今・ここ・自分~断捨離日記

断捨離とは不要・不適・不快を、要・適・快に入れ替えるプロセス
正規トレーナーのmomoが、断捨離でごきげんを実現します

スイッチON

2012-08-18 11:34:06 | 実践

無謀としか言いようがないが、
この炎天下、草むしりをした。

連日の猛暑でぐったりした朝顔に水をやっていたら、
玄関前の雑草が気になった。

見て見ぬふりもできたはず。

だって、朝っぱらから、こんなに暑いんだもん!

…だけど、気が付いたら、
しゃがみこんで、せっせと草むしりをしていた。

雑草のようにたくましい…という表現があるが、
本当に、なんて しぶとい 元気なんだろう。

コンクリートの溝に僅かに溜まった土に、
精いっぱい根を広げて、踏ん張っている。

君たちも一生懸命、生きているんだね。

人間が一方的に、
雑草…という不名誉な呼び名を与え、
不要な草とカテゴライズしたが、
そんなことは、全くお構いなしに、
今・ここに生きている。

こんなとこにも自分軸…なんて、こじつけながらも、
殊勝な草たちを、容赦なく引っこ抜く残酷なワタクシ。

でもちゃんと報いは受けた。

朝から汗だくになり、ぐったりしたんだから、
恨みっこなしってことで、よろしく。



どうして怠け者の私が、頑張っちゃったかというと、
それは、今、断捨離スイッチが入っているからだ。

スイッチを入れてくれたのは娘。

先日、洗濯物を干している時、
娘の下着に古いモノが相当数ある…と感じた。

子どもといえど、人のモノには手をつけない私だが、
とっくに寿命を終えたような下着には、
こちらから引導を渡してやろうと、
娘に下着と靴下の断捨離を持ちかけた。

終わったら、お寿司を食べに行こう!…という、
絶対無視できないエサをぶらさげて


…で、下着の断捨離が始まったのだが、
お年頃の彼女の感性に反するモノが、
思いのほか、たくさん出てきた。

誰も見ない下着だから、
別にヨレヨレでもいい…と思っていたらしいが、
世界中の人が知らなくても、
貴女自身は知っている…、
こんな下着を着ていたら、
こんな下着が相応しい女になる…と話したら、
妙に納得したらしく、
潔くポンポン手放していった。

そうだよ、
貴女は大切な大切な娘。

くたびれた下着が相応しい人間じゃない…と私も思う。


…で、その勢いが止まらなくなり、
タンス2段だけのはずが、
結局、衣類全部、やがて部屋全体に及んでしまった。



廊下に積み上げられた不要品の山に、
こんなに心ときめくなんて!



いっぱいゴミを出せるのが、
こんなに嬉しいなんて!


