京都市下京区二人司町2 「トマトさん」 【1815】
JR山陰本線「丹波口駅」を下車し千本通を花屋町通まで下り左に折れ、今なお艶やかさの残る「島原界隈」を散策しつつ壬生川通まで進む。 その辻の向こう2軒先右手に見える、白い暖簾に真っ赤なトマトのイラストが映える、街中の洋食店です。
なんともラブリーでポップなイラストが店頭を飾り、また外観のイメージも手伝って、中はオシャレ系かとドキマギしながら暖簾を潜りました。
あにはからんや店内は昔懐かしい昭和のそれであり、一気に40年ほど時代が遡ったような錯覚を覚えましたよ。
メニュー表。
らんらん、うんるんとユニークなネーミングに目を奪われがちですが、その実洋食の王道メニューがしっかりとラインナップされています。
「るんるんランチ 1,200円」
サラダとともに運ばれてきた手作りのガーリックソルトと人参ドレッシング。 ありきたりではなく、細部にまでこだわるその姿勢に好感が持てますね。
ツープラトンのハンバーグとエビフライに具沢山の味噌汁、さらには大盛OKのご飯と、これぞ「街の洋食屋さん」そのものの出で立ちに、幼いころの想い出がよみがえってくるのは、おやじだけでしょうか。
もちろんハンバーグもエビフライも、オーダーを入れてからの調理であり、一口頬張るとハンバーグは肉汁が迸り、エビフライはホクホクのプリプリで、ハッピーな気分になること請け合いです。
夫婦二人三脚で、30年にもわたり作り続けた洋食は温かみに溢れ、訪れる人をおおらかな愛情で優しく包み込んでくれます。
気持ちがチョットすさんだらまた来ますね。 ご馳走様。
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