goo blog サービス終了のお知らせ 

今・ここ・自分~断捨離日記

断捨離とは不要・不適・不快を、要・適・快に入れ替えるプロセス
正規トレーナーのmomoが、断捨離でごきげんを実現します

余白を楽しむ家

2011-12-18 14:40:23 | セミナー

燃やさないゴミをたくさん出した。

…その約30分後、追加があったので、もう1度ゴミステーションへ。

そうしたら、ついさっき出したばかりのスキーバッグと
バーベキューグリルと電気ストーブが消えていた。

回収はまだだから、誰かが持っていった…ってこと?


まあ、捨てたものだから、別にいいんだけど、
電気ストーブは、コードが手で触れられないくらい熱くなり、
身の危険を感じたから手放したモノ。

行った先で出火しなければいいけれど…。



スキーバッグは25年以上前に購入して、
よく使ったけれど、ほとんど汚れていない。

だけど型が古いので、
まさか欲しい人がいるとは思いもしなかった。



バーベキューグリルは18年くらい前に、
わざわざアメリカから持って帰ってきた代物。

バーベキュー大好きのアメリカで一般的に使われるタイプで、
たいていどこのお宅でも、庭先にこのグリルが置いてあった。

当時、日本ではまだ入手困難だったため、
わざわざ高い輸送費をかけて、送ったのだ。


(参考写真)

子供たちが小さい頃は、ひと夏に数回バーベキューをした。

近所の友達を集めて、楽しい時間を過ごした。

だけどもう出番はない。

網も頑固にサビている。

…それで、断捨離したのだけれど、
一体、どこのお宅に嫁いでいったのかしら…。


私が要らないモノでも、欲しいと思う人がいる。

両者をうまく繋ぐシステムがあればいいのに…。




さて少し時間が経ってしまったが、
断捨離講座in金沢の終了後、ある参加者の方からメールをいただいた。

嬉しいメールだったので、ご本人に掲載の許可を得た。

1日目の講座に参加したあとは、
少しモチベーションが上がっていましたが、
まだ自分の中で、すっきりしきれていないものも確かにあって、
素直に断捨離に取りかかることができませんでした。

2日目の講座はすごく大変でもあり、楽しくもありました。

今まで私が秘めていた疑問、苦悩がどんどんすっきりしていくのか体感できました。

momoさんの「自分を責めないでくださいね」という言葉も
「あ~!!こういう事だったのか!!」って
本当にストンと体に入っていきました。

本当に私は自分が思っていた以上に自分を責めておとしめていたのです。

何もかもが怖くて、不安で、ビクビクして・・・

講座の最中も訳もなく怖くてビクビクしてました。(笑)

やました先生が
「断れない自分の言い分を聞いてあげてください」とおっしゃいました。

自分なりの理由がわかるとすっきりすると・・・。

その一言が引っ掛かり、最後に先生に質問させていただきました。

「理由がわかるのにすっきりしません・・・」

すると先生は自己肯定感が低いことを指摘してくださいました。

その力強いお話にとっても深い愛情を感じました。

思わず涙が出てきました。


一気にできなくても、
少しずつでも断捨離をすることを宣言して帰りました。

帰りは遅くなってしまいましたが、
どうしてもそのまま寝ることができず、
かといって大々的に始めることもできなかったので
クローゼットの中にため込んだ靴下を断捨離することに決めました。

