今・ここ・自分~断捨離日記

断捨離とは不要・不適・不快を、要・適・快に入れ替えるプロセス
正規トレーナーのmomoが、断捨離でごきげんを実現します

オススメの理由

2011-09-29 11:21:37 | セミナー
8月のシェア会に参加されたEmikoさんの感想。


皆さんのシェアは、笑いあり涙ありの心動かされるものばかりでした。

そして、それを見つめるやました先生の嬉しそうで優しい眼差しに、
また心が温かくなるのを感じました。
 
断捨離は単なるお片付けのツールではなくて、
それぞれの人がそれぞれのペースで自分自身と向き合うメソッド。

勇気を持ってそれに取り組む人たちの間に生まれる連帯感や互いへのエールが、
単にセミナーで知り合った人という枠を飛び越えた親近感につながるような気がします。
 
実際には一期一会に近いのかもしれませんが、
この瞬間にシェアした思いは、まっすぐに自分と向き合った記録として、
魂の深いところに刻み付けられ、自分を励ます力として残り続けるように思うのです。
 
帰路をご一緒したMさんが、
「単なるお片付け以上のものを求めるのでなければ、
わざわざこれだけの金額を払って講座を受講はしないよね」、
…と仰ったのですが、私も同感です。
 
ご著書を読むだけでも、確かに大きくインスパイアされる部分はあるのですが、
やました先生が伝えたいと思っていらっしゃるこの温かさや、
自分自身と向き合って初めて、本当に他者とも向き合えるということを、
体感させてもらえる本当に貴重な場でもあったように思います。
 
 断捨離講座は、やっぱり私のオススメです♪


Emikoさんのオススメ、
断捨離講座in金沢、お申し込み受付中です。


実はEmikoさんには就活中のお嬢さんがいる。

不況のあおりを受け、就職戦線はとても厳しい。

そんな中、17社目にしてようやく内定を手にしたお嬢さん、
自分の部屋を断捨離しながら、心の中を見つめなおした。

…すると、やっとつかんだ内定先だが、
自分がやりたい仕事ではない…という想いが日増しに大きくなって、
もはや無視できない状態になった。

だが未曾有の就職難、この会社を蹴ったからといって、望む仕事にめぐり合う保証はない。

大学卒業まであと半年、このまま就職すれば、親も自分も安心だけれど…。


「ママ、断捨離ってすごいね。
自分の本当の気持ちがどんどん浮かび上がってきたわ。」

…という印象的なセリフとともに、お嬢さんは内定お断りの決断をする。


覚悟と勇気。

ひでこ先生がよく仰る言葉だが、まさに覚悟と勇気だ。

不安から安定に走るのではなく、
先の保証はないが、心の声に正直に行動する。

見事なまでに潔く、自分の要・適・快を選び取ろうとする姿勢。


そして、自分が心地よくないものに必死にしがみつくのは、
大量のゴミを溜め込んだ部屋に住むのと同じ…と、
娘の決断を尊重し見守る母親のなんとしなやかで強いことか。

Emikoさんの断捨離ストーリーはこちら → 
Cerulean Blue



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期待は儚くも…

2011-09-27 11:26:53 | 断捨離とは?

夜、2階から下りてきたら、子供たちがテレビを観ていた。

そんなに食い入るように何を見ているのか…と画面に目をやると、


な、なんと国会中継?
ええええええっ~~~~~


お笑い番組とゲームにしか興味がないこの子達が、国会中継?


政治に関心を持つなんて、
子供だ子供だと思っていたけれど、いつの間にか成長したんだなぁ…


感激にむせびつつ、この瞬間を共有しようと、並んで座る。



…だけど、なんか、変。


政治家にしては、若くてハンサムすぎる男が熱弁を振るっている。



これって、国会中継………じゃ、ない!


映画SP・革命編で、テロリストが議場を占拠して演説する場面だ!






