シドニー(CNN) 米国、オーストラリア外交当局は25日までに、フィリピン南部でテロ攻撃の計画が最終段階にあるとの情報を入手したとして、両国国民に南部のミンダナオ島、スルー諸島などに不要不急の訪問をしないよう警告した。海岸のリゾート地なども避けるよう勧告している。
このテロ計画の詳細は不明だが、米国務省は24日、比南部を拠点にするイスラム強硬派組織アブサヤフやイスラム過激派組織ジェマア・イスラミヤなどが、フィリピンで同時多発テロを謀議していると指摘した。
フィリピンでは先月、首都マニラや他2都市で複数の爆弾攻撃があり、108人以上の死傷者が出ている。アブサヤフは3月初旬、マニラの脱獄未遂騒ぎで複数の幹部が死んでおり、報復テロを計画しているとの懸念が強まっている。
このテロ計画の詳細は不明だが、米国務省は24日、比南部を拠点にするイスラム強硬派組織アブサヤフやイスラム過激派組織ジェマア・イスラミヤなどが、フィリピンで同時多発テロを謀議していると指摘した。
フィリピンでは先月、首都マニラや他2都市で複数の爆弾攻撃があり、108人以上の死傷者が出ている。アブサヤフは3月初旬、マニラの脱獄未遂騒ぎで複数の幹部が死んでおり、報復テロを計画しているとの懸念が強まっている。