小さいクローゼットの中のたった少しの場所。

でも自分で決めてさよならできた時、
100匹どころか、何千、何万匹といる蟻の1匹が減ったかも♪と
喜びでいっぱいになりました。

翌日1日かけて、自分の洋服を断捨離し、
大きいゴミ袋6つになりました。

食器棚には、すっかり知らないおじさんとなった大量の空き瓶たち。

納戸には、おせっかいなおばさんとなった大量の紙袋たち。

家じゅうどこを見ても、
知らないおじさんやおせっかいなおばさんが多すぎて
まだまだ「ダダクサ」の避難所暮らしのようです。

でも、今の私にはこの過程が幸せに思えるのです。

後生大事に段ボールにしまっていた物たちも、
以前ほど大事に見えず、
思いのほか簡単にさよならできそうです。

きっとこれからが難しい選択になってくるのかもしれません。

でも、もう私には夢があるのです。

「流れ込みの法則」です。

「信じて期待せず、淡々と捨てる!」

はじめはがっつり期待してましたけど・・・
今は綺麗になったらそれで素敵♪と思ってます。

アファメントも必要なくなり、
ありがとうを2万5千回唱える必要性もなくなりました。

できない自分を責めることもこれからなくなるでしょう!

今まで掃除がつらかったのは、
片づける場所が全くないのに、
片づけなければいけなかったから・・・

空間は片づけのために存在し、
何もない空間は無駄!と思って疑いませんでした。

講演後は、「部分即全体、全体即部分」
余白を楽しむ、そんな家になる妄想を楽しんでます。



なんて素敵!

この方は、たった1回の受講で、
断捨離の大事なエッセンスをしっかりキャッチされたようだ。

講座を受けたからといって、いきなりスゴイ断捨離をする必要はない。

全ての道は一歩から。

それこそアリ1匹、靴下1枚から始まる。

コツコツ自分と向き合っていけば、
気がついた時には、自分の立ち位置が前よりも高くなっているはず。

そうやって一歩一歩、
自分のセンサーを磨きながら、螺旋階段を上がっていく。

終わりはない。

それこそ人生最後の日まで、断捨離のトレーニングは続く。


余白を楽しむ家…、きっと実現すると思う。

そこでごきげんに笑っている彼女の姿が見えるようだ。



ブログランキングに参加しています。
↓クリックで応援していただけたら、嬉しいです。


◆やましたひでこ・オフィシャル・ブログ
断捨離」〜断捨離で日々是ごきげんに生きる知恵
http://ameblo.jp/danshariblog/

 


戦いすんで日が暮れて

2011-11-22 08:44:00 | セミナー

別に戦ったわけではないけれど…、

2日間にわたる断捨離講座in金沢が終了した。


…が、今回はまだお楽しみがある。

金沢の奥座敷、湯涌温泉での打ち上げだ。

参加者は、ひでこ先生と私を含め全部で12名。

宿に到着した順に部屋割りをしていったら、
富山在住組とリピーター組にきれいに分かれた。

今後もお付き合いが続くことを考えると、
理想的な組み合わせ。

偶然なんだけど、必然なんだろう。


さてここからは…、もう無礼講でいいかな



7時にスタートした宴会は、延々10時半頃まで続く。

だって…、話が途切れないんだもん。

講座の感想あり、新たな自己開示あり、
質疑応答あり、カウンセリングあり、
お酒も入って、とどまる所を知らずに盛り上がる。



まだまだまだまだ話し足りない感はあったものの、
せっかくの温泉、お風呂も入らなきゃ…といったんお開きになるも、
あとは部屋ごとに、夜の更けるのも忘れてガールズトーク。

こういうのって、…なんかいいね。

まるで修学旅行みたいで。



多分、みんな寝不足だったと思うけれど、
翌朝は元気に起きて、モリモリ朝ごはんをたいらげ、
温泉でお肌もツルツル、心もたっぷりチャージ、
とびっきりの笑顔で、ごきげんよう


