原子炉に砂を入れる
3.11の福島原発の事故時のアメリカ側の3000ページに及ぶ議事録が公表された
報道によれば、当初、日本側は原子炉に砂を投入して冷却する事が検討されたという。
私を始め、一般国民は、なんてバカなと思ったにに違いない。
しかし、いま、よーく考えてみると
日本の担当者もそんなに無知ではない。
それなりに、原子力科学に精通しているはずである。
報道記者の科学的知識も、原子力についてそれなりの知識があるとは思うのだが
この件は、誤訳ではないかと思う。
砂と言っても硼砂は、原子力の制御棒にも使われていて原子炉を停止させる効果がある。
そのため、日本の科学者は、硼砂を原子炉内に投入する事により
中性子を吸収し、原子炉をメルトダウンから救う事を提案していたのではないかと気が付いた。
私は素人なので、私の推理があっているかどうかわからないが
投入する砂が硼砂であれば納得できるのである。
いま、福島原発では、水冷却で、毎日大量の低濃度放射性破棄物が生産されている。
いつまで水冷却を続けられるのかどうか
そろそろ別な方法を考える必要がある。
硼砂に限らず、原子炉を大人しくする方法が求められているのではなだろうか。
原子炉内に原子炉の活動を低下させる物質を注入する事も考えなくてはならないのではないだろうか。
水に混ぜて、中性子を吸収し原子炉の活動を低下させる物質はあるのではないだろうか。
チェリノブエリはコンクリートで覆ってなんとか一時しのぎしたが
だんだん、コンクリートにひびが入って放射能を放出するのではないかと言われている。
根本的には、炭火を灰で覆って消すように、硼砂などの中性子減速材をかぶせて原子力の力を抑えてしまう事が求められているのではないだろうか。
まあ、素人のたわごとです。
ご笑読いただきありがとうございます。
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