久々のゴミ袋いっぱいの光景を目の当たりにして、
なんだかとっても嬉しくなり、
必然的に私の断捨離スイッチもONになったというわけ。

今日は午後からブックオフに行く予定。

要らないモノを手放す爽快感は、なにものにも代えがたい。

クセになりそう~~~



(ジブリのパズルはすぐ貰い手が見つかった

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クローゼットの光景から

2012-07-14 18:34:33 | 実践

今日はなにを着ようかな~~~と
クローゼットを開けた時、ふと思った。

「なんか広い…。」

幅1メートルほどの私専用のクローゼット、
以前は端から端まで、服がぎっしり吊ってあった。

1枚でも多くかけようと、
省スペースハンガーなんて便利グッズも使っていた。

山のような服、服、服。

年に2回の衣替えは大仕事だった。

吊ってある服を、
洗って、畳んで、
防虫剤と一緒に収納ボックスに入れ、
次のシーズンの服をハンガーにかけなおす。

面倒なので、
衣替えシーズンはいつも気が重かった。


隙間なく服が吊られたクローゼットを前に、
私はよく言ったものだ。

「着る服がな~~~い!」

こんなにいっぱい服があるのに、
今日、着る服はないのだ。

いや、正確にいうと、
着る服はあるけれど、着たい服はない。

人も流行も変化する。

去年、お気に入りだった服でも、
今年はなんとなく着たくない!…なんてことはザラにある。

以前は仲良しだったけど、今は違う。

クローゼットも収納ボックスも、そんな服で溢れていた。

そして私は、毎年、毎年、
ため息をつきながら、
着たくもない服を、出したり入れたりしていた。

無駄な労力だった…。

私の時間と空間とエネルギーこそ、もったいなかったな。


そんな私が断捨離と出会い、
住まいの諸々の処分に着手した。

もちろん衣類も。

私にとって、衣類はとてもハードルが高いカテゴリーだったが、
捨てる痛みと向き合いながら、
ひとつずつ手放していった。

これはめった着ないけど、
手放すのは絶対無理!…と思った服も、数知れず。

だけど2週間後、2か月後、6か月後に見直すと、
不思議な心境の変化が起こっていて、
絶対無理…などというアイテムはないことを知る。

自分が進化した分だけ、
服もそれに張り付いた執着も、手放せるようになる。

やがて天井まで積んであった収納ボックスが、
ひとつ、またひとつと空になった。

処分したボックスは、いったい何個になるだろう。

プラスチックの収納ケースは、
処分するにもお金がかかる。

2個で500円。

…でもそんな出費、全然惜しくなかった。

1個手放す度に、確実に気持ちが軽くなったから。


引っ越しの多い人生だったが、
私は山のような収納ボックスを
何度も何度も引っ越しトラックに積み込んだ。

…中身は、とうに着なくなった古い衣類だというのに。

処分する…という選択肢はなかった。

使えるモノを捨てるなんて、
そんなもったいないこと、
人として、してはいけない…と思っていた。

なんで取ってあるのかを、考えたこともなかった。


…だけど、荷物は重かった。



そして、私の衣類は、
以前の1/4ほどの量になった。

新陳代謝を繰り返し、
今、私が着たい服が主流になっている。

処分もするけれど、着たい服は買う。

そしてジャンジャン着る。

これまで、気に入った服は、
汚さないよう、いつまでも着られるよう、
ここぞ…という時しか着なかった。

外出から戻ったら、すぐに普段着に着替える。

だって家事って、けっこう服が汚れるから。

油が飛んだり、汚水が付いたりしてもいいように、
汚れても惜しくない古い服、安い服を着ていた。


だけど、今は、特別の外出も、ダンシャベリ会も、
普段の買い物も、犬の散歩も、
同じお気に入りを着るし、
そのまま台所に立ったりもする。

もちろんエプロンはするし、
ガンガン草むしりをする時などは、
汚れてもいい服に着替えるけれど、