またいつか、どこかで、こんな楽しい時間をシェアしましょう。



ブログランキングに参加しています。
↓クリックで応援していただけたら、とても嬉しいです。

◆やましたひでこ・オフィシャル・ブログ
断捨離」〜断捨離で日々是ごきげんに生きる知恵
http://ameblo.jp/danshariblog/


タオルもパンツも

2011-11-21 08:55:16 | セミナー

意識編にたくさ~~~ん時間を費やして、
はた…っと気づいたら、時刻は4時。

まだ実践編が残っているのに、あと1時間しかない。

きっちり網羅しようとすれば、実践編だけで6時間くらいかかるはず。


でも、ひでこ先生は一番最初に仰った。

「テキストを最後まで終わらせる事が目的ではありません。」…と。


講座の内容は、基本的に同じだが、
構成や時間配分は、その時々で変わる。

参加者さんのニーズを感じ取り、臨機応変に対応しているからだろう。

今回は、意識の改革がより重要な課題だったのだと思う。


まあ、実践の部分は、はっきり言って、
1人1人が自分にあうように創意工夫すればいいだけのこと。

整頓や収納についての情報は、巷に溢れているから、
それを参考にすれば問題ない。

一番大変なのは、捨てる・捨てないの葛藤をいかに克服するかだ。

意識編で、捨てられない心理を分析・考察したことで、
あとのプロセスは格段にスムーズになる。


…という前提のもと、超駆け足で実践編。



タオルのたたみ方を実演中。


タオルもパンツも、たたんで立てて収納する。

この方法は、いろんな収納術でも提唱されている。

…が、何故立てるのか?

上から見た時、何がどれだけあるか一目瞭然だから…。

確かにそれもある。


…だけど断捨離がすごいのは、まさにここ!


タオルをたたんで立てる、
パンツを丸めて立てる、
その行為を通して、
潜在意識に自立のイメージを落とし込んでいるのだ。


タオルやパンツの自立と自分の自立。


断捨離はモノを捨てる行為を通して、
自分の中の無価値感を捨てる。

・・・それと同じこと。


断捨離は常に、着手点を提示している。


「目標を持って、前向きに生きなさい」とか、
「自分を大切にしなさい」とか、
抽象的なことではなく、いつも具体的。

だから分かりやすい。

だから着手しやすい。


自立した生き方、したくないですか?

…ならば、タオルとパンツから自立させましょう。


人の人生は、セルフイメージ通りに展開していく。

ならば潜在意識に自立を落とし込めば、
自ずと自立した生き方に向かう。


ああ、断捨離って凄すぎる!