はい、はい、はい、子供に過剰な期待はするなってことですね。


ひでこ先生も仰ってたなぁ。

期待は最大の執着だ・・・って。


いいよ、いいよ、国会に興味なんてなくても。


高校生にもなって、新聞はテレビ欄しか読まず、
テスト前、受験前に、のん気にSPを観ていても、
脱ぎっ放し、置きっ放し、出しっ放し、点けっ放しが習性と化していても、
たった30分しか着ていないシャツを平気で洗濯に出しても、
ダンシャリアンの私への当てつけの如く、物欲に目がくらんでいても、
そのくせ買ったモノを大切に扱わず、ぽんと放ってあっても、
この母の愛情で、なんとか心を入れ替え、生まれ変わらせてやろうと思ってはいけない。

そういう躾は、幼い時にするべきだった。

ここまで大きくなった子供に、親があれこれ言うと反発を招くだけ。

高校生は不完全ではあるが、もうほとんど大人。

人を動かすことは、山を動かすことより難しい。

自分で変わりたい!…と思わない限り、きっと無理なのだ。


いちいち散らかさないでほしい…という私の希望は、やんわり伝えている。

しつこくならないようサジ加減を考えながら。


強制はできない。

無理強いはできない。

命令はできない。


我が子といえど、独立した人格だ。

相手を尊重しつつ、気持ちは伝える。

どう反応するかは、相手の自由だ。


私がダンシャリアンになる前に比べたら、格段に片づいている我が家。

掃く・拭く・磨くの掃除部分も、頻度はずっと高い。
(ルンバちゃんの功績も無視できないが)

その状態をどう感じているのだろうか。

雑然としていない、すっきり感がある、
なんかイライラしない、気持ちが落ち着く、
こっちの方が好き…と感じてくれる日がいつか来るとといいのだけれど。


あ…、食卓横の引き出しが、また開いたままになってる。

これは…子供たちではなく、もう50を超えた夫の仕業。

期待するまでもない。

こっちの躾は…、絶対無理!





住まいの断捨離を進めると、心の中も片づいて、
やがては他者への期待も手放せるようになるそうです。

(…私はまだなので、断言はできませんが

断捨離講座で、一緒に期待を手放す方法を学びませんか?

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秋晴れだから

2011-09-24 09:50:35 | 実践

三連休だけれど、息子は受験生、娘は期末テスト前ということで、
秋の行楽の予定は何もない。

まあ、2人とも高校生なので、
時間があったら、親じゃなくて、友達と遊びに行くかな…。

24時間×3日、せいぜいしっかり勉強してくれ。



…というわけで、私もずっと家にいる。

そして、けっこうマメに動いている。

天気がいいので、夏物をガンガン洗濯して、秋物と入れ替えたい。

猛暑とそれに続く雨でできなかった外回りの手入れもしたい。

それから、とにかく断捨離したい。

このなんか分からんけど、詰まっているような感覚を早く取り除きたい。


ここ!…と場所を限定するやり方も有効だが、今回は家全体がターゲット。

目に付いた要らないモノを片っ端から断捨離する。


以前は処分を免れたモノたちでも、
少し時間がたって、選定基準があがった目で見ると、
ゴミに見えてくるから不思議だ。

絶対に捨てられない!…と思ったモノが、いとも簡単にゴミ袋に吸い込まれていったりする。


遅々たる歩みでも、確実に進化しているんだなぁ、私も…。



だけど、それにもまして、未だにどうでもいいモノが多すぎる!

