京都市伏見区深草稲荷仲之町55 「いなり ふたば」 【1229】
さて「稲福」を後にし家路にとつくため、愛車トリシティを駐車した場所へと向かいます。
参道から一つ目の道路を右に折れ(北上)、その約50㍍先左手に在る厨子二階の京町家が、お目当ての和菓子屋さんです。
年季の入ったショウウインドウ下のタイル張りに、懐かしさを感じるのはおやじだけでしょうか。
応対してくださったお母さんに「此処は何年位の歴史があるんですか?」と尋ねると、「ほんの80年です」とさらりと応えられました。
続いて「京都では100年経たないと老舗の仲間には、、」とも。
流石に歴史の重みが他とは違いますね。
お店の奥には賞状の盾が並んでおり、相当の実力店であるとはこの時点では理解していましたが、、、
さてその中でおやじが今回チョイスしたのは、以下の代表的な和菓子3種です。
「おはぎ 160円」
甘さを抑えたはんなりとした味わいが、一見粗野に見える一品を、至高のレベルまで押し上げています。 美味い!
「くず桜 160円」
如何にもプルプルの餡入り葛餅を、サクラの葉の塩漬けで包んだ逸品で、一口頬張ると清涼感と共に淡い旨味が口一杯に広がりOK! 更に塩漬けの葉っぱも良い塩梅で、パクッ!と食べてしまった。
殿の名物「豆大福 160円」
豆の素朴な旨みと餅の優しい舌触り、餡のはんなり感が三位一体となり、至高のワンダーランドを創り上げており言うこと無し!
こんな小さな和菓子屋さんでさえ、歴史の重みを感じ、矢張り1,000年の都が生み出す味わいには脱帽です。
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