自分の人生を整えたければ、場を整えればいい。

住まいの詰まりを取り除けば、人生の詰まりも解消する。

流れがよみがえり、
自分の想定以上の何かが向こうから流れ込んでくる。

だけど何が流れ込んでくるかは、もはや天の領域。

だから信じて、期待せず。

自分を信頼して、天を信頼して、
どんなことが起こるか、どんな人に会えるか、
どんなモノが流れ込んでくるか、楽しみに待つ。


ひでこ先生の場合、
人生に流れ込んできたのは、“出会い”だそうだ。

対談やインタビューやコラボ、
さまざまな分野の方々との出会いが流れ込んできた。


『幸福とは、縁ある人々との人間関係を噛みしめて、
それを深く味わうところに生じる感謝の念に他なるまい。』

お好きな森信三さんの言葉が、そのまま現実になっている。



講座はここで終了。

途中、涙もあったが、最後は笑顔、笑顔、笑顔。

受講生さんたちは、まるでスキップでもしそうな勢いで、
ほかほかオーラをまとって、雨の中、帰途についた。

でも講座は単なる入り口で、
断捨離の本番はこれからだ。

それぞれの住まいで、それぞれのチャレンジが始まる。


…ごきげんが訪れますように。



ブログランキングに参加しています。
↓クリックで応援していただけたら、とても嬉しいです。


◆やましたひでこ・オフィシャル・ブログ
断捨離」〜断捨離で日々是ごきげんに生きる知恵
http://ameblo.jp/danshariblog/


怒ってもいいんだって

2011-11-19 08:20:46 | セミナー

怒りについての考察。

人は自分が理解してもらえない時、怒りを感じる。

それも相手のものさしではなく、
自分の思うように理解してもらえないと満足しない。

怒りの背後には、「私をちゃんと分かってよ!」という叫びがある。


ここでひでこ先生が、実際に怒りを感じた時の話をされた。


「え~~~っ、やました先生でも怒ることがあるんですか?」と声があがる。


そりゃ人間なんだからね

表舞台で活躍している人なら、なおさらいろいろあるだろう。

だけど、…怒ってる姿なんて想像できない。

あの笑顔を見ていると、怒りの感情なんて元々ないのでは…と思ってしまうから。

だけどそうじゃない。

私達とまったく同じように、不当なことには腹が立つ。


問題は、その感情をどう扱うかだ。

まずは自分が怒っていることを認める。

あ~~、私は今怒っているんだな…と。

怒りを感じることは悪いこと…みたいな風潮があるが、
怒りは否定しなくてもいい。

そして、私は理解されないから怒っている、
本当はちゃんと分かってほしいんだ…と怒りの理由を認める。

そうすると不快な感情を、相手のせいにしなくてもよくなるとのこと。

つまり被害者意識に陥ることなく、感情を処理できるのだ。


う~~~ん、そうくるか。

幼少の頃から、お友達とは仲良くしましょう…と教えられてきた。

小学校に入学したら、友達は100人作らなくてはいけない。

いつもニコニコして、誰とでも仲良くするには、怒りは邪魔になる。

だから極力押し殺すようにしてきたけれど、
でもあるのに、ないって思うのは、とっても不自然。

怒りを感じたら、私は怒ってる…って認めてあげればいいのか。


気持ちがふっと楽になる。

講義を聴きながら思った。

ひでこ先生は片づけ術を伝授しているのではない。

断捨離を通して、受講生さんのセルフイメージを育てているんだ





この怒りの処理方法を実際に試してみた。


日曜日、家族はお休みだが、私は忙しい。

朝から部活用の弁当と朝ごはんを作り、洗濯機を回し、
落ち葉の掃除をして、ずっとバタバタ動き回っている。

かたや夫は、プールに行って2時間過ごし、
帰ってきたらソファにふんぞり返って、のんびり本などお読みあそばす。

私はこれから買い物に行って、昼ごはんの準備、
そのあとは、義父母に届ける夕食を作らなければならない。


き~~~~っ

なんで私ばっかり!


イライラが沸々と煮えたぎってきたので、
講座で学んだことをやってみた。


…私は怒っているんだなぁ。

なんで?

私がこんなに忙しくしているのに、
夫は昼ごはんができるのをただ待ってるだけだから。

誰の食べる昼食だと思ってんねん?

誰の親に届ける夕食を作ると思ってんねん?


…私は怒っているんだなぁ…。

なんで?

受験生のくせに、息子がまだ寝てるから。

勉強さえしていれば、全てが許されると思ってんの?

少しは家族の一員として、協力してよ。

もう11月なんだから、時間を大事にしてよ。


こんな風に、台所で小さくつぶやいただけ。


…だけど、不思議と気持ちが落ち着いた。

怒ってることとその理由を認めるだけで、
相手に対する殺意イライラが、けっこう収まった。

意外といけるかも。お試しあれ。




さてセルフイメージに関連する口癖だが、
「どうせ私なんか…」や「所詮私なんか…」を多用していないだろうか?

語彙の8割はネガティブな言葉だそうだ。

言葉には大きな力があるから、
マイナスの言葉を選んで使っていると、
セルフイメージはどんどん損なわれていく。


同様に、「~~したいと思います」という言い回しはクセモノだ。

謙虚な感じがするが、実はごまかしの言葉。

願望なのか、決意なのか、はっきりさせよう。


「年内に家を片づけようと思います」と「年内に家を片づけます」。

内容的にはほぼ同じだが、そこにこめられた決意は全然違う。


ダンシャリアンは「~~したいと思います」ではなく、

「~~します!」と言おう。


その方が潔くて、断然カッコいい。





ブログランキングに参加しています。
↓クリックで応援していただけたら、嬉しいです。


◆やましたひでこ・オフィシャル・ブログ
断捨離」〜断捨離で日々是ごきげんに生きる知恵
http://ameblo.jp/danshariblog/