以前ほど極端にオンとオフを分けない。

それは外にいる時も家に居る時も、
どっちの時間も大事だと思うし、
どんなにお気に入りでも、
来年は気が変わって、着たくなくなるかもしれないから。

それなら、好きなうちに、どんどん着て、
もしそれで汚れてしまったら、
使い切った…ということで、処分しようと思える。


スカスカのクローゼット、
風通しがよくて、清々しい…と感じる今日この頃。



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新旧入れ替え

2012-04-22 17:51:41 | 実践

娘が机を買い替えることにした。

小学生から使っていた学習デスクから、
なんの変哲もないフラットな机、
むしろテーブルと言ったほうがしっくりくるような、
大人っぽい机にしたいとのこと。

今年大学生になった息子は、
自宅では、勉強しないと決めていた。

立派な机はあったが、常に物置き状態で、
そこに参考書やノートが広げてある光景をついぞ見たことがない。

だが娘は自分の部屋で勉強したいと言う。

誰もいない、自分の城が、一番落ち着くのだとか。

そんな風に懇願されると、
机ひとつで勉強に身が入るなら、安い物!…とついつい思ってしまう。

親ばかなのは、重々承知で、
フラットでシンプルそのもののデスクを購入した。

家に届くのはゴールデンウィークになってから。


ただひとつ問題がある。

子供用の学習デスクには、引き出しや棚が備え付けになっている。

つまり収納場所が山ほどあって、
そこに様々な物がぎっしり詰まっている。

本当に…様々な物。

一般的に子供はなんでも集めるのが好きだが、
お片づけや整理整頓は嫌いだ。

集めた物は、ハムスターのごとく自分の巣にため込む。

要か、適か、快か…なんてことは考えないし、
縁が切れたモノを手放す概念とも無縁。

だからどの引き出しも棚もパンパンで、モノが溢れだしている。

ペン、シャーペン、シャー芯、
色ペン、お名前ペン、色鉛筆、
メモ帳、シール、お手紙、ストラップ、
プリクラ、巾着、お財布、筆箱、
リボン、紙袋、折り紙…、その他諸々、
可愛いモノも可愛くないモノも一緒くたになって、
どえらい量で詰め込まれている。

だが新しいデスクには、何も付属品がない。

本当にフラットな、ただのテーブルだ。

入れ替えに当たって、この夥しいモノをなんとかしないと、
大人っぽいデスクは、たちまち物置きと化す。

そこで、デスクが来る前に、
モノを整理しよう…ということになった。

徹底的にモノを減らして、
気持ちよい学習環境を整えたい…と本人が言い出したのだ。(←ここ大事!)


娘が自室の片づけに取り掛かったので、
私は隣の息子の部屋を掃除することにした。

あれだけ言ったにも関わらず、
部屋をめちゃくちゃにしたまま、
立つ鳥跡を濁しまくりの状態で引っ越した息子。

この汚い状態に埃が堆積していくのは、見るに忍びない。

明らかに絶対ゴミ…なモノ以外の断捨離は控えるが、
とりあえず片づけて、掃除をする。

娘の部屋から聞こえる軽快な音楽と、
ごそごそやっている気配に、
私のやる気も刺激される。

昼食をはさんで3時間、
娘と息子の部屋は、とてもきれいになった。

2部屋から出たのは、
45リットルごみ袋×4袋と大きな空き箱3個。

暖房器具や加湿器も仕舞った。

掃除機もかけて、すっきり~~~。


片づけ・掃除の後の爽快感は、何物にも代えがたい。

本当に気持ちがいい


ふと…見ると、きれいになった机で、娘が勉強し始めたではないか!

あれだけ動いた後なのに、
片づいて気持ちがいいと、こんな奇跡のような現象も起こるんだ…。


あとは新しいデスクを待つばかり。

楽しみだ。



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完成!momo'sキッチン

2012-04-12 13:04:05 | 実践

キッチンのリフォーム終了!

