またまた、天使のリンの物語です。
もう一度、言っておきますね。
マンガの中の姫は、ゆかりんとはいっさい関係ありません。
たしかに、最初はゆかりんをモデルにキャラクターデザインしましたけど、もうまったく別キャラですね。
性格とかぜんぜん違いますしね!
さて、こんかいはそんなマンガのなかの姫の物語です。
かなりオカルトネタですけど、マンガだから許してね!!
ある日、リンが天界をお散歩していると、一人の女の子が、悲しい表情で座り込んでいるのを見つけました。
いまにも泣いてしまいそうな、悲しい表情でした。
リン『こんなところで何をしているのですか?』
少女『悩んでいるのです』
リン『なにをですか?』
少女『本当は私、もう一度生まれ変わらなければいけないのです。、、、でも、、、、。怖くて、、、。』
リン『輪廻転生ですね。ここにいるという事は、すべての計画はもう準備できているのではないのですか?』
少女『そうです。ほんとうはすでに旅立たなければいけません』
リン『・・・・』
少女『怖いのです。もう一度生まれ変わるのが、、、、。また、たくさん辛いめにあわなければいけません。もう、あんな思いをしてまで人生を過ごしたくないのです。』
少女『私は前回の人生で、ある小国の王女でした。でも政策に失敗してしまい、結果として多くの国民を苦しめる事となってしまいました。
ですから、今度の用意された人生は、その時に苦しめてしまった人々を今度は私が罪滅ぼしとして、すべてのひとを助けなければなりません。
すべての人々を勇気をださせて、はげまし、人々のこころを癒さなければいけません。
そういう計画となっています、、、、。でも、私にはそんなこと出来ません!!』
リン『それで、、、、。』
少女『怖い、、、すごくすごく怖い、、、、。だから、私はまだ旅立てないでいるのです!!こんな輪廻転生なんか繰り返していったい!なんの意味があるっていうの!!もう!!やだ!やだ!やだ!』
少女はついに泣き出してしまいました。
リン『そうね、なんでだろうね、、、。でもね、人生なんて深い意味なんてないとおもうわ。人生をどう思うのかなんて、結局自分が勝手に解釈して、勝手に意味を作り出す。意味をきめるのは自分自身でしかない。』
少女『なら!こんなこと繰り返したって何の意味なんてないじゃない!!』
リン『人生は終わる事の無い輪廻転生を延々と繰り返すだけ、、、。なら、なんで人生なんかあるのか?それはね、魂には他に何もすることがないからよ。価値がないなら価値を作れば良い。ただそれだけのことなの』
少女『・・・・』
リン『さ、そろそろ涙を拭い取って、笑顔を見せてください!!大丈夫、あなたのたてた計画は完璧でしょう?それに、ちゃんと天使がいつも守ってくれるわ!!困った時は天使におねがいして助けてもらえばいいわ!!ねっ!!がんばりましょう!!』
少女『、、、、、。はい、、、。そうですね。でも、もう少し時間がほしいです。気持ちを落ち着かせたいの、こころの準備がほしいです!!』
リン『大丈夫、時間ならいくらだってあるわ!!』
リン『では、私はそろそろ行かなくてはいけません。がんばってください!!誰でも悩むものです。辛い試練です。あなただけではありません。そして決してあなたは一人ではありません、必ず誰かが見守っています!そう、たくさんの天使がきっとあなたを守っているから』
少女『ありがとうございます!勇気をだして、もう一度やってみようと思います!』
リン『さようなら』
リンは立ち上がって、その場を立ち去ろうとしました。と、その時です!!
つるんっ!!
リン『はひっ!!あっ!!!!!!ーーーーーー!!!!!』
おもいっきりこけたリンはそのまま少女のほうに転げて、
その少女を思い切り蹴飛ばしました!!蹴飛ばされた少女は、勢い良く人間界に落ちていきました!!
少女『イーーーヤーーーーアアアアアア!!!!』
リン『あわわわわわーーーー!!!どうしよう!!』
リン『た、たしかこの世には偶然なんてないのよね!!これも必然よね!!(汗)
あはあは、あはははははは!!!』
とうぜん、リンは責任をとらされて、罰として落とした少女の人生の一生を守護する天使として、リンも人間界に行く事になりましたとな!!
そのときの少女の生まれ変わりが、いまの姫(仮)なのです。
リン『少女よ、強くなられて、、、リンはうれしいですよ!!』
姫(仮)『なんか、よくわからないけど、あんた見てると無償に腹が立つんだけど!!あんたになにか因縁でもあるのかしら?』
リン『き、気のせいでゲソよ!!』
おしまい!!
さて、今回はおもいっきり電波な内容ですけど、まあ描いてる本人は深く考えて描いてませんので、あまり深刻に内容を考えないようによろしくお願いします!!
姫(仮)とリンの出会いのエピソードでした!!