、
無意識にただ詰め込んでおく…、それって何のためですか?
収納術はモノに焦点が当たっているけれど、
断捨離が注目するのは、モノと自分の関係性。
私が好きか?
私が必要か?
私にとって価値があるか?
断捨離は全てのモノに対して、突き詰めて考えていく。
でも一生懸命考えると、…お腹が空くね
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断捨離」〜断捨離で日々是ごきげんに生きる知恵
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