待ちに待った新しいキッチンが完成した。

図面やカタログで見ていたものが、
今、実際に私の目の前にある。

私が自分に出した許可が、こういう形になったんだ。

静かな感動。

断捨離に出会っていなかったら、
きっとブツブツ文句をいいながら、
一生、あの使い難い親子シンクに我慢していたんだろうなぁ。

こんな素敵な空間、
自分には相応しくない。

そこそこでいい・・・と自分で自分を低く見積もったまま、
年を重ねていったんだろうなぁ。


このキッチンは、
断捨離で育んだ私の自己肯定感の表れだ。

ずっと忘れないようにしよう。

毎日、大切に使って、
さらにセルフイメージを上げていこう。




さて、リフォームが終わったら、
いったん全部外に出した食器や台所用品を収納しなければならない。

搬出の時点で、かなり処分をしたが、
戻すにあたり、もう一度チェックをかけると、

ああ~~~、また出てきた。

本当に、なんでこんなに果てがないんだろう。

だけど、これも、あれも、それも、
ここにあるのは全部、私か家族が家に持ち込んだモノ。

ひとつひとつは小さくても、
積もり積もって莫大な量となる。

しかも入れる時は簡単で、なんの迷いもないが、
出す時は、罪悪感を感じたり、
手間がかかったり、処分が有料だったり、
なにかと面倒くさい。

やっぱり入り口できっちり「断」をしないと、
この悪循環は終わらない。


新たな気づきもあった。

実は…、今まで黙っていたが、
我が家には、お客様用の洋食器がある。

嫁入りの時に親が買ってくれた40ピースセットだ。

私はこれを特別な時やお客様用の食器と位置付けて、
普段はもっと質実剛健チックな皿を使っていた。

…だけど、お客様用って、どうなんだろう。

ディナーを提供するお客様なんてめったになく、
出番が少ないにも関わらず、
リビングのでっかい飾り棚の中に、
いつもデ~~~ンと鎮座しているノリタケ。


散々使った古い食器を運びながら、ふっと思った。


アレを使えばいいのに…。


何のために、持っているのか?

食器って何のため?

お客様って、誰?

なんで毎日、この家で食事をしている者が、
使っちゃいけないの?


そうだ、使っちゃいけない理由なんてない。

せっかく持っているんだから、むしろ積極的に使った方がいい。

もし地震が来て全部割れちゃったら、
私は素敵な食器を何十年もただ保管していただけ…ってことになる。


お客様には家族よりもいいモノをって、
とどのつまりは、ただの見栄。

いらない観念の最たるものかも。


今日から我が家は、ノリタケの食器でご飯を食べる。

多少貧弱な料理でも、きっと豪華な皿がカバーしてくれるだろう




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超お気に入り

2012-04-09 14:21:15 | 実践

キッチンのない生活は、思いの外、不便だった。

リフォームの工期は1週間。

そのくらい、お弁当を買ったり、外食するから大丈夫!…と思っていた。

それどころか、1週間も食事の準備から解放されるなんて、
超ラッキーと、ほくそ笑んでいた。


…だけど、憧れの外食生活も3日で飽きた。

たまに行くから嬉しいのであって、
毎食毎食だと、なんだか億劫で面倒くさい。

お金もかかるしね。

お湯ひとつ沸かすにも手間がかかるし、
コーヒーを淹れるのも、洗面所にコーヒーメーカーを持ち込み、
朝もいちいちトースターを電源の近くまで移動させ…、
食器は洗面所で洗って…。

キッチンの便利さが、今更ながら身に染みる。

なんでもそうだけれど、
無くしてみて初めて、その有難味が分かる。

あまり真剣に考えたことはなかったけれど、
家で食事をするって、本当はとても恵まれたことなのかもしれない。

キッチンが新しくなったら、
そこらへん、ちょこっと意識してみよう。



さて大工さんや水道屋さんが作業をしている間、
私は外に運び出したキッチン用品諸々の見直しをしている。

新しいキッチンに、わざわざ不要なモノを持ち込みたくない。

今の私の基準で厳選して、
必要最小限、かつ好きなモノだけに絞りたい。

収納スペースを削減してなお、
戸棚や引出しにたっぷり空間が…というのが理想形。



これは主に朝食の時使っていたカップの数々。

朝食用…ってなに?数々…って?

毎日使うからという理由で、私の意識を易々とすり抜けていた。

しかも数が多い。

子供が旅行のお土産で買ってきてくれたとか、
金縁じゃないから電子レンジOKとか、
それなりの理由もないわけじゃないけれど、
これは明らかにNGな感じ。

この先も人生をともにしたいカップだけに絞ってみよう。




例えばこれ。

かれこれ30年くらい使っている。

しかも毎朝。

元々は叔父が結婚祝いに貰ったペアカップだったが、
片方が割れて、シングルになった。

すると祖母が、
「縁起が悪いから、momoちゃん、使いなさい。」…と
私にくれたイワクつきの品だ

だがこのカップ、
薄手で口当たりがよく、たっぷり入って、
手にしっくり馴染み、私の超お気に入りとなった。

もし割れたら、今度は自分で同じ物を買いたいくらいだ。


これくらい惚れ込んだ品々で身の回りを固めたら、
どんなに毎日がごきげんだろうか。

そこまでのお気に入りにはなかなか巡り会えないが、
少しでも近づけたら…と思う。



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