ただ漫然と置き忘れられたモノたち。

目が慣れてしまって、そこにあるのにあると認識されていないモノたち。

存在を無視されているモノたち。


イジメでも、一番堪える仕打ちは無視だという。

もし私が、存在自体を無視されて、
そこにいるのに、いないものとして扱われたら、どんなに哀しいだろう。

視線が合っても無反応、
声をかけられることもなくふっと通り過ぎられたら、どんなに寂しいだろう。


モノだって同じだ。

以前は仲良しだったけれど、今は関係が切れたモノたちなら、
ただ置きっ放しにするのではなく、きちんとさよならするべきだ。




クローゼット内の引き出しから続々と現れた正体不明の部品。

きっと何かに使うモノだろうが、一体何の部品なのかすら、定かではない。

今まで使わなかったのだ、これからも使うことはないと思う。



そんな部品たちが、かごいっぱい。



狂犬病予防注射の接種済みプレート8年分。

注射の効力が1年しかないのなら、プレートだって今年の分だけでOKなはず。


それにしても、これって無駄だなぁ。

狂犬病の注射は、もちろん毎年受けさせるが、
今時、犬の首輪にプレートを付けている人は、ほとんどいない。

わざわざ金属で作って、番号を打ち込んで、配る必要…、あるのだろうか。


類似品では、予防注射の接種済み証も6枚あった。

犬特有の病気を予防する8種混合ワクチンを毎年受けさせているが、
これに証明書が発行される。

人間のように、学校などで健康調査票の提出が義務付けられているわけではないので、
○月○日に接種したという証明は必要ない。

母子手帳じゃないんだから…




親戚の沖縄土産。

ずっと枕元にあったけれど、別に毎日眺めたかったわけではない。

ただ、たまたまそこに置いて、ずっとそのままだっただけ。

見えているのに、見えていなかっただけ。

枕元はシーサーに見守ってもらうより、すっきりさせておきたい。
(沖縄の方、どうもすみません


家電製品の保証書多数。

5年保障をつけたものも、とっくに期限が切れている。

…のみならず、家電そのものがすでに処分済みだったりする。


漫然…って、怖い。



こんな風に、家中から要らないモノを集めていたら、なんだか楽しくなってきた。

ゴミ袋も、いつの間にやら、3袋がいっぱいだ。

楽しい…って、最大のエネルギー源かもしれない。


さて今日は、どこを攻めようかな



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寂しさを見つめて

2011-09-20 10:12:52 | 日記

一昨日までは真夏だったのに、いきなり秋になった。

突然すぎて、風情もなにもあったもんじゃない。


今年の天気は本当に変だ。

折りしも、沖縄近くでぐるっと一回転した台風が北上中。(←台風が南下するなんて!)

