京都市上京区新町通丸太町上ル一筋目東入ル春帯町345-2
「手づくり洋食屋 手塚」 【1811】
地下鉄「丸太町駅」を下車し出入口②から御苑を右手に仰ぎつつ丸太町通を椹木町通まで上り左に折れ、三筋目手前まで西進した右手に佇む、白壁に緑の戸枠が映える街の洋食屋さんです。
始め鍾馗さんが並んでいるのかなと目を凝らしてみるとそうではなく、七福神がズラリと鎮座され、その慈しみのある包容力でおやじを暖かく出迎えてくれました。
外観のイメージとは違わぬ訪れる人々をホッと和ませてくれるような、頃合いの空間がそこには広がっていましたよ。
それを放っているのはアイボリーの壁面と柔らかなブラウンのフローリングの対比と、効果的に配置されている絵画と小物類によるものでしょうね。 また静かに店内に流れるシャンソンのBGMも効果的です。
メニュー表①
極力絞ってありますがアイテムは王道そのもので期待が膨らみます。
メニュー表②
裏面のドリンクメニュー。 尚一応の定休日は土、日、祝、水ですが、不定休もありますので、事前確認をしてくださいね。
「ポークカツレツチーズのせ焼き 900円」
見るからに洋食のど真ん中を貫く出で立ちに暫し見入ることしきりで、カツレツに添えてあるお惣菜は、目立たずともしっかりとした仕事が施されており見事! またご飯もこんもりと盛られ、
「お腹一杯食べて欲しい」という想いがヒシヒシと伝わってきますよ。
カツレツを多い尽くすほどのチーズは円やかで柔らかな食感のカツの旨味を邪魔せず、さらに全体を纏めるデミもシンプル且つピュアなタッチで、そのバランス感覚の「際」は「街の洋食屋さん」の領域を完全に超えています。 美味い!
それもそのはずご主人は「国立京都国際会館」のキッチンで20年以上の経験を積んだ方で、手腕は折り紙つきといえ安定感は半端ではありません。 そんな輝かしい経歴を持ちつつも、地域に根ざした美味しい洋食を提供する姿勢にはホント頭が下がります。
ご馳走様! また伺います!
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