これ以上、紀伊半島に雨が降りませんように…。



最近、モヤモヤしている。

これといって生活に大きな変化はない。

小さなトラブルはいくつも抱えているが、そんなのはいつものこと。

なんで、こんなに気が晴れないのか。



空模様と同じく、なんの脈絡もなく、

今朝、新聞を読んでいる時、本当に突然、…気がついた。



私は寂しいんだ。



どうして寂しいのかは、よく分からないが、
なんとなく置き去りにされたような…、
霧の中で一人ぼっち、何も見えないような…、そんな感じ。



曲がりなりにも心理学を学んでいるので、
こういう意味不明の感情に捉われても、さほど慌てない。


無視も否定もしない。


ああ、寂しいんだな…と受け入れる。


…そして、寂しいという感情を、ちゃんと味わう。


つまり他のことに意識を向けて、寂しさを紛らわすようなことはしなくていい。



これまで私の中のセンサーは錆び付いていて、
喜怒哀楽をきちんと感じていなかった。

多分…10代の頃からずっと…。

傷つかないように、痛みを感じないように、
自分を守るため、内在智をわざわざ鈍化させ、リアルな感情を封印していた。


だから人生、楽しくない。

なんでもオブラートに包んだようにしているから、
レースのカーテン越しに眺めているようなものだから、
生きている実感が乏しい。

人の意向ばかりを気にして、自分の声には耳を傾けてこなかった。


私の気持ち。

何が好きで、何が欲しくて、何をしたくて、誰に会いたくて、
何を食べたくて、どこに行きたくて、どんな物に触れたくて、
どんな未来を望んでいるのか…。


私にとって、何が要で、何が快で、何が適なのか。

そう、他の誰でもない、世界にたった一人のこの私にとって。



今日は誰にも会わずにいよう。


そしてお掃除ではなく、断捨離をしよう。

モノと向き合うことで、自分の気持ちとも向き合うことができるから。


本当は見たくないけれど、気づいちゃったんだから仕方ない。

寂しい気持ちというもの、逃げずにしっかり味わってみよう。



でも、こんな瞳に見つめられてたら、あんまり寂しくないなぁ…。




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初心に返る

2011-09-16 11:12:19 | 断捨離とは?

住まいをきれいにするには3つのステップがある。


まず片づけ。

床やテーブルの上に散乱する、諸々のモノを片づける。

片づける…、つまり片をつけるわけだが、
断捨離はここに当てはまる。

家中に溢れかえる膨大なモノ、ひとつひとつと向きあっって、
要るモノと要らないモノをより分ける。

ダンシャリアンの場合は、年季が入ってくると、この分別作業の基準がどんどん厳しくなる。


片づけの次は整頓。

要ると判断したモノ達を、あるべき場所に、あるべき形態で収める。

モノの定位置を決めるとか、収納を工夫するのはこの段階。


そして最後が、拭く・掃く・磨くのいわゆるお掃除。

普通の人は掃除と言うと、この3ステップ全部を一緒くたにしているが、
分けて考えないと混乱をきたすし、無駄にエネルギーを消費する。


「今日はお天気がいいから、掃除日和

…とやる気満々で取り掛かっても、
上記の3ステップを順番にこなしていかないと、住まいはきれいにならない。


掃除機をかけるには、まず床のモノを全部片づける。

洗濯物は洗濯機へ、子供のモノは子供部屋へ、
昨日の新聞はストッカーへ、捨てるモノは捨て、収納するモノは収納する。

ルンバのスイッチを入れるのは、一番最後だ。



最近、ステップ№3にかける時間が多くなっているように思う。

これは当然の結果。

断捨離が進みモノが少なくなれば、ステップ№1は飛躍的に楽に短時間で終わるから、
余剰の時間とエネルギーを、№2や№3に回せるようになる。


…だけど、ちょっと詰まっているような気がする。

停滞しているような…、淀んでいるような…、エネルギー漏れしているような…。

なんかイマイチごきげんじゃない感じ。


そりゃそうだ。

断捨離歴2年とはいえ、私の住まいには、まだまだまだまだまだまだ不要物が埋まっている。

目に見える場所や目立つ場所は、格段にすっきりしたけれど、
不要・不適・不快は随所に残っている。

捨てまくる日々が半年続き、
その後は一段落して、状態維持に力を入れてきたけれど、
だんだん第一弾で処分を免れたモノたちが、気になって仕方なくなってきた。

そろそろ第2ステージが始まってもいいかも。



私が断捨離を始めた頃、どこから手をつけていいかも分からず戸惑っていたら、
「どこからどう見てもゴミなモノを間引く所から始めなさい。」と、ひでこ先生にアドバイスされた。


どこからどう見てもゴミなモノ。


…いっぱいあったなぁ。(遠い目)

どうして後生大事にこんなモノを取ってあったんだろう…と自分でも笑っちゃうような品々。

それを片っ端からゴミ袋に詰めた。

毎週2回の燃えるゴミの日は、通常ゴミ+1~2袋、
月1回の埋立地行きゴミの日は、通常の3~5倍、
オークションも利用したし、リサイクルストアやブックオフにも行ったし、
フリマにも出店した。

あの時、選に漏れて残ったモノたちが、今はなぜか気に障る。

…それは、私の快・不快を感じるセンサーが、バージョンアップしたからに他ならない。

分別・分類を経て、厳選の段階に入るのかな。


…よし、では初心に返ってまたやるか、回収日ごとに、もう1袋方式。



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